ホンダ・シビックタイプR
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ホンダ・シビックタイプR(初代) | |
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製造期間 | 1997年-2000年 |
ボディタイプ | 3ドア ホットハッチ |
エンジン | B16B型 1.6L 直4 185ps |
トランスミッション | 5速MT |
サスペンション | 前後:ダブルウィッシュボーン |
駆動方式 | FF |
全長 | 4180mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1360mm |
ホイールベース | 2620mm |
車両重量 | 1040-1070kg |
乗車定員 | 4人 |
車台を共有 する車種 |
6代目ホンダ・シビック |
同クラスの車種 | 初代ホンダ・インテグラタイプR 7代目トヨタ・カローラレビン AE110/AE111型トヨタ・スプリンタートレノ |
ホンダ・シビックタイプR(2代目) | |
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製造期間 | 2001年-2005年 |
ボディタイプ | 3ドア ホットハッチ |
エンジン | K20A型 2.0L 直4 215ps |
トランスミッション | 6速MT |
サスペンション | 前:マクファーソン・ストラット 後:ダブルウィッシュボーン |
駆動方式 | FF |
全長 | 4135mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1430mm |
ホイールベース | 2570mm |
車両重量 | 1190kg |
乗車定員 | 4人 |
生産国 | イギリス |
車台を共有 する車種 |
7代目ホンダ・シビック |
同クラスの車種 | 5代目フォルクスワーゲン・ゴルフ(GTI) プジョー・206(RC) アルファロメオ・147(GTA) MINI(クーパーS) |
ホンダ・シビックタイプR(3代目) | |
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製造期間 | 2007年3月- |
ボディタイプ | 4ドア スポーツセダン |
エンジン | K20A型 2.0L 直4 225ps |
トランスミッション | 6速MT |
サスペンション | 前:マクファーソン・ストラット 後:ダブルウィッシュボーン |
駆動方式 | FF |
全長 | 4540mm |
全幅 | 1770mm |
全高 | 1430mm |
ホイールベース | 2700mm |
車両重量 | 1270kg |
乗車定員 | 4名 |
車台を共有 する車種 |
8代目ホンダ・シビック |
同クラスの車種 | マツダスピード・アクセラ スバル・インプレッサWRX 三菱・ランサーエボリューション |
ホンダ・シビックタイプR(CIVIC TYPE-R)は、本田技研工業が製造するシビックのスポーツバージョンである。
NSXタイプR、インテグラタイプRに続く、タイプRシリーズ第3弾である。
目次 |
[編集] 歴史
[編集] 初代(1997年-2000年 EK9型)
1997年8月22日に、6代目シビックにタイプRを追加設定し発売。
- 型式は前期型(1997.10~1999.12)がE-EK9、後期型(1999.12~)がGF-EK9。エンジンは直列4気筒 DOHC VTEC 1,600cc B16B(185ps)を搭載している。
- 他のタイプRと同様に、車体重量の軽量化、レカロ社製バケットシート、モモ社製ステアリング、チタン製シフトノブ、専用車体色のチャンピオンシップホワイト等が装備された。生産は、鈴鹿製作所で行われた。
1999年12月16日に、CDプレーヤー付オーディオ、キーレスエントリーシステム、アルミパッドスポーツペダル、専用色カーボン調パネルなどを追加して装備の充実を図ったタイプR・Xを追加設定した。
[編集] 2代目(2001年-2005年 EP3型)
7代目シビックのフルモデルチェンジから1年後の2001年12月6日に、欧州仕様のシビック・タイプRを輸入し日本でも販売を開始。標準仕様には無い3ドアモデルで型式はABA-EP3。
- エンジンは直列4気筒 DOHC i-VTEC 2,000cc K20A(215ps)を搭載している。
- クロスレシオの6速マニュアルトランスミッションを搭載し、シフトレバーをインパネに配置していた。
- レカロ社製バケットシート、モモ 社製ステアリングは初代を踏襲したが、シフトノブはアルミ製に変わった。
- イギリスからの輸入車となるため、価格がアップ(¥199.8万⇒¥220万:ベース車両の価格)した。販売ディーラーは同じシビックを扱うプリモ店で、日本仕様の装備が施されていた。
2005年9月22日のフルモデルチェンジを前にして、2005年春頃に輸入を終了した。
[編集] 3代目(2007年- FD2型)
2007年3月29日発売開始。8代目シビックをベースとしたセダン型として復活。
- エンジンは2代目と同じK20Aで、吸排気系のファインチューニング、圧縮比の向上などにより、インテグラタイプR(DC5)の220psに対して5ps向上の225psとなっている。
- ボディ剛性はDC5に対して約50%向上し、加えて新たに18インチで専用コンパウンドをもつPOTENZA RE-070を採用し、サスペンションはその高いグリップを活かしきるセッティングとされている。
- インテリアではこれまで採用されていたレカロシートが廃止され、新たにホンダオリジナルのR specシートが採用された。エンジンスターターは、タイプRでは初のプッシュスタートシステムを採用している。
- 型式はABA-FD2。