ミス日本
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ミス日本コンテスト(みすにっぽん)は、日本を代表するミス・コンテスト。
1950年、アメリカの救援活動に感謝して日本とアメリカの友好親善を図る女性親善大使を選ぶことを目的に行われたのが最初で、最初の受賞者は後に映画女優として一斉を風靡し、昭和の美人の代名詞となる山本富士子であった。その後一時中断を挟んだが、1967年に和田研究所という女性の美容研究団体をスポンサーに従えて再開し今日に至っている。
目次 |
[編集] 応募資格
- 15歳から25歳の未婚の女性であって、身長152cm以上
[編集] 現在の表彰項目
- ミス日本グランプリ
- ミスネイチャー
- ミス着物
- ミス海の日
- ミスフォトジェニック
- その他決勝大会の出場者にもミス日本の称号が与えられる。又、ミス日本の称号を得られると、慈善活動団体「ハートフル」のメンバーにも登録される特典がある
- 更に2003年度からスポーツニッポン新聞社のインターネットサイト「スポニチ・アネックス」の利用者を対象にした投票による「スポニチ特別賞」が制定され、受賞者の2003年度の相沢礼子、2004年度の嵯峨百合子と2007年度の萩美香は何れもグランプリとの2冠を受賞した。
[編集] 歴代ミス日本グランプリ
第01回 1950年度 | 山本富士子 | ||
復活第1回 1968年度 | 鈴木紀子 | 第20回 1988年度 | 玉井美香(叶美香) |
第02回 1969年度 | 鈴木紀子 | 第21回 1989年度 | 澤本礼江 |
第03回 1970年度 | 竹内幸子 | 第22回 1990年度 | 相馬知実 |
第04回 1971年度 | 吉村由美子 | 第23回 1991年度 | 岡本恵美 |
第05回 1972年度 | 坂本千桃 | 第24回 1992年度 | 藤原紀香 |
第06回 1973年度 | 長谷川みつ美 | 第25回 1993年度 | 小岩井陽子 |
第07回 1974年度 | 田窪佐和子 | 第26回 1994年度 | 松田直子 |
第08回 1976年度 | 浅井孝美 | 第27回 1995年度 | 長井千尋 |
第09回 1977年度 | 手塚圭子 | 第28回 1996年度 | 近澤美歩 |
第10回 1978年度 | 榎本安江 | 第29回 1997年度 | 田村桂子 |
第11回 1979年度 | 村田知嘉子 | 第30回 1998年度 | 和田淑子 |
第12回 1980年度 | 桑原順子 | 第31回 1999年度 | 小松田有理 |
第13回 1981年度 | 桑原順子 | 第32回 2000年度 | 出川紗織 |
第14回 1982年度 | 峰岸房子 | 第33回 2001年度 | 野手るりこ |
第15回 1983年度 | 山口裕美 | 第34回 2002年度 | 佐野公美 |
第16回 1984年度 | 常岡昭子 | 第35回 2003年度 | 相沢礼子 |
第17回 1985年度 | 根本里美 | 第36回 2004年度 | 嵯峨百合子 |
第18回 1986年度 | 中村麻美 | 第37回 2005年度 | 久米里紗 |
第19回 1987年度 | 伊比恵子 | 第38回 2006年度 | 小久保利恵 |
第39回 2007年度 | 萩美香 |
[編集] ミス日本から生まれた主な著名人(各賞受賞者を含む)
- (年号は受賞年)
- 山本富士子(1950年、女優)
- 伊比恵子(1987年、映画監督、第71回アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画部門受賞)
- 玉井美香(1988年、後に「玉乃ヒカリ」を経て「叶美香」に改名)
- 相馬知実(1990年、第22回グランプリ受賞当時、静岡放送アナウンサー)
- 藤原紀香(1992年、女優)
- 佐野美和(1992年、後に八王子市議会議員に当選。現:タレント、政治ジャーナリスト)
- 新井田雅樹(1992年、ナレーター声優)
- 大竹一重(1994年、女優、モデル)
- 西川史子(1996年、医師、タレント)
- 中沢純子(1997年、女優、タレント)
- 迫田悠(1998年、後に「水沢はるか」に改名。タレント、お天気アナウンサー)
- 小谷亜希子(1999年、タレント)
- 相沢礼子(2003年、タレント、テレビキャスター)
[編集] 2007年ミス日本
[編集] 関連項目
- ミス・インターナショナル
- ミス・ワールド
- ミス・ユニバース