スカイガンナー
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スカイガンナー(SKYGUNNER)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2001年に発売したプレイステーション2用3Dシューティングゲームである。開発はピクセルアーツ。
空を飛ぶことが難しくない世界。海上の街リーヴで開かれる博覧会を舞台に、リーヴのガンナーであるシエルとコパン、博覧会護衛のためやってきた新人ガンナーのファムと、博覧会の目玉である永久機関を狙う天才的犯罪者ヴァントルの対決を描いたストーリー。
エースコンバットやエナジーエアフォース等の、いわゆる家庭用ゲーム機で戦闘機を扱うゲームに対し、3D空間で本来のシューティングゲームらしさを味わえるゲームとして開発された。そのため、「敵ナビシステム」や「フライトアシスト」、「墜落回避システム」など、それまでの3Dシューティングには無い様々なシステムが使われている。
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[編集] 概要
スカイガンナーは、SF・軍事モノなどのマニア向けではなく、普段シューティングをやらないような人がやってみたくなるようなゲームを目指して製作された。近年のシューティングにあまり見られない明るい雰囲気やファンタジー性、ジブリ映画的な作風、残虐性が一切ない点などはファミリー向けを意識したものである。
しかし実際は見た目と裏腹に最初のハードルが高く、その独特の操作性やシステムに慣れるまでに時間がかかるなどの要因から、シューティング初心者はいつまでたってもクリアできず投げ出してしまう事もある。
だがこれはこのゲームが駄作ということではない。
ハードルを越え、機体を自由に操れるようになったその先にこのゲームの真の価値があるのだ。 エリア内を縦横無尽に飛び回り、敵機を次々と撃ち落とし、巨大な空中戦艦を華麗に撃沈する爽快感、インベーダーゲームやグラディウスなどに通じるアツいスコア稼ぎは、3DSTGの中でも他に類を見ないものである。 またプーレなどの魅力的なキャラクター、勇壮なBGMなども人気の要因である。
根強いファンからはいまだ続編を望む声が多い。
[編集] オープニング
- 主題歌:「遥かな空へ」
- 歌:浜野和子(KAZCO)
- 作詞:大森祥子
- 作曲:大坪正
- アニメーション製作:ゴンゾ
スカイガンナーを語る上で、オープニングの存在ははずせない。 ゲームのオープニングとしてはかなりのクオリティを持ち、ゴンゾ製作のアニメーションと、スカイガンナーファンの間でも大人気のテーマ「遥かな空へ」のコンビネーションはファン以外にも評価が高い。 英語版は「Wishing for an Eternal Sky」というようだが、詳細は不明。 中毒性がある。
なおボーカルの浜野和子氏は、自身のソロ活動のほかアーチストへの楽曲提供や2005年に解散したバンド「Do As Infinity」を筆頭としたコーラスメンバー等多彩な活躍をしており、それら作品でもその姿を見掛けることがある。
「遥かな空へ」はオープニングで使われているものがフルバージョンである。 サウンドトラック発売に際して、ファンの間で「フルバージョンが聴ける」という期待が発売元のBBSなどで高まり、ついには発売元が公式に「オープニングと同じものである」というコメントを掲載するに至ったことがあった。
しかしながら、非公式では二番が存在する。それは浜野和子氏がライブにて自分で考えた歌詞をつけて歌ったものであり、自身のサイト内BBSにてそのことについて明かしたことがあった。歌詞は公開されていないため不明。
OPアニメ中に一瞬だけ映るリーヴの人々の中に、エプロンをつけ大きなカゴを持ったキャラクターがいる。彼女(彼?)はいわゆるモブキャラの一人であるが、ファンの間でなぜかカルトな人気(同人ゲームでよく似たキャラが出る等)が出る。おそらく同じシーンに登場する他の市民よりも動きがあり(一瞬ではあるが)目立つ事や、中性的なキャラデザインなどの理由からだと推測される。その人気のためかどうかは定かではないが、ついには2006年10月の公式携帯待ち受けカレンダーに登場するまでに至った。名前は不明。
[編集] システム
[編集] 敵ナビシステム
自機の状態に関わらず、ロックオンした敵を常に画面の中心に置くシステム。
これにより、レーダー・マップをなくす、攻撃目標を確認しやすくする、撃墜した敵機の爆発などの様子を観賞できるなどの様々なメリットが生まれた。 これは、レーダー等が存在せず、視認でしか敵を捕捉できないスカイガンナーの世界観の構築にも一役買っている。 ちなみに、自機に乗っているキャラクターの顔も、常にロックした敵の方を向いている。
従来の3DSTGとは一線を画す、スカイガンナー最大の特徴といっても過言ではない。
[編集] フライトアシスト
自機が障害物にぶつかりそうになると自動的に方向を変え、障害物を回避するシステム。
例え物理的に回避不可能な所に突っ込んでも翼をかする程度で、ダメージを受けることは絶対にない。これは、敵ナビシステムの弊害である「自機の前方が見えない」という事態を解決すると同時に、初心者にありがちな「障害物に激突してゲームオーバー」という事態への救済となっており、スカイガンナーを特徴付ける要素の一つである。
フライトアシストが機能している間はほぼ操作不能になり、予期しない方向へ弾き出される事もあるが、これを利用して通常の操作とは比べ物にならないスピードで方向転換することも可能である。
[編集] 墜落回避システム
自機のバランスが完全に崩れ墜落してしまった時、10秒間に十字キーやボタンを一定回数連打することで墜落状態から立て直すことが出来るシステム。
立て直すのに必要な連打回数は同じシーンで墜落するごとに増え、シーン終了時にリセットされる。 立て直した直後は、画面上に英文が表示されている間無敵状態になる。
「連打」と言っても、通常の連打のようにボタンを高速で押すのではなく、コントローラの十字キーとボタンの部分に親指の腹を押し付け、揉み込む様に押すのがコツ。ただし、あまりやりすぎるとボタンと指の摩擦熱で火傷を負うこともあるので注意。
ちなみに、スカイガンナーのオマージュ元である(と言われている)ゲーム・スカイキッドにもほぼ同じシステムが存在する。
[編集] 賞金
いわゆるスコア。スカイガンナーでは「Co 1,000,000」のように表示される。 シーンごとにクリア時のリザルト画面でクリアボーナス・イベントボーナス・撃墜数・OW清算・バトルボーナスの5つの要素から計算され、シーン合計として算出される。 そのシーンの賞金額により、キャラクターごとのランキングが表示され、全シーンの賞金額の合計によってガンナーランクにも影響を与える。
メインメニューの「スコア」でキャラクターごとの最高獲得賞金などを確認できる。ここで通常表示されるのは8桁までであり、「Co 99,999,999」でカウントがストップするが、この値を突破した状態でゲームオーバーになると、表示はされないものの9桁目も認識される。
[編集] ストーリー進行
ストーリーモードは5つのシーンで構成される。それぞれのシーンは複数のミッションで構成され、それを達成してゆくことでシーンクリアとなる。ミッションは成功・失敗により多少分岐し、失敗が即ゲームオーバーに繋がるものもある。また、ミッションのうち特定のものをイベントといい、シーンクリア時のイベントボーナスや、ガンナーランクに影響を与える。
シーンの間にはキャラクターの会話や行動がデモとして挿入され、次のシーンへの導入となっている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 世界観
[編集] スカイガンナーの世界
産業革命時代のヨーロッパをモチーフにしたと思われる、いわゆるスチームパンク。 「空を飛ぶことが難しくない世界」の言葉通り、船や自動車よりも飛行機械全般が主に発達した世界である。 ガンナーマシン以外の一般の飛行機はストーリー上には登場しないが、オープニングアニメで多数確認することができる。
この世界の人々には尻尾があり、耳が無い(もしくは確認できないほど小さい)。尻尾があるのは、設定の初期段階でキャラクターが鳥人間だった名残である。
警察が存在するので犯罪行為はあると思われるが、基本的には平和な世界である。
[編集] ガンナー・警察
- ガンナー Gunner
- 人探しや護衛などの依頼を受け、その報酬によって生計を立てているのがガンナーである。何でも屋のようなものと思ってもいいかもしれない。
- 警察以外に(おそらく唯一)銃と戦闘艇を持つことが許されているのが「ガンナー」と呼ばれる所以である。
- その性質上誰でも簡単になれる職業ではなく、まず熟練のガンナーの元で腕を上げなければならない。その後人格・能力等がガンナーとしてふさわしいと認められ、師事したガンナーから各街に推薦されることでガンナーとして開業することができるようになる。…のだが、大きな街では貴族が金にあかせて(おそらく遊び半分で)ガンナーとして登録している場合もある。
- また、通常のガンナーのように街に登録せず、法外な料金で違法行為に近い仕事を請け負う裏のガンナーもいる。
- 探偵のように実力と信用がモノをいう職業で、無名の頃はたいした仕事も無いが、シエルやコパンのようにガンナーとしての実績を上げ、腕のいいガンナーとして知られると重要な仕事を任されるようになる。
- この世界では希少な職業で、みんなの憧れの職業。チヤホヤされるらしい。
- 警察 Police
- 国が管理している警察機構。国から各街に派遣され、警備や犯罪者の取り締まりを行う。
- 警察の規模とガンナーの質が反比例するため、小さな街ではガンナーと協力して活動することが多い。
- 状況によっては戦車や装甲車、機雷などを使用することもある。
[編集] ガンナーマシンメーカー
- オルロジェ社 Horloger
- 時計工房から発展した、国内最大の工業メーカー。ネージュに本社を持ち、メルヴィーユやブランシェなどを作った。
- 木材を多く使用し、白を基調とした高級感のある機体が特徴だが、そのせいか他社に比べて価格が高めになっている。
- アソシエ社 Associe
- アソシエに本社を置くメーカー。歴史は浅いが、オルロジェ社に匹敵する大企業である。
- 新しい技術や素材を積極的に取り入れており、アソシエ社の製品であるシュバリエにも鉄鋼がふんだんに使われている。
- ガンナーマシンだけでなく兵器関連にも力を入れており、歩行戦車スクレットや機械兵もアソシエ社が開発したものである。
- が、ことごとくヴァントルに盗まれて利用されてしまっている。
- アルティザン社 Artisan
- リーヴに本社がある小さな会社。
- 職人気質が高く、金属と木材を合理的に組み合わせて使い、一台一台丁寧に作り上げる。そのため大量生産はできないが、高性能なマシンを作ることができ、オーダーメイドも可能。
- この会社で作られ、現存する最古の機体であるアヴニールやファントゥームが最新式の機体にも劣らないところを見れば、その質の高さをうかがい知ることができるだろう。
- デュール社 Dur
- 自動車会社から発展してガンナーマシンメーカーになった会社。ネージュの南部に本社を置いている。
- "Trust and hardness":「信用と固さ」を信条に、大量生産・大量販売で庶民向けの安価な製品を提供している。
- 製品は丈夫さと整備のしやすさを買われ、警察にも正式採用されている。
- しかし性能面では他社のマシンに比べて劣るため、当のガンナー達にはほとんど使われていない。
[編集] 国家・街
- 国 Nation
- この世界における国家。名称などは不明。
- 特に大きな権限はないらしく、警察機構を管理していること以外の役割は不明である。
- リーヴ Rive
- レシフ海に浮かぶ島にある洋上の街。大陸側には旧市街がある。
- 街中に時計塔や博物館、望遠鏡、近くの海上にガンナーカフェがあり、アルティザン社の本社も置かれている。
- ヨーロッパ風の町並みで、温暖な気候ののどかな街である。
- ネージュ Neige
- リーヴの北にある工業都市。ファムはリーヴに来る前この街に住んでいた。
- 大都市らしく大学やオルロジェ社の本社、貴族であるリヴァル家がある。
- 北にあるだけあって寒冷な気候のようだ。
- ゲーム中では名前しか出てこないが、公式携帯待ち受け画像で少しだけ登場している。
- アソシエ Associe
- レシフ海を挟んでリーヴの西にある都市。コパンが以前ガンナーをしていた街である。
- アソシエ社の本社ができてから急速に発展してきた街。
- ネージュ同様ゲーム中では名前しか登場しないが、公式コミックで街の様子を見ることができる。
- Capital
- メルヴィーユ艦橋に描かれている地図と機体選択時の背景の地図にのみ確認される街。
- 機体選択画面の地図ではアソシエの付近に位置している。
- おそらくどこかの国の首都と思われるが、詳細は不明。
- Campagne
- メルヴィーユの地図にのみ確認される街。名前から推測するに田舎町のようだ。
- この他にもメルヴィーユの地図にはゲーム中に出てこない地名がいくつか確認されるが、機体選択画面背景の地図との合一性に欠けるため、方角や位置関係などは正確にはわからない。開発初期の設定の名残という可能性もあるが、全て推測の域を出ない。
[編集] その他の場所・地域
- ガンナーカフェ Gnner's cafe
- リーヴの街のそばの海上にあるカフェ。「海上にある」というのは紅の豚に登場するジーナの店のような感じである。
- カフェとしてだけではなく、ホテルのように宿泊することもできる。また、飛行艇の整備場や格納庫などもある。
- シエルが間借りしており、後にコパンも住み着くようになってからガンナーカフェと呼ばれるようになったので、本当の店名は別にあるらしい。ファムが来てからはファムも部屋を借りている。
- アルエットはここで働いている。
- 時計塔 Clock tower
- リーヴの街のランドマークである巨大な時計塔。時計の針はちゃんとシーンごとの時刻設定と同じ時刻を指している。
- ストーリー上は特に関係する事件などはない。
- シエルとコパンが初めて出会った時のどたばたで破壊されてしまったことがある(公式コミック第一回より)。
- レシフ海 Recif sea
- 大陸間に広がる海。貨物船の定期航路にもなっている。
- 大灯台 Large lighthouse
- レシフ海の北の小さな島に立っている大きな灯台。
- 貨物船の補給地点。
- ヴァントル・ハウス Ventre's house
- リーヴの南東の湖にあるヴァントルの隠れ家。
- 湖の真ん中にそびえる巨大な城であり、隠れ家という割には全く隠れていない。
- 多数の砲台群、戦闘艇、フォーメーション部隊やドラードなどによって守られている。
[編集] キャラクター
[編集] 登場人物
- リーヴに住む凄腕のガンナー。年齢は10代半ば。胸元の巨大なジッパーがトレードマーク。
- 愛機はアルティザン社製のガンナーマシン・アヴニール。
- 幼い頃からガンナーに憧れていて、その夢をかなえてガンナーになった。その腕前は周辺の街にも知れ渡るほどのものである。
- 当初は一人で仕事をしていたが、コパンがリーヴに来てからは二人で行動することが多くなった。
- 性格は基本的に真面目で、常にアヴニールの整備を欠かさない。ファッションや女性にあまり興味がなく新しい発明品が好きなど、子供っぽい一面もある。
- 3人の中では、軽いコパンや、たまに過激なファムのまとめ役である。
- なぜかリヴァルに目をつけられている
- コパン Copain 声:保志総一朗
- シエルの相棒であり、ほぼ互角の実力を持つ自称"天才ガンナー"。
- アソシエ社製のガンナーマシン・シュバリエを持つ。
- 元はアソシエのガンナーだったが、ある時シエルと勝負しにリーヴを訪れ、そのままいついてしまった。
- ちなみにその時結局勝負はつかなかったが、運悪く時計塔を壊してしまうという結果になってしまっている。
- ガンナーになるまでの経歴が一切不明という一面も持つが、本人は収入がよくて女の子にモテるという軽い理由でガンナーになったらしい。
- 性格もいたって軽く、面倒なことや退屈なことが大嫌い。マシンの整備もメーカー任せ。
- なにか面白い情報を探すために自分専用のラジオをいつも持ち歩いている。
- 女の子も大好きらしいが、フラれることもあるようだ(未確認情報)。
- ファム Femme 声:大原さやか 英語版:Carrie Gordon
- リーヴ博覧会の警備強化のためネージュからやってきた新人ガンナー。
- 尻尾を三つ編みにしたショートカットの女性で、ネージュ大学を首席で卒業した秀才。
- オルロジェ社から贈られた最新型ガンナーマシン・ブランシェに乗る。
- ゲーム中では、ストーリー上の展開などからドレス姿でマシンに乗ったり、デモシーンのイラストでも毎回服装が違ったりと、女性らしくファッションにこだわりがあるようだ。
- 落ち着いた性格だが、大胆な行動に出ることもある。
- 難易度「かんたん」のキャラクターだけあって、ミッションでは「周りの戦闘艇を倒す」ことが多い。
- アルディ Hardi 声:楠見尚己
- リーヴ市警察飛行艇部隊を率いる敏腕警部。元ガンナーで、子持ちの中年男性。
- デュール社製のガンナーマシン・クラージュで、部下と共にリーヴの空を守っている。
- リーヴ博覧会の警備担当であり、ファムとは以前からの知り合い。
- ヴァントルとは10年前に刑事だった頃取り逃がした因縁がある。
- フィーユ Fille
- アルディ警部の娘。ゲーム中ではエピローグにのみ登場。後ろ髪のはねは親譲り。
- プーレを一体飼って(?)いることがエピローグで判明する。
- 警察官 Police 声:樫井笙人
- みな同じデザイン、同じ声で見分けがつかない。
- リーヴの街中にも立っていたりする。
- リヴァル Rival 声:石田彰
- ネージュの貴族で、リヴァル家の当主。国に属していない非合法のガンナーで、その腕はピカ1。
- アルティザン社製のガンナーマシン・ファントゥームを使っているが、金にあかせて自分の好みに改造し続けている。
- ほとんど戦いを楽しむ為だけにガンナーの仕事をしており、仕事中でもいい相手を見つけると依頼そっちのけで戦いを挑むほど。
- ストーリーでは「あのお方」の依頼を受けて永久機関のパーツを狙う。
- リーヴを訪れた際に偶然見かけたシエルの腕の良さを気に入り、嫌がるシエルに一方的に勝負を仕掛けてくる。
- 二重人格の持ち主で、彼の任務中に着用する白と黒のファッションもそれをモチーフにしているようだ。
- ファントゥームに乗る時は変な眼鏡をかけている。
- スチュワード Steward
- リヴァル家に仕える老執事。リヴァルに信頼されている。
- ヴァントル Ventre 声:麦人
- 天才的犯罪者であり天才的発明家であり、さらにとてつもない大富豪という、このゲームの悪役。
- なぜか一人だけハンプティ・ダンプティのような体型をしている。
- 10年ほど前に現れたときは、手下であり発明品であるプーレ達と共に一年間各地を荒らしまわった。
- その後ぱったりと活動を止めていたが、リーヴ博覧会の開催に伴い再び現れ、シエル達リーヴのガンナーに挑戦状を送りつける。
- 恐ろしく物欲が強く、珍しいものや芸術的価値の高いものをみると自分のものだと思い込んでしまうらしい。
- ファムのシーン3で望遠鏡を破壊してしまうと、そんな彼らしいセリフを聞くことができる。
- 登場キャラクター中もっとも高齢であるが、老いを感じさせないパワフルな老人である。
- メインキャラクターではあるが、プーレに指示を出す役割のため外には出ず、そのためポリゴンも無い。
- プーレ Poulet 声:柳瀬なつみ
- ヴァントルが造りだした自動人形。小さな体に大きな頭、ヴァントルに似た目付きの悪さが特徴。
- 媚びない可愛さが漂うスカイガンナーのマスコット的存在である。
- 絶対に壊れることがなく、(ヴァントル個人としては)欠点もない「パーフェクト・オートマタ」。
- 主な仕事は兵器の整備や操縦、金目のものや珍しい品物の窃盗・強奪、工作活動その他悪行の数々。
- 戦闘艇の操縦は並のガンナーでは太刀打ちできないほどの腕前だが、シエル達には及ばなかった。
- 階級があり、普通のプーレが頑張ると隊長プーレになり、黄色い戦闘服とカッコいいゴーグルが貰える。
- 昇進やボーナスを目指し、プーレたちは今日も突撃ポッドに乗り込むのである。
- 執事プーレ
- ヴァントルに造られたプーレのうちの最初の2体で、全てのプーレ達の頂点。蝶ネクタイ付きの黒い服を着ている。
- 主な仕事はヴァントルの身の回りのお世話や郵便物の配達、重要な作戦の実行など。
- アルエット Alouette
- ガンナーカフェで働くウェイトレス。茶髪を結い上げた長身の女性。
- 漫画「SKYGUNNER」にサブキャラクターとして登場し、シエルとコパンにアドバイスを与える。
- ゲーム中や攻略本のイラストにも登場するが、名前は出てこない。
- 公式携帯待ち受け画像「HAPPY NEW WIND」ではチャイナ服姿を披露しており、アルエットの名前が紹介されている。
- 同じく公式携帯待ち受け画像のカレンダーでファムと一緒のシーンが多い為、仲がいいと思われる。
- レットル Lettre
- 輸送船団の荷主。シーン2の輸送船団防衛で、輸送船が攻撃されていると助けを求めてくる。
- エピローグにもさりげなく登場しており、嫌がるコパンに抱きついて頬ずりまでしている。
- 公式ガイドの「帯」にのみ名前が確認されている。
- あのお方 ???
- リヴァルに永久機関のパーツを手に入れるよう依頼した謎の人物。
- 電話口にしか登場せず、セリフも全て「・・・・・・」で表される上、音声も判別不能。
- 次回作での登場が待たれる。
- エシャロット
- 2006年8月31日に公開された公式携帯待ち受けカレンダーに登場したヴァントルの孫娘。
- 黒く短い髪を上げたヘアースタイルに緑の瞳を持ち、不敵な表情をしている。
- 服装は茶色のロングコートに紫のタイツ。尻尾は確認できない。
- 体型はヴァントルには似なかったようでシエルたちとほぼ同じである。
- 公式の紹介ページによると、
- ・諸国を遊学していたが、このたび帰国した。
- ・プーレ全員の顔を見分けることができる。
- とのこと。
- 公式に発表された完全な新キャラクターということで、ファンの間ではついに続編の発表か、とにわかに色めきたっている。
[編集] ガンナーマシン
ガンナーの証であり商売道具でもある一人乗りの小型戦闘機。機動性が非常に高い。 エンジンの始動にはイグニッションガンという専用の銃を用いる。 機体にもよるが、EXアクションと呼ばれる特殊動作を行うことが可能。
この作品には、海辺の町リーヴが舞台のためか飛行艇タイプのものしか登場しない。
- アヴニール Avenir
- シエルの愛機。アルティザン社製の、現存する最も古いガンナーマシンの一つ。
- アルティザン社に勤めていたシエルの祖父とその仲間達が作り上げた。
- シュバリエ Chevalier
- コパンの愛機。アソシエ社ならではの、特殊鋼を使ったガンナーマシン。
- 現在販売されているガンナーマシンの中では最も高価なもの。
- 騎士の鎧と槍をモチーフにした、飛行機らしからぬ独特のフォルムが人気。
- 操縦席にはコパンのヤボ用を書いたメモが張ってある。
- ブランシェ Branche
- オルロジェ社からファムに贈られた最新式のガンナーマシン。
- 翼をモチーフにした鳥のような形をしており、オルロジェ社らしい高級感溢れる機体である。
- 他のマシンと違い立ち乗り式だが、ベルトなどの搭乗者を固定するものが見当たらない。ファムがどうやって乗りこなしているのかは謎だが、想像を絶する腕力と握力で体勢を維持しているとの説もある。
- 公式コミックではファムが「ブラン"シュ"」と言っているが、正式名称は「ブラン"シェ"」であり、まだブランシェに乗った事のないファムが言い間違えたものと思われる。
- クラージュ Courage
- アルディのガンナーマシン。デュール社製のマシンで、リーヴ市警察飛行艇部隊で採用されている。
- 全体的にずんぐりしたフォルムの複葉機で、整備のしやすさから採用された。
- 開発元であるデュール社が元自動車会社だったせいか、操縦桿は車のハンドルのようになっている。
- 驚異的な耐久性を持つ。
- オルドル Ordre
- アルディ率いるリーヴ市警察飛行艇部隊の部下達の乗るガンナーマシン。
- クラージュと同じデュール社製だが、こちらの方がワンランク下。
- ファントゥーム Fantome
- リヴァルの乗る漆黒のガンナーマシン。アルティザン社製で、アヴニールの兄弟機。
- 最初はアヴニールと似た形だったが、リヴァルが改造を続けていくうちに現在の形に変わっていった。
- 本体と翼の間にうつぶせになるようにして乗る。
- 現存するガンナーマシンの中では最強と言われる。
- シエルとの最初の勝負に敗北すると、次の戦いでは耐久性などを向上させたファントゥーム改になる。
- アソシエのガンナーのガンナーマシン
- 公式コミック第二回に登場するアソシエのガンナーの乗っていた機体。名称などの詳細は不明。
- 白を基調としたデザインやブランシェに似た翼から、オルロジェ社製の可能性がある。
[編集] ヴァントル超兵器
天才的犯罪者であると同時に発明家でもあるヴァントルが開発もしくは盗んだ兵器。 特にアソシエ社製の兵器は強力。 同じ兵器でも、タイプによって性能が異なるものがある。
漫画版によると、盗品は全て各社が博覧会に出品しようとしていた製品が輸送中に盗まれたものである。
- プチ戦闘艇プルミエ Premier
- ヴァントルが開発した一人乗りの小型戦闘艇。序盤によく登場する。
- 最初の敵らしく最弱の部類に入るのでひたすら撃ち落される存在である。
- 戦闘艇プログレ Progres
- プルミエの改良版。黄色い機体とフロートが特徴の戦闘艇。中~終盤にかけて登場する。
- シエルのストーリーモードでプレイした場合、初登場がデモシーンでのやられ役という悲しい存在である。
- 戦闘艇デルニエ Dernier
- 最新型の戦闘艇。シュバリエを参考に、機体を回転させて攻撃をはじく機構を持つ強力な機体。
- シーン4ではフォーメーションを組んで戦うフォーメーション部隊として登場する。
- タイムアタックモードではこいつをいかに処理するかによってタイムが大幅に変わる。
- 水上攻撃艇デトロワ Detroit
- 水上を高速で移動する小型攻撃艇。水面まで行けるシーンでよく登場する。
- 見かけによらず攻撃能力が高い。
- 戦車 Cher
- 終盤に登場する小型の戦車。砲弾の威力はそれなりに高いので油断していると撃墜される。
- よくチェインの起点やオプションウェポンの補充に使われる。
- プーレ戦車 Poulet cher
- シーン4にのみ登場。スクレットから4機編隊で出撃してくる。
- 全ての敵の中で最も小さく、攻撃もせず、登場する場面も限られているため存在にすら気づかれない。
- 突撃ポッド Missile
- デュール社製。
- 中にプーレたちが入っており、目標の付近で四散して中のプーレたちが飛び出し、目標に取り付く。
- 自機が取り付かれた場合は旋回能力が低下するが、十字キーの連打で振りほどける。
- 自機以外では、貨物船のエンジンにはダメージを与え、装甲車にはダメージに加え出力の低下も引き起こす。
- 最大ロックした猟犬ミサイルで追い払えるが、プーレたちが飛び出してくる前に撃墜するのが最も有効である。
- 突撃ポッドが関係するミッションは難易度が高く、特にアルディ警部の装甲車防衛ミッションは初心者にとってかなりのゲームオーバー率を誇る。
- 羽根爆弾 Wing bomb
- オルロジェ社製。その名の通り翼のついた爆弾。下向きの砲弾のような形をしている。
- ゴーシュ、ドロワット、グランディールに搭載されており、ランチャーから射出される。
- 敵を追尾し、接触すると大爆発を起こす。
- 通常は追尾能力が低く、射出されたまま浮遊していることが多いが、グランディールのカミナリ発生器によってパワーアップすることで追尾能力が飛躍的に向上、恐るべき兵器と化す。
- パワーアップしたものは天使の輪のような光輪が付く。
- 後ろにつかれた場合、回避するにはブーストで振り切るか、着弾の瞬間にパワースライドを使うしかない。
- 小型砲台 Small cannon
- ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。
- 弱い。
- 中型砲台 Medium cannon
- ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。
- 小型砲台よりも多少耐久力が高い。
- 大型砲台 Large cannon
- ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。
- 4種の砲台の中では最も厄介な存在。
- 威力、弾速ともに高い高速弾を連射してくる上、通常の攻撃手段は効かず、チェインでしか倒すことが出来ない。
- 装甲砲台 Armored cannon
- ヴァントル・ハウスに配備されている砲台の一つ。
- 前面に強力な装甲があり、猟犬ミサイルで動きを止めて背後から攻撃しないと倒せない。
- 博物館防衛砲台 Museum defended cannon
- グランマガザンに連結されたリーヴ博物館を守る強力な移動砲台。
- 庭園部のレールの上を高速で移動、はずれた連結器を修復する機能がある。
- 機銃攻撃が効かず、オプションウェポンでしか倒すことが出来ない。
- レールの内側に対しては砲弾、外側に対してはガトリング砲で攻撃してくる。
- 特にガトリング砲の威力はすさまじく、ただでさえ攻撃力の高いガトリング砲が4連装×4機もあり、まともに突っ込むと一瞬で撃墜されてしまう。その弾幕の厚さはゲーム中随一。
- 大型戦闘艇スターブル Stable
- 序盤~中盤に登場する大型の戦闘艇。
- ガトリング砲を装備したタイプは水平方向に対する攻撃力が非常に高い。
- 気球式空中戦艦バレーヌ Balena
- 中型の空中戦艦。バランスの良い性能を持ち、改造もしやすいためかよく登場する。
- 特殊なタイプとして、遠距離攻撃能力に長けたバレーヌ砲を搭載した長距離砲台装備タイプ、ヴァントルがプライベート用に改造したバレーヌヴァントル仕様がある。
- 重装甲浮遊戦艦ドラード Dorado
- 魚のような形をした強力な空中戦艦。防御力、攻撃力が非常に高い。
- 船体を覆う赤い装甲には攻撃が効かない上、多数の砲台が全面に装備されており、死角がほとんどなく、通常は近づくことすらままならない。
- 輸送能力にも優れ、アタッチメントによりスクレット、ヴァンクールなど大型の兵器を運ぶことができる。
- 牽引戦艦ゴーシュ&ドロワット Gauche & Droite
- シーン1のボス的存在である二隻一対の空中戦艦。
- 牽引機によって船舶を捕獲し、圧縮燃料の使用により驚異的速度で運び去る。
- 弱点であるエンジンは強固なシールドに覆われており、機銃攻撃を受け付けない。
- 浮遊戦艦グランディール Grandir
- シーン2に登場する巨大な空中戦艦。
- 左右二機ずつ、計4機のエンジンに本体が吊り下げられたユニークなデザインをしている。
- 多数の砲台を持ち、さらに船体中央にはカミナリ発生器が格納されている。
- 左右どちらかのエンジンを2機とも壊すと横向きになってしまう。
- デザイン的に優れていたからだろうか、パッケージイラストに描かれていたり、OPアニメにも登場している。
- 水上戦闘艇エグゾゼ Exocet
- コパンのシーン3にて戦う戦闘艇。ゴールド・レッド・ブルーの3種類が存在し、それぞれ性能が異なる。
- 先頭の隊長機の後ろに15機の子機が連結された形をしており、その外見から、リーヴ旧市街の人々には蛇のような怪物ではないかと噂されていた。
- 隊長機を倒さない限り、子機がいくら壊されても潜水・修復する機能を持つ。
- また、ゴールド・レッドは螺旋状の隊形になり特殊な攻撃をすることも出来る。
- 歩行戦車スクレット Squelette
- アソシエ社製。シーン4の最後に登場する、4本の足を持つ金属製の頑強な歩行戦車。
- 脚部のピストンによって接地面にスパイクを打ち込み、垂直な壁にも登ることが出来る。
- 最も注意すべきはそれぞれの脚に装備された巨大なアンカーで、速度は遅いが当たれば確実に撃墜されてしまう。
- なお、ゲーム中最高のヒット数を出すことが可能な敵である。
- 空中城塞戦艦グランマガザン Grandmagasin
- シーン5全編にわたって登場する、というよりむしろシーン5の舞台そのものである超巨大空中戦艦。
- 無数の戦闘艇、砲台を配備し、圧倒的な火力を誇るヴァントルの切り札。全長2キロにも及ぶその姿は圧巻の一言に尽きる。
- ヴァントルはこれを使って博物館ごと永久機関を盗み去った。
- グランマガザン解体ミッションは全シーン中最高の稼ぎ所であり、このミッションだけでカンストする事も可能である。
- 機械兵ヴァンクール・フィデール Vanqueur"fidele"
- アソシエ社製。
- 機械兵ヴァンクール・サージュ Vanqueur"sage"
- 機械兵ヴァンクール・ギャルド Vanqueur"garde"
[編集] 敵ガンナーマシン
- ファントゥーム Fantome
- アヴニール Avenir
[編集] 乗り物
- メルヴィーユMerveilleux
- オブロン Oblong
- アロンジェ allonger
- エトロワ Etroit
- 警察車両・戦車
- ファムのシーン3に登場するリーヴ市警の戦車。
- 機械兵の天体望遠鏡強奪を阻止するためカナル橋に6両が展開、防衛線を張っていた。
- この戦車に限らず、警察の車両は全て列車をモチーフにデザインされているようだ。
- 警察車両・照光機
- ファムのシーン3で戦車と共に登場。上部の照明で機械兵の通り道である運河を照らす。
- そのデザインは戦車と非常に似通っており、おそらく照明の部分以外は戦車と同一のものと思われる。
- 警察車両・装甲車
- シーン4でアルディ警部が運転する装甲車。武装の類は確認されていない。
- 出力低下で橋から落ちたりスクレットの攻撃で破壊されたりと散々な目に遭う。
[編集] その他
- 永久機関 Perpetual motion
- 永久に動き続けるという夢の機械。
- 制御が非常に難しく、実用化には至っていないが、博覧会の目玉として出品された。
- とてつもなく頑丈。
- イグニッションガン Ignition gun
- ガンナーマシンのエンジンキーであり、ガンナーの証でもある銃。
- ヴァントルマーク Ventre's mark
- ヴァントルが自身の兵器などに付けているマーク。
- フランス王家の紋章である「ユリの紋章」が元になっている。
- 新型エンジン New engine
- シーン2のグランディール戦で賞金額一位になると貰える新型のエンジン。
- 獲得すると基本性能が向上し、エンジンから出る炎の色が青くなる。
- 無線電話 Wireless telephone
- 電話線がなくても繋がる電話。原理は不明。
- 望遠鏡 Telescope
- リーヴ市のシンボルの一つである巨大な望遠鏡。
- ファムのシーン3ではヴァントルがこれを狙って機械兵ヴァンクール・サージュを差し向ける。
- そこで望遠鏡を奪われるとシーン5のグランマガザンに取り付けられてしまう。
- 電気爆弾 Electric bomb
- 望遠鏡を狙い侵攻してきた機械兵ヴァンクール・サージュに対し、アルディ率いるリーヴ警察飛行艇部隊が使用した武器。
- これによる攻撃が成功すると一時的に機械兵の動きを止めることができる。
- 警察用機雷 Police mine
- 電気爆弾と同じく機械兵を止めるために望遠鏡前に設置された警察用の機雷。
- 機雷なのになぜか機銃で撃たないと起爆しない。
- ヴァントル人形 Ventre's doll
- ヴァントルが囮としてヴァントル・ハウスに残したヴァントルそっくりの人形。
- 蓄音機を使用することで声を発することも出来る。
- 事件後、博覧会に出品された。
- 永久機関のパーツ Perpetual motion parts
- 「あのお方」がリヴァルに回収を依頼したもの。
- 用途は不明だが、何らかの機能を有している。
[編集] 攻撃・武器
攻撃には大きく分けて3つの種類がある。機銃・オプションウェポン・EXアクションである。
[編集] 機銃
プレイする上で最も基本的な攻撃方法が機銃である。耐久力の少ない敵や、チェインの起点となる敵を狙う時に有効。弾は一発につき賞金額が-1されるが、無限に撃ち続けることができる。機体によって機銃の数、連射力、射程、拡散性(サイトの大きさ)、弾一発の威力が異なる。
[編集] オプションウェポン
オプションウェポンは機体ごとに装備された特殊武器で、機銃と違い弾数に制限があり、使用するごとに気体温度も上昇するが、敵の動きを封じたり、強力な攻撃を加えることが可能。基本的に機銃よりも射程距離が長い。戦闘中に特定の敵を倒すことで補充することもでき、それぞれ最大99個まで持てる。また、シーン開始時に所持している数からの増減により、リザルト画面でOW清算として計算される。
- 猟犬ミサイル Gundog missile
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- 全機体で使用可能。攻撃力はないが敵の動きをとめることができる。
- 花火ミサイル Fireworks missile
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- 全機体で使用可能。広範囲を攻撃することができ、攻撃力も機銃よりも強く使いやすい。
- クロスミサイル Cross missile
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- アヴニール、ブランシェで使用可能。小さな十字架をうち出す。それ自体に攻撃力はないが、刺さった十字架を機銃で攻撃することによって起爆し大ダメージを与えることができる。ちなみに最大までロックオンすると巨大な十字架を打ち出す。
- カボチャ爆弾 Pumpkin bomb
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- シュバリエでのみ使用可能。カボチャ型の爆弾で爆撃する。他のオプションウェポンと違い、爆弾なために追尾能力はほとんどなく使いづらい。しかし攻撃力はなかなかのもの。
- コウモリミサイル Bat missile
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- ファントゥームでのみ使用可能。追跡能力に優れたこうもり型ミサイル。かなりの攻撃力を持ち、追尾能力にも優れているが機体自体の活躍が少ないためにあまり使われない。
[編集] EXアクション
ガンナーマシンが持つ特殊機能がEXアクションである。使用すると機体温度が上昇するが、使いどころを間違えなければ非常に強力な攻撃手段となる。
- スチームブレーキ
- ヘビーバレット(集中)
- ヘビーバレット(拡散)
- ローリング
- アクティブターン
[編集] 命令弾
アルディの機体であるクラージュは通常のオプションウェポンとEXアクションが使えない代わりに、部下である警官達に号令をかけ、7機いる僚機のオルドルの隊形を変えて攻撃することができる。これを命令弾という。一度使用するとオーバーヒートする。
※システム上はオプションウェポン扱い
- 隊列
- 集中
- 散開
[編集] 隠し要素
[編集] 漫画版
[編集] 公式コミック
- スカイガンナー公式webサイトに掲載されている全四回の短編漫画。
- ゲームのキャラクターデザイン等を担当した渡辺圭が描いており、本編のサイドストーリー的な話になっている。
- 第一回はシエルとコパンの出会い、第二回は機械兵強奪事件、第三回はプーレ誕生秘話、第四回はメルヴィーユでのファムの様子などが描かれている。
[編集] 「SKY GUNNER」
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- 漫画:佐々木少年
- 原作:Sony Computer Entertainment Inc.
- 作画協力:川瀬浩
- 月刊マガジンZ2002年8、9月号に前後編で掲載された漫画。
- ゲーム本編である博覧会事件の少し前、輸送船を襲い、歩行戦車や羽のついた爆弾などの展示品を強奪する謎の高速飛行船が出没、シエルとコパンがアルディ警部たちと共にその謎の飛行船「悪魔の手」に立ち向かう、という話。
- ゲームのストーリーより前の話のため、ファムやリヴァルは登場しないが、ヴァントルはシエル達と会うことは無いものの黒幕として登場する。
- また、オリジナルキャラクターとしてアルエットが登場し、シエル達に(図らずも)「悪魔の手」攻略のヒントを与えるという役割を担っている。
- 単行本化はされておらず、掲載された雑誌自体メジャーではないので現在入手することは非常に困難。
- 余談だが、作者である佐々木少年はこの作品がデビュー作である。