城北埼玉中学校・高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
城北埼玉中学校・高等学校 | |
創立 | 1980年 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人城北埼玉学園 |
校訓 | 着実 勤勉 自主 |
教育方針 | 人間形成 大学進学指導 |
創立記念日 | 11月11日 |
創立者 | 近藤薫明 |
共学・別学 | 男女別学(男子校) |
中高一貫教育 | 連携型 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
設置学科 | 普通科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒350-0014 |
埼玉県川越市古市場585-1 | |
電話番号 | 049-235-3222 049-235-7020(FAX) |
外部リンク | 公式サイト |
城北埼玉中学校・高等学校(じょうほくさいたまちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、埼玉県川越市古市場にある私立中等教育学校、男子校。
従前は東京都板橋区の城北中学校・高等学校とは系列校であったが、現在、交流関係はない。
目次 |
[編集] 沿革
- 1980年(昭和55年) 開校(当初1学期中はプレハブ校舎で授業を開始。なお、今の位置のほかに現川越車両センター付近が候補としてあがっていたそうだ)。
- 1981年(昭和56年) 富士見川越有料道路が開通。第一回文化祭が開催される。
- 1985年(昭和60年) 校外施設「白樺荘」が群馬県利根郡新治村猿ヶ京(現みなかみ町猿ヶ京温泉)に完成(当時、秩父や軽井沢が候補としてあがっていた)。
- 2002年(平成14年) 近藤記念ホール完成、中学校開校。
- 2005年(平成17年) 創立25周年。
[編集] 歴史
城北埼玉の構想が出来たのは、1970年代である。この頃、当時の城北高校の校長であった近藤薫明(旧制府立四中(現・都立戸山高校)卒業)が構想を練っていた。そこに、埼玉県の高校誘致による関係で、現在の城北埼玉高校の構想ができた。
[編集] 概要
「着実・勤勉・自主」を校訓としている。“難関国公立大学現役合格”を目指す教育が行われている。基礎に重点を置きながらも、入試に直結するような授業を展開する。質の高い授業には定評があるが「予備校に通う必要はない」とまで断言するに至っては、卒業生等から疑問の声が聞かれる。
JR川越線南古谷駅・西武新宿線本川越駅・東武東上線上福岡駅よりスクールバスを運行している(後述)。
[編集] 特色
学校週5日制を採用していない。2年次より理系・文系に分かれてクラスを編成し、3年次ではさらに細かくクラス分けをしている。また、成績優秀者を集めた選抜クラスも存在する。最近では以前よりも高い進学率を誇り、埼玉県内の私立の進学校では1位2位を争う。特に理数系に強い。これは、数学の指導者の質が高いという事である。 また2006年度の入試結果では卒業生約260名に対し、国公立大学に合計約60名(東大1・京大2・東工大4・一橋大3)、早大・慶大・上智大に合計約100名を送り込んだ。
「城北埼玉高校」は呼び名として長いので、呼びやすくするために「城玉(じょったま・じょうたま)」と呼ぶ事もある。この時「城北(じょうほく)」と呼ばないのは、東京都板橋区にある城北中学校・高等学校との混同を避けたためである。
[編集] 設備
ドーム型の大きい食堂がある。昼休みには多くの生徒で混雑するが、席が豊富なため満席になることはほとんどない。弁当を持ち込んで食堂で食べる生徒も多い。また、武道館、室内プールなどがある。
[編集] アクセス
- JR川越線南古谷駅、東武東上線上福岡駅からスクールバスで約10分、徒歩で約30分
- 西武新宿線本川越駅からスクールバスで約15分
上福岡駅からバス停までの距離は、他の二箇所に比べて格段に長いため、最終発車時刻ギリギリになると、駅からバス停まで疾走する生徒がしばしば見受けられる。
[編集] 学園祭
- 9月:けやき祭-2日目に行われる後夜祭では一般的な花火大会と同じように職人さんが作る花火が打ち上げられる。(周りが殆ど田んぼであるため、一般並みの花火が打ち上げられる。なお創立25周年の時には、花火の打ち上げ数が多少増えた。)