テレンス・リー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テレンス・リー(1960年 - )は格闘家、カメラマン、元傭兵、ジャーナリスト。本人の主張では中米、南米、アフリカ諸国でスナイパー(狙撃手)として活躍したとしている。その経歴には謎な部分も多い。2000年、Terence Lee Personal Protection Serviceを設立。
ちなみにテレンス・リーは傭兵時代のコードネームで、本名は明かされていないが日本名を持つ日本人である。
目次 |
[編集] 経歴についての疑惑
テレンス・リーの書籍を刊行した某出版社関係者とテレビの番組スタッフによれば、傭兵時代に使用していた複数の偽造パスポートを確認したとされている。また、実際には傭兵経験は数年と短く、引退後に「殺し屋」だったという証言がある。
これは韓国国家情報院の元エージェントが、日本の新聞記者に語ったもので、複数の国家機関、コングロマリットが顧客だったとの決定的な証拠があるという。さらに裏を取った同記者によれば、テレンス・リーの大学時代の同級生が「数ヶ月間消えては数週間キャンパスに姿を現した」「非常に羽振りが良かった」などの証言を得たこと、ロンドンに長期滞在していた事実などをつきとめ、同時に25歳前後からの経歴が不明瞭な上に、高級レストランやホテルで頻繁に、外国人と会食しているところを目撃されているなどが根拠となっている。
これらの経歴に関しては、日本の公安警察が事実関係を把握しているという内部情報の漏洩であると言われている。一部の公安警察関係者によれば、西側情報機関の対北朝鮮・韓国・中華人民共和国・中華民国の工作活動に従事していたとの証拠が得られているという。
[編集] 国籍についての疑惑
本人が「現在は日本人」と語っているように、海外取材に同行したマスコミ関係者によれば、間違いなく現在は日本のパスポートを所持しているようだが、過去に在日韓国・朝鮮人だったという噂や在日中国人だったという噂もあるが、実際には日本人であり、アンダーグラウンドの仕事に従事していた際に仕入れた情報から、外国人であったように装っているとの疑惑がある。
また、過去に山本晋也監督と対談した際に、同氏から「在日韓国・朝鮮人」と言われた事実が確認されているが、これも京浜工業地帯の在日韓国・朝鮮人コミュニティに隣接する場所で生まれ育ったことが根拠だという説がある。
[編集] 容貌についての疑惑
著書『戦争病』や『おれは戦争下請け屋』には、傭兵時代の写真が数枚だが掲載されている。本人によれば「現在よりも30キロほど痩せていた」(数々の出演番組での証言)ということだが、たしかに写真を見る限りでは証言に誤りはない。
現在のように髭もなく、サングラスを着用していない写真も数枚含まれていることから、よほど親しかった人物でなければ特定できないほど変貌したことは疑いない。この件について本人は、「過去の仕事で命を狙われているために容貌を変化させた」(数々の出演番組での証言)と語っているが真偽の程は不明である。
[編集] 交友関係についての疑惑
民主党の若手代議士にも友人が多く存在する(パーティーに出席したマスコミ関係者の証言)。また、自衛隊幹部が集まる会合にも頻繁に招かれており、テレンス・リーが過去において何らかの秘密工作に従事していた根拠ともなっている。さらに、元陸軍中野学校出身者との交友も確認されており、「謎は深まるばかり」(某夕刊紙編集長の談)というのがマスコミ関係者の大方の見解である。
ただ、少なくとも公的機関に従事する複数の人物が、それ相応に裏取りして交際していることは間違いのない事実であり、一説にはペンタゴン(アメリカ国防総省)の重要人物が経歴を担保しているためという話まである。いずれにしても、大物が交友関係にあると証言されている。
[編集] 数々の目撃情報
多くの目撃情報によれば、都内の複数のホテル、千葉県内(千葉市・成田市)のホテルに滞在していることが明らかであり、どうやら「居住先を転々としている」という関係者の証言は信憑性が高い。複数のネット情報によれば新宿での目撃件数がもっとも多く、ついで相模原市、多摩市、調布市、町田市、横浜市の順になっていることから、東京西部と神奈川県の一部地域をベースにしていることが濃厚である。
かつてサンデージャポンにおいて「相模原市でシガーバーを経営」との発言もあり、特に沿線別では京王相模原線での目撃情報が群を抜いて多い。
[編集] 疑惑1 元諜報部員説
これは業界内でもっとも囁かれている疑惑である。CIA、SIS、韓国国家情報院(在籍当時は国家安全企画部?)説が有力視されているが、なかでもCIAの工作員として西アフリカ、中米で破壊工作に従事していたというのがもっぱらである。
また、テロリストだったという未確認情報もあるが、これについては真偽の程は不明である。
[編集] 疑惑2 替え玉説
実体のテレンス・リーは別人であり、影武者として活動しているのがメディアに登場する人物との説。これについては一部ネット上で流布された根拠のない話というのが有力。
[編集] 疑惑3 元殺し屋説
中米某国(コロンビアという説もある)で仕事をしていたことは本人の著作に詳しい。また、1980年代後半に中米での目撃報告(駐在員など)があることなどから、海外在留中に裏社会の一員となり、殺し屋になったという説が流れたと思われる。
いずれにしても、関係者の証言をまとめれば、1980年代初頭から1990年代初頭まで頻繁に海外に渡航し、数ヶ月から数年消息が知れなかったことは間違いなく、なんらかの非合法な活動に従事していたであろう根拠となっている。