五色町
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五色町(ごしきちょう)は、兵庫県(淡路島)の西海岸中央部にかつて存在した町。旧津名郡。
2006年2月11日に洲本市と対等合併し、新しい洲本市の一部となったため消滅した。洲本市との合併後は五色町の町域は「洲本市五色町○○」という住所表記となっている。
目次 |
[編集] 地理
町名には「五色浜」と五町村合併をかけている。
- 山: 竜宝寺山
- 河川: 都志川、鳥飼川
- 海: 播磨灘
淡路島内で唯一、神戸淡路鳴門自動車道が通らない自治体で交通アクセスが悪いことが問題になっていた。この為、兵庫県道46号洲本五色線と交差する中川原バスストップ付近に新インターチェンジ構想が「五色地域ビジョン」に盛り込まれていた。(神戸新聞記事)
[編集] 隣接している自治体
[編集] 合併の経緯
2004年には洲本市との合併協議を進め、「洲本五色市」の名称で2005年第1四半期の合併実現を目指していたが、合併期日の決定が難航し、一旦白紙状態となった。約半年間の休止を経て、後に協議が再開。しかし、2005年3月末の合併特例法適用期限を前にした同年3月9日、五色町議会で合併関連事案が否決された。これにより同法の適用が危うくなったため、期限直前の同年3月29日に臨時議会をひらき、賛成多数で事案を可決。合併申請には至ったが、一方で町長が町政の混乱を招いたとして辞表を提出した。
以上の経緯があった後、2006年2月11日に洲本市と対等合併した。
[編集] 歴史
- 1956年(昭和31年)9月30日 津名郡都志町、鮎原村、広石村、鳥飼村、三原郡堺村が合併して誕生。
- 2006年(平成18年)2月10日 五色町閉町。
- 2006年(平成18年)2月11日 洲本市と合併。
[編集] 行政
- 町長:山口 一紀(2005年5月15日 - 2006年2月10日)
[編集] 立法
[編集] 五色町議会
- 定数 12人
[編集] 構成
党派 | 議席数 |
日本共産党 | 1 |
無所属 | 11 |
[編集] 経済
[編集] 産業
- 主な産業
- 主要な産業は農業・漁業。
- 産業人口(2000年国勢調査)
- 総数 5,577人
- 第1次産業 1,536人(27.5%)
- 第2次産業 1,498人(26.9%)
- 第3次産業 2,537人(45.5%)
- 分類不能 6人 (0.1%)
- 昼夜間人口比 86.9%
[編集] 漁業
- 北角川漁港
- 角川漁港
- 船瀬漁港
- 鳥飼漁港
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 健康
- 平均年齢
[編集] 教育
町内に高等学校はなく、大部分は洲本市・淡路市・南あわじ市の高校に通っている。
[編集] 中学校
- 五色町立五色中学校
[編集] 小学校
- 五色町立都志小学校
- 五色町立鮎原小学校
- 五色町立広石小学校
- 五色町立堺小学校
- 五色町立鳥飼小学校
[編集] その他の学校
- 兵庫県立淡路養護学校
[編集] 交通
[編集] 道路
- 都道府県道
- 主要地方道
- 兵庫県道31号福良江井岩屋線(淡路サンセットライン)
- 兵庫県道46号洲本五色線
- 兵庫県道66号津名五色三原線
- 一般県道
- 主要地方道
[編集] 高速バス
[編集] 路線バス
- 淡路交通
- 西浦線(淡路市郡家方面行)
- 鳥飼線(洲本高速バスセンター・南あわじ市湊方面行)
- 都志線(洲本高速バスセンター・南あわじ市湊方面行)
- 淡路タクシー
- 鮎原線(淡路市志筑方面行)
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 高田屋嘉兵衛まつり(8月15日)
- 海水浴場
- 都志海水浴場
- 船瀬海水浴場
- 新五色浜海水浴場
- 五色浜海水浴場
[編集] 出身有名人
[編集] その他
[編集] 外部リンク
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