ブラッキー (マリオシリーズ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラッキーは、マリオシリーズに登場するキャラクター。
[編集] 概要
『レッキングクルー』のファミコン版にマリオのライバルとして登場したが、それ以降忘れ去られていたキャラクターだった。
『ファミコン通信』(当時)にゲーム業界漫画『あんたっちゃぶる』を連載していた鈴木みそは「ゲーム同窓会をどうそうかい」の回(単行本4巻収録)で、彼を主人公とした。ゲーム役者のプライドを保ちながらも仕事が無いまま業界にしがみつくその哀愁漂う姿は読者の人気を呼び、後に『ファミ通』に連載された続編的作品『おとなのしくみ』においても何度か登場した。ゲーム本編とはほぼ無関係な筆者オリジナルのキャラクターと化してはいるが、ブラッキーというキャラをゲームファンに認知させたのは彼の影響力が大きい。
2001年5月11日に発売されたゲームボーイカラーソフト『モバイルゴルフ』にはブラッキーが登場し、モバイルシステムGBを使ってマリオキャラをダウンロードすることが可能だったが現在はサービスが終了しているためブラッキーのデータが入っているソフトを手に入れるのは不可能に近い。
現在では、ワリオの原型がブラッキーという解釈もあり、この解釈を用いれば現在でもそのキャラクターはワリオの中で生き続けてるともいえる。ファンの間では、ワリオの父(もしくは、親族)ではないかと噂されている。(『マリオ対ドンキーコング』では、この二人が戦うもとになっていた。)
[編集] 登場作品
[編集] 関連項目
|
|
---|---|
人間? | マリオ - ルイージ - ピーチ - デイジー - ワリオ - ワルイージ - オヤ・マー博士 - ブラッキー - スタンリー |
恐竜 | ヨッシー(ワッシー) - キャサリン - ウンババ |
コングファミリー | 初代ドンキーコング(クランキーコング) - ドンキーコングJr - 2代目ドンキーコング - ディディーコング - ディクシーコング |
キノコ族 | キノピオ(キノピコ・キノじい) - クリボー |
カメ族 | クッパファミリー: クッパ - イギー - モートン - レミー - ルドウィッグ - ロイ - ウェンディ - ラリー その他のカメ族: ノコノコ - ジュゲム - トゲゾー - ハンマーブロス - ガボン - カロン - メット - カメック - ミニクッパ - メカクッパ |
ヘイホー系 | ヘイホー - ムーチョ - ヤリホー - ボロドー - カンテラくん - ミットさん - ヘイポー - トンダリヤ |
その他の生物 | 陸上: チョロプー - ハナチャン - チョロボン - ガオー - キングクルール 海洋: プクプク - ホネボーン - ユラリン - ゲッソー その他: テレサ(キングテレサ) - シンエモン - クモクモーン |
兵器・トラップ | バブル - ケセラン - ファイアバー - クッキー - ボム兵 - キラー - ワンワン - ドッスン - トコトコ - バッタン |
植物 | パックンフラワー(ボスパックン) - サンボ - クリボン - ハートフルーツ |
宇宙人 | タタンガ - ゲドンコ星人 |