ゲオ
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 486-0904 愛知県春日井市宮町1-1-1 |
電話番号 | 0568-33-3200 |
設立 | 1989年1月10日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | ビデオ、CD、DVDなどのレンタル、リサイクル、販売。 |
代表者 | 沢田喜代則(代表取締役社長) |
資本金 | 85億2,300万円(2006年3月現在) |
売上高 | 1,811億9,400万円(2006年3月期、連結) |
従業員数 | 1,734名(単体) |
決算期 | 3月 |
外部リンク | www.geonet.co.jp |
株式会社ゲオ(GEO)は愛知県春日井市に本社を置くレンタルビデオのチェーンストア。 ビデオ、DVD、CDのレンタルに加え、中古テレビゲームや古本も(店舗によっては新品も)扱う。日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合及び日本テレビゲーム商業組合の会員。
目次 |
[編集] 概説
ゲオは徹底した店舗へのコスト削減で業績が急成長中の会社として有名。閉店したレンタルビデオ店を簡単に改装してからオープンする事もある。設立から14年で東京証券取引所一部上場を果たした。2006年6月末現在、直営店718店舗、FC・代理店107店舗、インターネットを使った宅配レンタル事業であるオンラインDVDレンタルのGEOLAND(ゲオランド)を展開。現在はライバルであるTSUTAYA(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)と覇を競っている。
関連企業はゲオ企画などがある。
[編集] 名前について
ゲオの名前の由来は大地の意であるGEO(ジオ)をラテン語読みしたもの(読み間違いがきっかけという説もある)と言われている。
尚、「GEO(ゲオ)」という商標は、鈴木亜久里のスポンサーをしていたことなどで知られる株式会社エスポコミュニケーションズが、傘下のレンタルビデオ店(株式会社ゲオミルダ等)や不動産事業、事務機器製造販売(東和エスポ株式会社、現・東和メックス)などの事業展開におけるブランドとして使用していたものであった。その後、エスポの経営悪化からゲオミルダが独立、商標も後にエスポからゲオに譲渡された。
[編集] 略歴
- 1980年6月 - 沢田喜代則(2代目社長)が個人にてレンタルレコード店を創業。
- 1986年6月 - 遠藤結城(初代社長)が個人にてビデオショップを創業。
- 1988年4月 - 遠藤結城が株式会社エー・ブイ・ステーションを設立。
- 1989年1月 - 沢田喜代則が愛知県半田市岩滑中町に株式会社テープ堂を設立。
- 1989年12月 - エー・ブイ・ステーションが株式会社ゲオミルダに社名変更、株式会社エスポコミュニケーションズの傘下に入る。この時より「GEO」の商標を使い始める。
- 1992年5月 - ゲオミルダがエスポ傘下から独立し、テープ堂と資本提携。テープ堂は商号を株式会社ゲオステーション(現在存在する同名会社とは別会社)に変更。
- 1995年4月 - ゲオステーションがエスポから「GEO」の商標権を譲り受ける旨の契約を結ぶ(実際には1997年7月に譲渡される)。
- 1995年11月 - ゲオステーションが商号を株式会社ゲオに変更。
- 1996年4月 - ゲオがゲオミルダと合併、存続会社は旧テープ堂の株式会社ゲオ。
- 1998年9月 - 株式会社ゲオ企画を設立し、ビリヤード場の運営業に着手。
- 2000年11月 - 大阪証券取引所ナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)に株式上場。
- 2003年6月 - オンラインDVDレンタル事業のGEOLAND(ゲオランド)を開始。
- 2003年6月 - 香川県高松市の同業者であるロッキーのレンタル・メディア部門をM&Aにかけて合併。同域に進出。(同社は2004年に「株式会社ゲオステーション」となる)
- 2004年1月 - 東証、名古屋証券取引所市場第一部上場。
- 2004年6月 - 遠藤が事故死。沢田が社長就任。
- 2005年1月 - 株式会社ゲオ・ビービーを設立し、本格的にブロードバンド事業を開始。
- 2005年7月 - PSPで見る映像コンテンツ、UMD Videoのレンタル開始。
- 2005年9月 - スガイ・エンタテインメントをTOBにより連結子会社化。
- 2005年12月 - 高知県の四万十店開店で全都道府県出店を達成。
- 2006年3月 - 株式会社フォー・ユーと資本・業務提携。