ドモン・カッシュ
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ドモン・カッシュ (Domon Kasshu) は、アニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する、架空の人物。ネオジャパン代表のガンダムファイターで、本作の主人公である(声:関智一)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] キャラクター設定
ネオジャパンコロニー出身で、コロニー格闘技の覇者、キング・オブ・ハートの紋章を右手に持つ。幼少時(父がドモンを名門学校に通わせたため、それに反発して家を出たとも言われている)より東方不敗マスターアジアに師事し、流派東方不敗を伝授された。故に最終学歴は低い。 帰郷した後、国家反逆罪により永久冷凍刑となった父親ライゾウ・カッシュを助け、その元凶である兄キョウジ・カッシュとデビルガンダムを倒すため、ネオジャパンのガンダムファイターとなる。パートナーは幼馴染のレイン・ミカムラ。 使用ガンダムはシャイニングガンダム(後にゴッドガンダムに乗り換える)。
作品放映当初は無愛想で無鉄砲な男であったが、数々のファイターとの出会いを通じ、次第に感情が表に出てくるようになった。また無愛想だが登場当初から子供に対する優しさは垣間見せていた。放映最終話にて、ガンダム史上、シロー・アマダに次いで熱く恥ずかしい告白をした事でも有名。
全ガンダムシリーズ中、数少ない青年主人公でもあり、初めからMS(本作はMFだが)乗りの主人公である。
[編集] 戦跡
- 世界放浪~新宿編
ドモンの目的はデビルガンダムを駆る兄キョウジを倒すこと。そのため各国のガンダムファイターや後の新生シャッフル同盟(チボデー、サイ・サイシー、ジョルジュ、アルゴ)と戦いながらも兄キョウジを追って行く。そして新宿シティに辿り着いたときドモンは衝撃的な事件に遭遇することになる。師匠マスター・アジアはデビルガンダムの手先となっていた事実、先代シャッフル同盟との別れ、後の新生シャッフル同盟との再開、そして謎のネオドイツのガンダムファイター・シュバルツ。復活したデビルガンダムをドモンは兄への蟠りを捨てることが出来ずしとめ損ね見逃してしまう。
- ギアナ高地編
その後シュバルツとの対戦により己の未熟を悟ったドモンはかつて師匠マスター・アジアと共に過ごした修行の場所ギアナ高地で修行に専念。しかし再びデビルガンダムが現れるも、シャイニングガンダム・「怒り」のスーパーモードでは勝てず、シュバルツのアドバイスで「明鏡止水」を会得。そして「真」のスーパーモードを発動させたドモンはマスター・アジア、そしてデビルガンダムを倒す。その後シャイニングガンダムは度重なるダメージで大破、その場でゴッドガンダムに乗り込み決勝大会の地、ネオホンコンへ向かった。
- 決勝大会
トップ成績で突破した各国ガンダムファイターを相手に開会式でドモンはバトルロワイヤルで待つ師匠マスター・アジアに挑戦状を叩きつけ、「全勝宣言」で突破することを名言。各国のガンダムファイターや、新生シャッフル同盟の挑戦を退け、最終デスマッチでのシュバルツとの全勝対決ではマスター・アジアより「石破天驚拳」を伝授され、フィニッシュホールドで勝利を収め、見事全勝で勝ち進んだのである。
- 決勝バトルロワイヤル
全勝で勝ち進んだドモンであったが、突如デビルガンダムが乱入。デビルガンダム四天王(ミケロ、チャップマン、アレンビー)らが立ちふさがるが、新生シャッフル同盟やレイン、負傷の身であるシュバルツの助太刀もありついにデビルガンダムに辿りつく。そしてデビルガンダムをシュバルツ、そして兄キョウジを犠牲にすることで再び倒した。そしてデビルガンダムを破壊され怒れるマスター・アジアとの最初で最後のガンダムファイト(正式的なもの)を戦い、最後はお互いハイパーモードで石破天驚拳を繰り出すが、ドモンはフィニッシュホールドの石破天驚拳を発展させた「石破天驚・ゴッドフィンガー」でついに師匠を超え、悲しみや寂しさに震えながらも彼を倒した。
- デビルガンダムとの決着、そしてレインへの思い
大会に優勝したドモン。実の兄とシュバルツ、師匠の死。責任を感じてドモンを離れたレイン。とても優勝した晴れ晴れしい気分に馴染めなかった。そんな時デビルガンダム事件の主犯であるウルベによりレインがデビルガンダムの生体ユニットにされ、命がけの知らせをミカムラ博士から聞き取るドモン。しかしレインの気持ちを前に後ろめくも、今までドモンを応援してくれた仲間たちの励ましもあり、ドモンは風雲再起を駆りレインの元へ向かう。そしてネオジャパンコロニーを取り込んだデビルガンダムと対峙、新生シャッフル同盟や各国のガンダムファイターの助力もあり、ウルベのクランドマスターガンダムを倒す。そして最後の敵として立ちふさがるデビルガンダムはレインそのものであり、取り込まれたレインを相手に、ドモンは諦めかけた・・・。その時アレンビーが激励「好きだって」と魔法の呪文をドモンに授け、ドモンは今までの自分に優しくしてくれた思い出を語り感謝し、ついに告白。それに応えたレインはデビルガンダムの鎖から解き放たれた。レインをドモンは強く抱きしめお互い愛を誓い合う。そして二人は「石破ラブラブ天驚拳」で残ったデビルガンダムを撃破。ドモンとレインは「ガンダム・ザ・ガンダム」として地球へと凱旋するのである。
[編集] 家族構成
[編集] その周囲の人々
[編集] メインヒロイン
- レイン・ミカムラ:ドモンの幼馴染にてパートナー。ガンダムのメンテナンスなどを担当する。
[編集] ネオジャパンの人々
- ミカムラ博士:レインの父親で、シャイニングガンダム・ゴッドガンダムの設計者。本業は医者らしい。
- ウルベ・イシカワ:ネオジャパン軍の少佐で、ドモン達をサポートする。
- カラト委員長:ネオジャパンガンダムファイトの責任者。ドモンの第13回ガンダムファイト優勝の功績によりネオジャパン首相に。
[編集] 好敵手たち
- チボデー・クロケット:ネオアメリカのガンダムファイターにして、ドモンの好敵手。後のクイーン・ザ・スペード。
- サイ・サイシー:ネオチャイナのガンダムファイターにして、ドモンの好敵手。後のクラブ・エース。
- ジョルジュ・ド・サンド:ネオフランスのガンダムファイターにして、ドモンの好敵手。後のジャック・イン・ダイヤ。
- アルゴ・ガルスキー:ネオロシアのガンダムファイターにして、ドモンの好敵手。後のブラック・ジョーカー。
- アレンビー・ビアズリー:ネオスウェーデンのガンダムファイターにして、ドモンの好敵手。ドモンに好意を持つ。
- シュバルツ・ブルーダー:ネオドイツのガンダムファイター。ドモンに様々な事を伝えようとする。
[編集] 師匠
- 東方不敗マスターアジア:ドモンの拳の師匠。流派東方不敗の開祖であり、シャッフル同盟の一員という生ける伝説というべき武人。
[編集] 主な搭乗機
- GF13-017NJ シャイニングガンダム
- GF13-017NJII ゴッドガンダム
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