三国競艇場
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三国競艇場(みくにきょうていじょう)は、福井県坂井市三国町池上80-1にある、北陸地方および本州日本海側唯一の競艇場である。現在の主催者は武生三国モーターボート競走施行組合(越前市・坂井市)とあわら市で、開催の大半は前者が主催している。施設所有者は京福電気鉄道系列の三国観光産業株式会社。
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[編集] 概要
1953年(昭和28年)に開設され、当初は九頭竜川の河口付近に作られていたが、1966年(昭和41年)の九頭竜川一級河川昇格に伴い建設省より移転通達が出され、1968年(昭和43年)に現在の場所へ移転した。かつての九頭竜川河口時代には、「九頭竜の三角波」といわれる全国屈指の難水面で、選手も恐れる競艇場であった。また、現在の三国競艇場も特に冬場は強風の日が多く、そのためここをホームプールとする選手は風に強いという定評がある。
毎年3月頃には周年記念(GI)である「北陸艇王決戦」が行われる。
企業杯(GIII)として、ペプシコーラ杯が行なわれている。
また正月には「初夢賞」、ゴールデンウィークには「湯の花賞」、お盆には「しぶき賞」なども行なわれている。
[編集] 水面の特徴
水質は淡水。年間を通じてスタートラインに対して追い風が吹くことが多いため、全国でもインコースが強い水面として有名であったが、2001年の第1ターンマークの位置変更に伴い、幅広い決まり手の発生する水面へと変化した。昔は厳冬期に水面の凍結防止のため、夜中に救助艇を走らせていたという北陸地方ならではのエピソードもある。
[編集] 過去に開催されたSG競走
- 1995年8月 第41回モーターボート記念競走 優勝者 - 中道善博(2096・徳島) 連勝式5-4・6290円 決まり手 - 捲り
- 1998年7月 第3回オーシャンカップ競走 優勝者 - 松井繁(3415・大阪) 連勝式1-4・1140円 決まり手 - イン逃げ
- このオーシャンカップは、前年の1月に日本海で起きたナホトカ号重油流出事故の復興支援を願って開催したといわれる。
[編集] 2000年以降に開催されたGI競走
- 2000年2月 開設46周年記念競走 優勝者:倉谷和信(3290・大阪)
- 2000年10月 モーターボート大賞 優勝者:石田政吾(3635・石川)
- 2000年12月 開設47周年記念競走 優勝者:西島義則(3024・広島)
- 2001年2月 近畿地区選手権 優勝者:今垣光太郎(3388・石川)
- 2001年12月 モーターボート大賞 優勝者:今垣光太郎(3388・石川)
- 2002年3月 開設48周年記念競走 優勝者:西島義則(3024・広島)
- 2003年3月 開設49周年記念競走 優勝者:松井繁(3415・大阪)
- 2003年11月 モーターボート大賞 優勝者:松井繁(3415・大阪)
- 2004年3月 開設50周年記念競走 優勝者:濱野谷憲吾(3590・東京)
- 2005年2月 近畿地区選手権 優勝者:太田和美(3557・奈良)
- 2005年3月 開設51周年記念競走 優勝者:野長瀬正孝(3327・静岡)
- 2005年12月 モーターボート大賞 優勝者:吉川元浩(3854・兵庫)
- 2006年3月 開設52周年記念競走 優勝者:今垣光太郎(3388・石川)
- 2006年11月 モーターボート大賞 優勝者:魚谷智之(3780・兵庫)
[編集] 福井支部所属の有名選手
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