寺前駅
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寺前駅(てらまええき)は、兵庫県神崎郡神河町鍛冶にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅。
現時点では電化・非電化の境界駅となっており、普通列車はすべてこの駅で乗換えとなる。また、特急はまかぜの停車駅でもある。 電化以前は普通列車の半数がここで折り返しており、現在でもここを境に運転本数が少なくなる。駅構内には福崎鉄道部の事務所もある。
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[編集] 駅構造
島式・相対式2面3線のホームを持つ地上駅。直営駅でみどりの窓口が設置されている。
便所は改札内にあり、以前は男女共用の汲取式であったが、現在は男女別の水洗式に改良された。なお、現在売店は休止中である。
[編集] 駅周辺
[編集] 利用状況
2004年の1日あたりの乗車人員は約633人(兵庫県統計書による)
[編集] 歴史
- 1894年(明治27年)7月26日 - 播但鉄道 姫路~寺前間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1895年(明治28年)1月15日 - 当駅~長谷間が開通。
- 1903年(明治36年)6月1日 - 山陽鉄道の駅となる
- 1906年(明治39年)12月1日 - 国鉄の駅となる。
- 1982年(昭和53年)10月2日 - 貨物(車扱貨物)の取扱を廃止。有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1998年(平成10年)3月14日 - 姫路~当駅間が電化。