ロードプリヴェイル
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性別 | 牡 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1998年4月21日 |
死没 | - |
父 | ウッドマン |
母 | Dance Play |
生産 | Orpendale & Jim Fleming |
生国 | アメリカ合衆国 |
馬主 | ロードホースクラブ |
調教師 | 池江泰郎(栗東) |
競走成績 | 37戦12勝(うち障害12戦6勝) |
獲得賞金 | 3億829万8000円 |
ロードプリヴェイルは日本の競走馬。2004年に障害競走において重賞を3連勝した栗毛の牡馬である。近親にエプソムダービーに優勝したセクレト、そしてチャンピオンハードル3連覇などハードル競走で輝かしい成績を収めたイスタブラク(istabraq )がいる。
[編集] 戦績
デビューは遅く2001年8月の3歳未勝利戦。しかしここで2着と好走すると2戦目は後続に3秒差をつけて大差勝ちし注目を浴びる。次走は単勝元返しの圧倒的人気となり8馬身差の圧勝。その後も中京競馬場でダート1700mのコースレコードを出すなど活躍するが、オープン競走を勝つことが出来ないまま2003年12月28日のベテルギウスステークスで10着に敗れたのを最後に障害入りする。
障害戦では3戦目で先行から押し切る形で初勝利。そして京都ジャンプステークスに駒を進めるが、途中の飛越ミスもあって後方に置かれたまま盛り返せず6着に敗れる。しかしここから快進撃が始まることになる。中京、阪神の障害オープンで共にコースレコードを叩き出し、更に小倉サマージャンプでも3戦連続となるレコード勝ち。続く阪神ジャンプステークスでは3連勝と波に乗るローレルロイスに僅差の勝利となりレコードも記録できなかったが、京都ハイジャンプでは2着に10馬身差の圧勝。5連勝、重賞3連勝を決める。
JGI年間3勝を目指していたブランディスが引退したことで、中山大障害では1,7倍の大本命となったが、他馬に挟まれて最後方スタート、また、足を痛めるなどの不利が影響したか最後は全く伸びずに5着に敗れる。翌2005年はペガサスジャンプステークスから始動するが僅差の4着。中山グランドジャンプでは大竹柵で落馬したフォンテラに2週目の2コーナーから進路を塞がれてスパートがかけられず、更に最終第4コーナーで故障により競走中止したトーヨーシーザーの影響をまともに受けるなど、全く競馬にならず9着と惨敗する。
その後脚部不安を発症。復帰を目指したが2006年6月7日に登録を抹消した。スタート後の加速が悪く道中も反応が鈍かったが、最後の直線に向くと非常に力強い走りを見せた。現在は滋賀県の甲賀ファームで乗馬となっている。
[編集] 血統表
ロードプリヴェイルの血統 (ミスタープロスペクター系/Nasrullah 5×5×5=9.38%、Native Dancer 4×5=9.38%、Princequillo 5×5=6.25%) | |||
父
Woodman 1983 栗毛 |
Mr.Prospector 1970 鹿毛 |
Raise a Native | Native Dancer |
Raise You | |||
Gold Digger | Nashua | ||
Sequence | |||
*プレイメイト Playmate 1975 栗毛 |
Buckpasser | Tom Fool | |
Busanda | |||
Intriguing | Swaps | ||
Glamour | |||
母
Dance Play 1988 栗毛 |
The Minstrel 1974 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Fleur | Victoria Park | ||
Flaming Page | |||
Betty's Secret 1977 鹿毛 |
Secretariat | Bold Ruler | |
Somethingroyal | |||
Betty Loraine | Prince John | ||
Gay Hostess F-No.4-d |
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