シチズン時計
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | シチズン |
本社所在地 | 188-8511 東京都西東京市田無町六丁目1番12号 |
電話番号 | 042-466-1231 |
設立 | 1930年(昭和5年)5月28日 |
業種 | 精密機器 |
事業内容 | 時計、情報・電子機器 (主な製品を参照) |
代表者 | 梅原 誠(代表取締役社長) |
資本金 | 326億4,889万円 (2006年3月31日現在) |
売上高 | 連結:335,940百万円 単独:158,320百万円 (2006年3月期) |
従業員数 | 連結:18,481名 単独:1,448名 (2006年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本生命保険相互会社 3.88% MLIEFGノントリーティ・カストディーアカウント 3.32% HSBCファンドS.スパークスアセットマネジメントコーポレイテッド 3.10% |
主要子会社 | シチズンミヨタ株式会社 シチズン電子株式会社 シチズンCBM株式会社 |
外部リンク | www.citizen.co.jp |
特記事項:マスタートラスト所有の株式割合 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 11.96% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 5.55% |
シチズン時計株式会社(しちずんとけい、英称:Citizen Watch Co., Ltd.)は、東京都西東京市に本社を置く日本の精密・電子機器の製造者であり、「シチズン・グループ」の中核を成す企業である。関東甲信越地方を中心として世界各地に拠点を構えている。株式は東京証券取引所市場第一部に上場している(株式コード7762)。
「シチズン」(CITIZEN)ブランドの時計で知られる他、工作機械の分野でもスイス式自動旋盤を中心とする「シンコム」(Cincom)ブランドで名高い。
かつては腕時計の機械体(ムーブメント)の生産量世界第一位(グループ)を誇り、現在も世界シェアの3割以上を持つ大メーカーである。 工場は本社のある東京都西東京市(東京事業所)と、埼玉県所沢市(所沢事業所)にある。かつては新宿区西新宿の新宿三井ビルに本社を置いていたが、2001年に現在地に移転し撤退している。
2005年の会社設立75年を記念して、新しくスローガンとして「CITIZEN Micro HumanTech(マイクロ・ヒューマンテック) もっと小さく、すごくわくわく。」を掲げた。 これは、「マイクロ、それは私たちのドメインです」「ヒューマン、それは私たちの理念です」「テクノロジー、それは私たちの基盤です」という会社の3つの理念を形にしていこうという考えから付けられたものである。
なお、韓国プロサッカーリーグに所属する大田シチズンとの資本・人材関係は全くない。
また、日本人及び在日外国人の中から、無名ながらも社会的に貢献した市民を一年単位で称えるシチズン・オブ・ザ・イヤーを設立。
目次 |
[編集] 沿革
1918年に尚工舎時計研究所として創業した。1924年に懐中時計「CITIZEN」を発売し、これが「シチズン」ブランドの発端となった。
1930年には会社組織として「シチズン時計株式会社」が設立され、戦時色の濃くなった1936年には当時軍需産業の集積地となっていた北多摩郡田無町(現・西東京市)に田無工場が完成した。その2年後の1938年には軍部の意向による敵性語規制により「大日本時計株式会社」への社名の変更を余儀なくされる。戦後はGHQによる淀川、田無の両工場の賠償施設指定などを乗り越え、いち早く復興を遂げ、セイコーに次ぐ国内第二の時計メーカーとして成長した。1948年に再び社名を「シチズン時計株式会社」とした。2001年には、東京事業所に本社を移転し、現在に至る。 2006年には投資ファンドスティールパートナーズが筆頭株主になっている。
なおシチズンの名は、「市民に親しまれるように」の意味(そもそもシチズンは英語で市民の意味を表している)で当時の社長と親交の深かった後藤新平が名づけたとされる。
クオーツ式時計が主流となる以前、電磁テンプ式時計の国産化にいち早く成功した。また米ブローバ社と共に「ブローバシチズン」(現・シチズン電子)を設立し、音叉式腕時計の国産化にも成功している。
[編集] 主な製品
現在の同社の時計製品はクオーツ式が主流であり、チタン外装・太陽光発電・電波修正などの特徴を備える製品を主に開発、販売している。 現在の主な同社のウォッチ製品は、「アテッサ」「エクシード」「ザ・シチズン」「カンパノラ・コレクション」「クロスシー」「プロマスター」など、またその他に「ポール・スミス」等のライセンスウォッチや、第2ブランドの「VAGARY」、更に「Q&Q」(販売はシチズンCBM)等のブランドで展開する廉価帯商品も手がけている。 時計以外の商品として、工作機械「シンコム」、子会社であるシチズン・システムズが販売する電卓、電子辞書、健康関連商品(血圧計・体温計)などがある。 なお、同社が販売しているオルタナ・エコドライブ VO10-5995Fを、デスノート_(映画)の主人公、夜神月が着用している。
同社は時計メーカーとしての側面ばかりでなく先述の電子機器や、電子部品メーカーとしての側面を持つが、現在同社は事業再編を進めており、2004年に工作機械(精機)事業と時計事業を分社・統合したのに続き、2005年には情報機器・健康関連機器事業及び液晶デバイス事業を統合・分社化した。 さらに、2007年を目処に本体に残る時計事業を分社化することで、純粋持ち株会社に移行する予定である。
[編集] 関連会社
主な子会社には旧JASDAQ上場会社の「シチズン電子」「シチズンミヨタ(旧社名:ミヨタ)」「シチズンファインテック(旧社名:シメオ精密)」、非上場では「シチズンマシナリー(旧社名:シチズン精機)」「シチズン・システムズ」「シチズン・ディスプレイズ」「シチズンCBM」「シチズン平和時計(旧社名:平和時計製作所)」「シチズンTIC(旧社名:テイ・アイ・シイ・シチズン)」などがある。 また、一部資本関係を持つ関連メーカーとして「CITIZEN」ブランドを使用する大手クロックメーカーの「リズム時計工業」(東証一部上場)、同社をルーツに持つ電子機器・工作機械・精密機械メーカーの「スター精密」(東証一部上場)、工作機械メーカーの「ミヤノ」(東証二部上場)がある。
2004年10月に主要子会社でウォッチの企画・販売を手がける「シチズン商事」を吸収合併した。 2005年10月にブランド力を市場に対して最大限に活用するとともに、グループ会社間の団結力を高め、ガバナンス強化の基盤となる連帯意識の高揚を図るため、グループ会社の社名変更を行うとともに、旧上場子会社3社の株式交換による完全子会社化を行った。
これらの他に、新宿区高田馬場にあるボウリング場・アイススケート場などの複合施設「シチズンプラザ」を経営するシチズンプラザ株式会社がある。
[編集] 研究・製造拠点
[編集] 本体
[編集] 主要子会社
- シチズンミヨタ株式会社
- シチズン電子株式会社
- シチズンファインテック株式会社
- 本社工場(長野県北佐久郡御代田町)
- シチズンセイミツ株式会社