マイラ・ヘス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
マイラ・ヘス(Dame Myra Hess, 1890年2月25日 - 1965年11月25日)は英国のピアニスト。バッハのカンタータ第147番《心と口と行いと生活とHerz und Mund und Tat und Leben 》の第6曲"Wohl mir, dass ich Jesum habe"と第10曲"Jesus bleibet meine Freude"のコラールをピアノソロによる「主よ、人の望みの喜びよ」に編曲したことでとりわけ有名。
ロンドンでユダヤ系の家庭に生まれる。王立音楽アカデミーに学び、1907年にベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏してデビュー。その後、イギリスと北米で演奏旅行に取り組む。第二次世界大戦中にすべての演奏会場が閉鎖されると、ロンドンのナショナル・ギャラリーなどでランチタイム・コンサートを企画して、自ら演奏家として出演し、大きな評判を呼んだ。この功績に対して、1941年にデイムの称号を授与された。
特にモーツァルトやベートーヴェン、シューマンの演奏家として有名だが、ドメニコ・スカルラッティから現代音楽に至るまでレパートリーは幅広く、ハワード・ファーガソンのピアノ・ソナタやピアノ協奏曲の初演者でもある。従姉妹のイレーネ・シャラーと組んだピアノ・デュオや、室内楽でも活躍した。
カテゴリ: 1890年生 | 1965年没 | イングランドのピアニスト