マックス・フォン・シリングス
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マックス・フォン・シリングス(Max von Schillings, 1868年4月19日デューレン生 - 1933年6月24日ベルリン没)はドイツの作曲家・指揮者。1919年から1925年までベルリン国立歌劇場の首席指揮者を務めた。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの師としても知られている。オペラ『モナ・リザ』は2番目の夫人のソプラノ歌手バーバラ・ケンプがメトロポリタン歌劇場でタイトル・ロールを歌ったほどの世界的な成功を収めた。
[編集] 生涯
シリングスはデューレンで写真家のカール・ゲオルク・シリングスの息子として生まれた。彼はボンでピアノ、ヴァイオリン、音楽理論を一般的な教育の合間にカスパー・ヨーゼフ・ブランバッハ、オットー・フォン・ケーニヒスロウに師事した。後にミュンヘン大学で法学、哲学、美術史、文学を学んでいる。
1892年10月1日、従姉妹のカロリーネ・ヨゼファ・パイルと結婚する(1923年に離婚し、同年バーバラ・ケンプと結婚している)。
1903年ハイデンベルク大学から哲学の名誉博士号を授与されている。またこれによりヴュルテンベルク王国の勲章を授与され、貴族に列されている。
[編集] 作品
- 歌劇『イングヴェルデ』(Ingwelde)
- 歌劇『笛吹きの日』(Der Pfeifertag)
- 歌劇『モロク』Op. 20(Moloch)
- 2つの交響的幻想曲Op. 6(『海の挨拶』と『朝の海』よりなる)
- ヴァイオリンとチェロ、小管弦楽のための『対話』Op. 8
- ソフォクレスの悲劇『オイディプス王』のための交響的序章Op. 11
- 花の踊り(作品番号なし)
- ヴァイオリン協奏曲イ短調Op. 25
- ピアノ協奏曲『死の舞踏』Op. 37
- メロドラマ『カッサンドラ』Op. 9-1(シラーの詩による)
- メロドラマ『エリュシオンの祭り』Op. 9-2(シラーの詩による)
- メロドラマ『魔女の歌』Op. 15
- 弦楽四重奏曲ホ短調
- 弦楽四重奏曲Op. 32
- 歌曲集『鐘の歌』Op. 22
その他歌曲など。