クリフォード・カーゾン
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クリフォード・マイケル・カーゾン(Clifford Michael Curzon, 1907年5月18日 - 1982年9月1日)はイギリスの名ピアニスト。
ロンドン出身。本来の苗字はシーゲンバーグ(Siegenberg)。王立音楽アカデミーに学ぶ。1923年にプロムスで公開デビューを果たし、ヘンリー・ウッドの指揮でバッハの3台のピアノのための協奏曲を演奏した。1928年から1930年までベルリンに留学してアルトゥール・シュナーベルに、その後パリに留学してワンダ・ランドフスカとナディア・ブーランジェにも師事。欧米各地で演奏活動に取り組んだ。「ペルシャの市場にて」で有名なケテルビーの甥に当たる。偉大なソプラノ歌手マリア・チェボターリが39歳でウィーンで亡くなると、二人の遺児を引き取り、養子にした。1977年にナイトに列せられた。
世界的に、特にモーツァルトやシューベルトの解釈で有名である。かなりの量の録音を後世に遺しているが、録音嫌いで有名であり、レコードは聴衆の判断基準となるべきではないとの持論であった。青年時代は近現代の音楽の擁護者として知られており、レノックス・バークリーのピアノ・ソナタは、カーゾンに献呈されている。
ブリテンと共演したモーツァルトのピアノ協奏曲は、とりわけ不朽の名演として名高い。
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