宇部新川駅
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宇部新川駅(うべしんかわえき)は、山口県宇部市上町1丁目にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅。
宇部市の中心市街地に位置し、同市を代表する駅である。駅構内には宇部新川鉄道部がある。かつては宇部電車区(略号は広ウヘ)が同市藤山に設置されていた。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 構造
2面3線のホームを持つ。ほかに側線もあり、電車が留置されていることがある。下り側に向かって左側に木造の駅舎がある。
みどりの窓口を設置している。
[編集] バス
駅前のバスターミナルは宇部市交通局(宇部市営バス)の運行拠点となっており、バス待機用のスペースがあるほか、待合室や案内所も設けられている。また、船木鉄道バス(船鉄バス)もターミナル構内に乗り入れる。宇部市内を運行する他社(サンデン交通・中国ジェイアールバス)は駅前ターミナルへは乗り入れず、駅の南東約300mの場所にある宇部中央バス停に発着する。なお宇部市営バス・船鉄バスも宇部中央を経由する。
高速・長距離・特急バスについては、宇部市交通局が運行する新山口駅~宇部間の特急・快速バスや宇部市~山口宇部空港間のバスは駅前ターミナルに発着するが、それ以外の高速バスは宇部中央に発着する。
宇部中央バス停も参照。
[編集] 駅周辺
先述の通り、当駅の周辺は宇部市の中心部にあたり、駅前には商業施設やビジネスホテルなどが多く立地している。宇部市役所は隣の琴芝駅が最寄りとなる。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は1,321人である(2005年度)
[編集] 歴史
- 1914年1月9日 宇部軽便鉄道の宇部新川駅として開業。
- 1943年5月1日 国有化。宇部駅に改称。同時に山陽本線宇部駅を西宇部駅に改称。
- 1964年9月15日 宇部新川駅に改称。山陽本線西宇部駅の宇部駅への改称は同年10月1日。混乱を防ぐためという理由で時期がずらされた。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承。