出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最近の結果: |
大会名 |
ポイント |
順位 |
年 |
冬季オリンピック |
183.36 |
2位 |
2006 |
世界選手権 |
208.88 |
3位 |
2006 |
アレクサンドラ・ポーリーン・サーシャ・コーエン(Alexandra Pauline "Sasha" Cohen, 1984年10月26日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市ウェストウッド出身のフィギュアスケート選手。身長157㎝(公称)。ユダヤ系(ウクライナ系)アメリカ人。
[編集] 技術
- 高い柔軟性を活かしたスパイラルシークエンスと優美なレイバックスピンが得意。特にスパイラルは、サポート無しで足を前に高く上げての前向き滑走、真っすぐ伸ばした180度開脚など、他に追随を許さない高度な技巧でレベル4、GOEでも平均2以上をだしている。
- 表現力も世界一といって過言ではない。トリノオリンピックのショートプログラムでは、技術点でイリーナ・スルツカヤ、荒川静香に次ぐ3位であったが、演技構成点でこの2人を抑え、トータルポイントでは1位となった。演技構成点で8点台を出すことがあり、高く評価されている。
[編集] 人物
- 才能と実力は誰もが認めるトップレベルの選手でありながら、大きな試合ではミスをして優勝を逃すことが多いことから、「シルバーコレクター」「もう少しのサーシャ」などという不名誉なニックネームをつけられている。
- 趣味はファッションデザイン、料理、旅行。
- 好きな食べ物はアイスクリーム。
- 家族(父:ロジャー、母:ガリーナ、妹:ナターシャ)全員が敬虔なユダヤ教徒であり、よくシナゴーグに通っている。母親はウクライナ出身である。
- ロシア語が多少できる。
[編集] 経歴
- 幼い時から体操とバレエを経験し、7歳の時にフィギュアスケートに転向。ジョン・ニックスコーチに師事した。
[編集] 2001~2005年
[編集] 2005-2006シーズン
[編集] 2006-2007シーズン
- 2001-2002年
- スケート・アメリカ 5位
- エリック・ボンパール杯 3位
- 全米選手権 2位
- ソルトレークシティオリンピック 4位
- 世界選手権 4位
- 2002-2003年
- スケート・カナダ 優勝
- エリック・ボンパール杯 優勝
- ロシア杯 2位
- グランプリファイナル 優勝
- 全米選手権 3位
- 世界選手権 4位
- 2003-2004年
- スケート・アメリカ 優勝
- スケート・カナダ 優勝
- エリック・ボンパール杯 優勝
- グランプリファイナル 2位
- 全米選手権 2位
- 世界選手権 2位
- 2004-2005年
- 2005-2006年
- エリック・ボンパール杯 2位
- トリノオリンピック 2位
- 全米選手権 優勝
- 世界選手権 3位
[編集] エピソード
- 2002年のソルトレーク五輪の開会式では、アメリカ選手団の中にいたジョージ・W・ブッシュ大統領が、母親と通話中のサーシャ・コーエンの携帯電話を取り上げ、「貴女の娘さんはお行儀良くやっているよ。競技での活躍をお祈りしています」、と話した。
- 彼女はアメリカでフィギュア・ファン以外にも絶大な人気を誇り、その美貌からハリウッド女優への道もあると言う。ソルトレイク五輪でも、いちばん期待されていたのは彼女であった。スノーボード・ハーフパイプのトリノ五輪金メダリスト、ショーン・ホワイトも「これでサーシャ、俺と付き合ってくれないかなぁ」と話した。
翻訳中:この項目「
サーシャ・コーエン」は翻訳中です。翻訳作業などに協力して下さる方を求めています。詳細は
この項目のノートや履歴、
翻訳FAQなどを参照してください。
[編集] 外部リンク