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宮城県仙台第三高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮城県仙台第三高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 宮城県
校長 高橋俊郎
建学の精神 心身の健康
真・善・美の追求
愛と知の稔り
共学・別学 男女別学(男子校)
所在地・連絡先
所在地 〒983-0824
宮城県仙台市宮城野区鶴ヶ谷1丁目19番

電話番号

022-251-1246
FAX番号 022-251-1247
公式サイト 宮城県仙台第三高等学校

宮城県仙台第三高等学校(みやぎけんせんだいだいさんこうとうがっこう)は、宮城県仙台市宮城野区鶴ヶ谷にある県立の高等学校である。仙台一高仙台二高明治創設であるのに対し、本校は戦後に創設された男子校である。即ち公立男子高等学校では福島県立福島東高等学校福島県立郡山高等学校、東京都立秋川高等学校に次いで新しい学校であったが、三校とも共学化もしくは廃校になり、本校は日本で一番歴史の短い現存する公立男子校となっている。

仙台三高は宮城県で初の理数科が設置された高校である。理数科は他に宮城一女宮城県仙台向山高等学校にも理数科が設置されているが、いずれも制服が自由・私服校であることはいささか興味深い。また宮城三女と同じく、近隣に対となるべき別学校は存在しない。また、宮城三女とは違い、付近に共学の高校も無い。

目次

[編集] 設置学科

6学級240名定員。なお、開校以来長らく7学級体制であったが、時間割配置に大きな制約となっており、偶数級への移行はある種の悲願であった。
2学級80名定員。理数科研修会・理数科研究発表会など、普通科のカリキュラムには含まれていない行事がある。

[編集] 校史概説

以下、公式HPには無い点について記述する。

  • 1961年3月17日 - 普通高校設立の請願書提出。
  • 1963年4月1日 - 宮城県仙台第三高等学校開校。
  • 1963年4月16日 - 宮城県仙台第三高等学校開校式。この日を以て仙台三高の開校日とする。
  • 1968年4月1日 - 理数科を設置。
  • 1970年4月1日 -「服装の自由化」を公認する。
  • 1970年6月19日 -「三高襲撃事件」発生。
  • 1970年8月5日 - 弓道部、インターハイ初優勝。
  • 1971年10月1日 -生徒会会則改正。生徒会長制廃止、代議員制に移行。
  • 1983年7月 - 高校野球県大会、初の決勝戦出場。
  • 1988年6月 - 陸上部、高校総体三連覇。
  • 1989年1月8日 - 仙台三高史上初とされる日の丸掲揚。事由は昭和天皇崩御にかかる弔旗掲揚のため。
  • 1991年9月 - 秋期高校野球県大会、公立高校として初めて、私立三強(東陵・東北・仙台育英)を全て破る。
  • 1992年 - 最後の修学旅行。
  • 1996年 - 栗駒登山中止、蔵王登山に変更。
  • 2001年 - 再度栗駒登山に変更。
  • 2005年4月 - 空き教室を活用して自習室を設置。
  • 2005年10月12日 - 第1回スポーツフェスティバルが行われる。
  • 2005年10月20日 - 2009年度に校舎改築と共に共学化へ移行するという内容の教育委員会計画案が決定する。

[編集] 開校

第一次ベビーブーム世代--団塊の世代ともいう--の高校進学時期を迎え、高校の増設が急務となっていた。また同時期仙台市より普通科高校の設置の要望が出されており、これらを受けるかたちで、普通科高校--仙台三高--の設置が決まった。この時同時に設置されたのが石巻工業高校である。

[編集] 師弟一行

  • 仙台三高の通用口に職員用は存在しない。教職員、生徒共に同じ通用口から出入りする。事務室脇の通用口は、来客用と校長専用である。
  • 以前は同様に教職員用の便所も存在しなかったが、2006年現在では存在する。

これは初代校長、小針寿一校長の、常に師弟は共にあるべきという理念による。

[編集] 制服の自由化

仙台三高は制服の自由を採用しているが、これは単なる私服とは全く意味が異なることに注意すべきである。即ち単なる『「規制」からの「自由」という考えに立つものではなく、「服装の自由化」を通して自主性・自律性を高めあうという不断の努力が要求される』(生徒手帳内「制服自由化」に思うより抜粋)のであり、これが 満たされていない制服の自由に全く意味はなく、単なる野放図というべきものである。制服の自由は、ただ自らの意志によってのみ、常に決定されなければならない。

[編集] 三高襲撃事件

学生運動が活発であった時期に起きた事件。在校生他、高校全共闘を編成していた他校生など複数による職員室へ破壊活動、バリケード活動だった。ただ実際には数十分程度のものであったらしい。当日は中間試験第一日目であり、受験体制への抵抗の意志もあったと思われるが、試験そのものは正常通り行われたとされる。なお本事件に関する処分・退学者は発生していない。これは当時の仙台三高の意志によるものである。

[編集] 代議員制

開校当初は生徒会長制をとっていたが、生徒会活動への無関心化、民主的な生徒会運営などを理由とし、代議員制を採用した。移行中、賛成派・反対派両方の生徒会長が選出され、移行には数年の年月を要している。代議員制の導入により意志決定は代議員会により行われ、全校生徒の投票により選出される役員は、代議員会議長、会計長、監査委員長、応援団長である。

[編集] 校章

太平洋の波と、蛍雪の蛍から図案化したものである。当初は開校した土地一帯が通称「重箱山」と称されていたことから、重箱を重ねたものとする案もあったが、初代小針校長が、校地から見える太平洋に着想を得て、この校章となった。

  • なお、逍遙歌に、「夏の夜は 蛍飛ぶ沼」とあるが、開校当時実際に蛍が飛ぶかう自然環境であったかどうかは定かではない。また、この沼は実際には与兵衛沼を指すという説もある。
  • 校章にはいくつかの異伝があるが、「躍進三高--仙台三高創立30周年記念誌」によって掲載されているものが正式のものである(蛍の背に菱状の模様がある)。なお、蛍の図案が実物に近い図案になっているものは、開校当初から存在しているが、正式な校章ではない。
  • 旧制第二高等学校の校章に蜂が使われていたことから、二高出身の教師から昆虫を校章に使うという案が出たという説がある。
  • 北校舎4階、事務室脇通用口の上部の南側壁面には、この校章が大きく掲げられているが、三匹いる蛍のうち、一匹の足の一本が折れた状態にある。この足の折れた蛍は、三高の2年生を指しているとされ、「中だるみの2年生」を象徴しているという。即ち、足が折れていない2匹の蛍のうち1匹は1年生、「希望に満ちて三高に入学する1年生」を象徴し、もう1匹は3年生、「志望校合格へ躍進する3年生」を象徴しているという。しかしながら、いつこの校章の蛍の足が折れたのかは不明であり、地震の時に破損したのか、将又、製作段階から意図的に壊されていたのか等、諸説存在する(注 資料等により、平成以降は確実に折れていたことが確認できる。仮に地震によるものとした場合、1978年の宮城県沖地震による可能性がある。なお開校当初から折れていたというのは少々考えにくいが、否定する資料もないのでこのまま付記しておく)。

[編集] 校名について

諸説あるが、ただ単純につけるべき地名が無かった、という説が浮上している。開校時の住所は「仙台市原町小田原安養寺中14」であるが、原町であれ小田原であれ、校名としては他の自治体に同様な地名があるため、名前としては紛らわしくためらいが生じたと思われる。とすると安養寺ぐらいにつけようがないのだが、これも地名としては昔そういう寺があったらしいという程度のもので、学校の名に冠するほどの地名ともいえない。

こういった地名上の理由から、単純に仙台一・二の次の番号として三高となった可能性は否定できない。つまり仙台一・二に続く三番目の地位を云々という意図が込められていた証拠はなく、数えようによっては市立仙台高校を含めて四番目であるから仙台四高、宮一女~三女を含めて七番目であるから仙台七高、定時制高校その他を含め十三番目であるから仙台十三高、ということもあり得たわけであり、数字そのものに必然性、固有性を見いだすことにあまり意味はないと思われる。

なお仙台市原町小田原安養寺中14という地名は、官公庁の書類上今なお仙台三高の所在地として生きていることを補足しておく。

[編集] 校歌・応援歌

学校として最初に作られたのは逍遙歌であり、校歌ではない。このため最初期のOB間には校歌より思い入れがある人もいる。

応援歌は殆どが開校時に作られたが、のちに歌われなくなった歌も数曲ある。また世代による歌詞の変動・曲調の著しい変化が発生しており、関係者全員が統一して歌うことは困難であろう。

なお、校歌・応援歌について開校当初からの変遷を資料として収集したものは存在しない。これは歴史としてまとめるには日が浅いということであろうか?それともそういう土壌がまだ仙台三高にはないということであろうか?

[編集] 応援団

本校応援団(正式には應援團)は所謂バンカラスタイルの応援団として知られている。応援団が新入生に対して行う応援歌歌唱指導は仙台三高に入学した者への二番目の試練となっている(最初の試練は学校を取り囲む坂道である)。これは校歌、応援歌をはじめ、挨拶や応援の仕方などを新入生に教えるための伝統の行事で、入学式の翌日、生徒会入会式・応援団歓迎会から引き続き、約一週間ほど続く。この間、新入生はあくまで新入生である。

この行事は、確かに一部の他校にも見られる通過儀礼ではあるが、その歌唱指導を経て、今までの中学生気分から高校生活への脱皮、従前の価値観からの脱却を成す者もいる。この点については、単に旧弊等と安易に括るのではなく、仙台三高における教育の一つとして、改めて再評価を与えられるべきとの意見もある。

また、応援団は各部活の応援に積極的に参加し、野球部の甲子園予選やラグビー部の花園予選は勿論、応援できない部活(剣道やフェンシング等)にもエールをおくり、親睦を深めている。

  • 開校当初は、応援団専用のユニフォームが存在していた。
  • ある年、威圧的な歌唱指導をめぐって保護者からの抗議の電話があった。しかし、その電話に出た某教諭は「高校は小学校・中学校と違って義務教育ではないんです。そんなに嫌なら、退学していただいても結構なんですよ」と答えたという。
  • 「バンカラ」が本格化したのは平成以降である。昭和期は単純に生地の関係で弊衣化していたことが多く、今日から想像するほどの服装ではない。

[編集] 校舎

中央校舎(当時は南校舎)・北校舎・西校舎・南校舎の順に建築された。南校舎建築時点で、旧南校舎が、中央校舎と名称が変更になった。

  • 西校舎・文化会館が二階建になっているのは単に地盤上の理由による。
  • 南校舎建築以前は、校章をかたどった噴水が設置されていた。
  • 南校舎と中央校舎は、書類上連続した建築物とはなっていない。
  • 重力の関係で、保健室を拡張することは不可能である。北校舎一階にやたら部屋が多いのはこの関係による。

[編集] 自習室の設置

平成17年、中央校舎1階に個人ブース形式の机が並べられた自習室が完成した。これまで三高で自習をするところといえば、図書室や二階職員室の奥の会議室、一般教室であったが、生徒からの強い要望があり、この自習室が作られた。大手予備校グループが提供しているものと同様の設備で、始業前や放課後などは、自習する生徒が多々見られる。ただ、図書室にはエアコンがあるのだが、この自習室には無いので、夏場は少々暑苦しく、そういった理由から自習室を使わない生徒もいる。逆に、机の数が足りないといって、自習室を拡大してほしいという声も上がっているが、予算と教室配置の関係上、これ以上机の数を増やせていない。

[編集] 校舎改築問題

四十周年事業として校舎改築が行われる予定であったが、まだ改築は行われていない。そもそも四十周年では新校舎に改築するはずであったのだが、基本設計図と模型の作製、設計図の作成、改築の請願の提出と次第に尻すぼみになり、今日では請願すら通っていない状態である。これは宮城県の男女共学化問題との関係が生じており、単純に改築というわけには行かない理由がある。

なお、上記にも示したが、地盤の構造上改築にはいくつかの制約がかかっているのだが、それについての解決策は学校当局からは示されていない。

[編集] 改築時の代替措置

第二グラウンド付近に、未使用のまとまった県有地があることから、改築時に活用するという構想があった。 自習の森、鴻志の森は、緑地保全地帯にかかっているため、いずれも敷地に転用することは不可能である。

[編集] 共学化問題

全ては民主主義の原理によって解決されるべき問題であり、ここでは取り上げない。即ち政治家を選んだ責任が公民にはあるということであり、またその政治家が下した判断には従わなければならない---それが今までの方針を根底から覆すようなものであっても---。そしてその政治家を選び出せるのもまた公民の権利なのであり、その機会に適切な行為をしなければ、何人もその判断を覆すことはできないのである。
また、行政職には、常に自らの職務への責任があるが、学校長その他の教職員は、同時に行政職にあることに注意しなければならない。したがって、常に行政の手続きには従わなければならず、上位職等によって決定された手続に則らない行為は、行政職者として著しく問題ある行為だということができよう。

[編集] 本校における共学化の流れ

この項目は現在進行中の事象を扱っておりますが、Wikipediaはニュース速報ではありません。性急な編集をせず事実を確認し正確な記述を心懸けてください。またウィキニュースへの投稿も検討してみてください。なお、この内容は不特定多数のボランティアにより自由に編集されていることを踏まえ、自身の安全利害に関わる情報は自己責任でご判断ください。

2005年10月20日、県教育委員会から「本校を2009年度に校舎を新築すると共に共学化する」ということが正式に通達された。 2001年度に策定された「県立高校将来構想」という枠組みの中で議論されてきたものであったが、はっきりとした結論にはこれまでのところ達しておらず、共学化等の開始時期は事実上未定であった。しかし、この日までに固められた共学化計画案が同年10月21日に開かれた県の臨時教育委員会に提出されたことにより、具体的な共学化の内容が確定した。

共学化が正式に決まったこの日、2時限目が終わった休み時間に全職員が緊急に職員室に招集され、校長よりこのことが通達された。生徒には同日の昼休みに放送を使って通達された。

  • 注 これは共学化するという「案」の決定である。
  • 宮城県教育委員会高校教育課長名、平成17年10月28日出達の文書によれば「在校生、同窓生、PTAに対しては随時説明を行い、県教委から在校生への直接の説明や県教委との対話の要望があった場合には、そのような機会を設けるし、各高校校長へもその旨を伝えている」という。なおこれは高校教育課の公印が押されており、説明を行うことは県教委の正式な指示であり、職員はこの説明を行い、対話の機会を設けるという指示に対して従わなければならない
  • 上記の説明は、2006年3月1日現在、行われていない。
  • 同窓会役員は、「反対の声を上げて居るのは一部の生徒であって、サイレントマジョリティというのがあるから実際はだいたいが賛成である」というのである。
  • 同窓会役員は、共学化問題に対しての取り組みについては「今まで役員として何十万も自腹を切って居るのだから金のかかるようなことはしたくない」というのである。
  • ある二回生が関係する共学化推進派の元同窓会役員その他の手により、怪文書というかたちで反対派を誹謗する文書が流されたことが確認されている。

[編集] 水泳大会とマラソン大会の廃止

草創期より毎年行われてきた伝統の水泳大会とマラソン大会が2005年度より廃止された。これらの行事は本校の三大体育系行事---春の球技大会(その前は運動会)・夏の水泳大会・秋のマラソン大会---のうちの2つであり、廃止決定は2004年度行われた職員会議によってなされた。しかし、こういった行事を廃止する場合、まずは生徒に意見を聞いてから決められるべきであるにもかかわらず、職員たちによって事前の予告も無く一方的に廃止決定がなされてしまったため、生徒たち、特に3年生(2005年度)から猛反発を受けてしまう。

  • 将来構想の中には、部活動を完全に廃止し、進学一辺倒とする構想も存在したと云われている。
  • OBの間では、尚志会仙南支部が例年授与してきたマラソン大会優勝杯をめぐって、議論が紛糾した。
  • あるOBによれば、各行事の「見直し」の中で廃止になったという。
  • あるOBによれば、「三高の三大体力消耗施策」が廃止になったことで、次年の進学成績は「これ飛躍的に向上せられるべし、若しならずんばこれ師が指導の至らざる所以なり、覚悟せられるべし」という。

[編集] 事の詳細

  • 2004年度の終業式が終わると某2年生徒(2004年度)から手が挙がり、水泳大会とマラソン大会がどうして廃止になったのか校長に説明を求める。しかし、校長は既に体育館から出て校長室に戻っており、詳細については2005年度前期始業式の場で説明されるということでその場は収まった。
  • 2005年度前期始業式、式の一切が終わったあと校長が再び登壇し、水泳大会とマラソン大会が廃止になった経緯を生徒たちに説明する。しかし、終業式の際の生徒の質問の内容には直接的には答えておらず、言葉を濁したため、再び物議を醸し出してしまう。
  • それから数週間後の2005年度最初の生徒総会の後、校長からの正式な理由説明と生徒との直接的な話し合いの場がもたれた。そこでは意見のある数人の生徒が挙手をして、校長との1対1の話し合いをしたわけだが、最終的にはどうしてこの二つの行事が廃止されたのかということではなく、どうして廃止決定をすることを事前に生徒たちに告知しなかったのかという議論に発展し、このことについて校長が生徒たちに初めて謝罪することになった。
  • 後日、代議委員会より水泳大会とマラソン大会についてのアンケートが行われる。しかし結果は全く逆を示し(即ち、アンケートの多数決によればこれらの行事が廃止されてしまうことに賛成する票が反対する票を上回った)、事実上この2つの行事の復活は不可能となった。
  • しかし一部の生徒からは、やはり体育系の行事を行ったほうがいいのではないかという意見が出る。そこで代議員会は各クラスの代議員を召集させ、各々のクラスの意見を持ち寄り、話し合いが行われた。結果は全24クラス中23クラスの賛成によって、最終的に秋季に体育系の行事を開催することに決まった。

[編集] スポーツフェスティバルの開催

前項、水泳大会とマラソン大会が廃止になったことを受けて、2005年10月12日(水)、第1回スポーツフェスティバルが開催される。この行事は生徒たちによって考案され、生徒たちによって運営される、春の球技大会とは一味違った体育系の大会となった。しかし、種目は春の球技大会とほとんど変わらなかった。おそらく、来年以降この種目の内容はどんどん変遷していくであろう。これからの三高の新しい歴史となるであろうこの行事に大いに期待するばかりである。

  • 球技大会となったのは平成14年から、開校当時は校内体育大会。

[編集] 廃止された2つの行事について

今後、これら廃止された2つの行事を語る者がいなくなる前に、これらの行事が一体どのようなものであったのか、簡略ではあるが記しておこうと思う。尚、以下に記す内容は2005年3年生(41回生)が独断と偏見により記すものであるため、OBの方々やその他関係者の方々の情報と食い違う点が多々あるかもしれない。そのような場合は修正内容を次々と書き加えてもらいたい。

[編集] 水泳大会

クラス対抗の競技で個人種目とリレー種目の2つがある。各種目には1位から8位まで点数が割り振られており(参加点として出場者には順位を問わず必ず5点がもらえる)、獲得した点数は自分のクラスの点数として加算されていく。そうして総合的に点数の高かった順から優勝、準優勝といった形で表彰される。ルールとしては、各クラスの生徒は必ずどれかの種目に出場しなくてはならなく、個人種目に関しては重複選手登録が許されていない。発覚した場合はその選手および重複した種目分の点数が、たとえ1位を取って高得点を取ったとしても剥奪されてしまう。また、優勝したクラスの担任教師は大会終了後、半ば胴上げされながらプールに私服のまま放り込まれる。これは優勝した際の喜びを生徒と担任が共に味わう意味が込められている。更に場の雰囲気が高かったりすると他のクラスもこれに便乗して自分のクラスの担任を同様にプールに放り込んだりする。生徒の中にはこれが目的で水泳大会をがんばるという人もいるが、放り込まれた教師は決して怒らない。ちなみに、2004年度水泳大会では見学に来ていただけなのにクラスとは関係の無いALTの外国人教師までも放り込まれてしまった。

  • 開校当初、水泳大会がなかったのは、単純にプールがなかったためである。
  • 普通科45名の時は、理数科のみ複数出場が認められていた。
  • 年度により中止となった年がある。
  • カナヅチな人のために「水中RUN」という種目があった。即ち水中を25M「泳ぐ」のではなく「走る」という種目である。なおこの種目は水中に手を入れてはならない。以前は、ビート板という種目も存在した。
  • 三年間一度も出場しなかった生徒も、極めてわずかだが存在した。

[編集] マラソン大会

完全個人競技で1位から320位まで、文字通り早くゴールした人から順に順位が決定する。制限時間は90分以内で、それ以降は記録がなされない。トップ順位の生徒には学食の食券がもらえる。コースは鶴ヶ谷団地を1周し、途中国道4号の一部区間の歩道を走り抜けるといったもので、約10kmの道のりである。コースの後半には想像を絶する傾斜角度のきつい長い坂道があり、某英語教師によればこの坂は「Heart break slope(心臓破りの坂)」だそうだ。また、マラソン好きの教師も度々参加しており、トップ集団といつも争っているが、結局は1位は取れない。しかし、表彰式の際には特別賞として生徒とは別に表彰される。更にスタート時には、本当は禁止されていることなのだが、毎年全裸もしくはブーメランパンツ一丁で先頭を疾走する者がおり、校地を出る前に待ち構えている教師たちに止められてしまう。しかし、このスタート時にはいつもこういった何らかの事が起きるので結構盛り上がる。

  • 各級ごとに順位=点数として集計し、もっとも成績の良かった級を優勝としていた。
  • いくら10枚つづりでもらえたからといって、それをコピーするというような悪いことはしてはならない。
  • 17回以降36回までと37回以降では経路が異なる。他に道路工事により年度限りの変更があった。
  • 三年連続優勝者には永久杯が授与された。
  • 大会前の三高体操を貫徹できる教師は、体育科を除き極まれである。
  • 最終的な順位が体育の成績に反映されると体育教師に脅される為、生徒は意外に頑張る。

[編集] 過去に消滅した行事

  • 小針校長の時期には、校長室で小針校長と生徒がともに昼食を食べる、昼食会があった。
  • 修学旅行は1991年まで行われていた。時期により異なるが、複数の方面に分かれていた。二年の遠足は、修学旅行廃止に伴う代替措置である。

[編集] 大学進学実績について

  • 開校当初より進学面では県下ではトップクラスを誇っており、国公立大学への合格者は年間140~180名と多く、その中でも地元の難関大学の東北大学にも、20~30名程度の合格者を出している。また、早稲田大学慶應義塾大学明治大学法政大学中央大学などの難関私立大学の合格者も多い。ただし、過年度卒業者の合格者(浪人という)の割合が多いの特徴である。

[編集] その他文献など

  • 三高十年史
  • 写真で見る二十年史
  • 躍進三高--仙台三高創立30周年記念誌

 これら三文献は宮城県図書館において、また躍進三高は国立国会図書館でも閲覧することができる。

  • 創立40周年記念誌 凛然
  • 通称「斎茂文書」

[編集] 出身者

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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