タンゴエクスプローラー
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タンゴエクスプローラー(Tango Explorer)とは、北近畿タンゴ鉄道KTR001形気動車の愛称であり、同車両を使用して運行される北近畿タンゴ鉄道・西日本旅客鉄道の特別急行列車の愛称である。英語で「丹後探検者」という意味。
2007年現在、新大阪駅~宮津駅・豊岡駅間をJR福知山線・北近畿タンゴ鉄道宮福線・宮津線経由で運行されており、北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の一つである。1990年の運行開始から1999年までは京都駅をターミナルとする列車であったが、使用車両をKTR8000形「タンゴディスカバリー」と交換したことにより、列車愛称も交換された。
[編集] 運行概況
- 基本的には、福知山駅で「きのさき」に連絡するようになっている。
- 使用車両は、北近畿タンゴ鉄道所有の北近畿タンゴ鉄道KTR001形気動車で運行される。
[編集] 停車駅
新大阪駅 - 大阪駅 - 尼崎駅 - 宝塚駅 - 三田駅 - (新三田駅) - (相野駅) - 篠山口駅 - (谷川駅) - 柏原駅 - (黒井駅) - 福知山駅 - 大江駅 - 宮津駅 - 天橋立駅 - 野田川駅 - 丹後大宮駅 - 峰山駅 - 網野駅 - 木津温泉駅 - <丹後神野駅> - 久美浜駅 - 豊岡駅
- ()括弧の駅は、一部列車が停車。
- <>括弧の駅は、夏季または冬季のみ臨時停車。
[編集] 沿革
- 1990年、北近畿タンゴ鉄道へ宮津線を移管したことにより、京都駅~久美浜駅間を山陰本線・舞鶴線・宮津線経由で運行する特急列車として運行開始。
- 1992年、上り4号を豊岡駅始発とする。
- 1996年、上り2号の宮福線経由から宮津線・舞鶴線とする。
- 1999年、「タンゴディスカバリー」と入れ替わりに現行の新大阪駅発着となる。
- 2005年4月25日、JR福知山線脱線事故が発生し、新大阪駅~福知山駅間が運休となる。
- 2005年6月19日、運転を再開。当面はKTR8000形気動車「タンゴディスカバリー」で運行。
- 2007年3月18日、ダイヤ改正に伴い全車禁煙化の上でKTR001形気動車での運行に戻る。
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- また、1・4号が豊岡駅まで延長される。
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