パワースマッシュ
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ジャンル | テニスゲーム |
対応機種 | アーケード(NAOMI) ドリームキャスト(DC) Windows98 |
開発元 | ヒットメーカー |
発売元 | セガ |
人数 | AC…1~2人 DC…1~4人 |
メディア | AC…NAOMI基板 DC版…GD-ROM Win版…CD-ROM |
発売日 | AC版…2000年 DC版…2001年7月2日 Win…2002年7月11日 |
価格 | Win版…6,800円 |
『パワースマッシュ』 (Power Smash) はセガのコンピュータゲーム用のリアル系テニスゲーム。日本国外版のタイトルは「Virtua Tennis」。アーケードゲームとして2000年に発売され、ドリームキャスト、Windows、プレイステーション2、携帯電話、プレイステーションポータブル、プレイステーション3と数多くのハードで発売された。
略称は「パワスマ」。
目次 |
[編集] 概要
パワースマッシュは初のリアル系のポリゴンのテニスゲームである。実在の選手7人をモデルにしたリアルな動きとシンプルな操作性で人気を得た。アーケードでは対戦格闘ゲームのように乱入対戦も可能で向かい合った台に座ったプレイヤー同士が対戦を繰り広げた。
[編集] 登場選手
[編集] パワースマッシュ2
ジャンル | テニスゲーム |
対応機種 | アーケード(NAOMI) ドリームキャスト(DC) プレイステーション2(PS2) |
発売元 | セガ |
人数 | AC…1~2人 PS2…1~4人 |
発売日 | AC版…2001年 DC版…2001年11月15日 PS2版…2002年11月7日 |
価格 | DC、PS2版…5,800円 |
対象年齢 | CERO全年齢 |
デバイス | DC版…ぷるぷるぱっく対応 PS2版…マルチタップ対応 |
前作では選手は男子のみだったが、女子選手が追加され、選手は合計16名になり前作の倍以上に増えた。また、ボールの打ち分けもより多彩に。
2001年にアーケードで発売された後に同年11月15日にドリームキャストに移殖。2002年にプレイステーション2に移殖された。
家庭用ではオリジナルの選手を作成し、育成する「ワールドツアーモード」が搭載され、単なるアーケードライクなプレイだけでなくやり込み・育成要素が追加された。
プレイステーション2版ではエレナ・ドキッチ選手の代わりに杉山愛選手が追加されている。
[編集] 登場選手
- ヴィーナス・ウィリアムス
- セレーナ・ウィリアムス
- リンゼイ・ダベンポート
- モニカ・セレス
- メアリー・ピアース
- アランチャ・サンチェス・ビカリオ
- エレナ・ドキッチ
- アレクサンドラ・スティーブンソン
[編集] パワースマッシュ ニュージェネレーション
ジャンル | テニスゲーム |
対応機種 | プレイステーションポータブル |
発売元 | セガ |
人数 | 1~4人 |
発売日 | 2006年1月26日 |
価格 | 4,800円 |
対象年齢 | CERO全年齢 |
『パワースマッシュ ニュージェネレーション』 (Power Smash NEW GENERATION) は『パワースマッシュ2』をベースにしたPSP初のパワスマ。ワールドツアーなどパワスマ2の要素は健在。
選手数は前作パワスマ2と同じ14人だが、前作から4年が経過したこともあり、選手の殆どが入れ替えられている。シャラポワなど新たに11人の選手が登場し、「NEW GENERATION(新世代)」の名前が冠せられている。家庭用ゲーム機のテニスゲームではコートチェンジごとにプレイヤーの位置が手前、奥と変化したが、本作では携帯ゲーム機ということで常にプレイヤーが手前側に位置する。無線LAN機能を使い4人までの対戦も可能。ミニゲームも追加されている。
[編集] 登場選手
- ロジャー・フェデラー
- レイトン・ヒューイット
- ティム・ヘンマン
- ファン・カルロス・フェレーロ
- トミー・ハース
- セバスチャン・グロージャン
- ダビド・ナルバンディアン
- アンディ・ロディック
- マリア・シャラポワ
- リンゼイ・ダベンポート
- ヴィーナス・ウィリアムズ
- ダニエラ・ハンチュコバ
- アメリ・モレスモ
- ニコール・バイディソバ
[編集] パワースマッシュ3
ジャンル | テニスゲーム |
対応機種 | アーケード(LINDBERGH) プレイステーション3(PS3) |
開発元 | セガ第三AM開発部 |
発売元 | セガ |
人数 | AC…1~2人 PS3…1~4人 |
発売日 | AC版…2006年4月 PS3版…2007年3月8日 |
価格 | PS3版…6,980円 |
対象年齢 | CERO全年齢 |
アーケード版はLINDBERGHという高性能基板を採用し、前作に比べグラフィックが遙かに緻密になった。また、専用のICカードに対応しており、育成した選手を記録することができる。
2007年3月にはプレイステーション3にも移殖された。実写と見紛うばかりのリアルなグラフィックは健在。ラファエル・ナダルは「これ以上リアルなテニスゲームは見たことない」と絶賛した。オリジナル選手を作成し、育成しながら世界ランク1位を目指す「ワールドツアー」モードはもちろん、7種類のカジュアルなミニゲームでワイワイ楽しめる「パーティーモード」も用意されている。PS3専用コントローラーSIXAXISの傾きセンサーにも対応しており、ボタンを使わずに操作することも可能。
日本国外ではXbox 360、プレイステーション・ポータブル版も出ている。
[編集] 登場選手
- ロジャー・フェデラー
- アンディ・ロディック
- ラファエル・ナダル
- デヴィッド・ナルバンディアン
- ティム・ヘンマン
- トミー・ハース
- ジェームズ・ブレーク
- レイトン・ヒューイット
- マリオ・アンチッチ
- テイラー・デント
- ファン・カルロス・フェレーロ
- セバスチャン・グロージャン