小田川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小田川 | |
---|---|
![]() 観音橋(矢掛町・笠岡市)から西望 |
|
水系 | 一級河川 高梁川水系 |
延長 | 40 km |
水源の標高 | -- m |
平均流量 | -- m³/s |
流域面積 | 492 km² |
水源 | 神石高原(広島県) |
河口(合流先) | 高梁川(岡山県) |
流域 | 広島県・岡山県 |
小田川(おだがわ)は、高梁川水系の支流で広島県東北部から岡山県西部を流れる一級河川。
目次 |
[編集] 地理
広島県神石郡神石高原町光信地区に源を発し、吉備高原(通称:神石高原)を南東方向に流れる。石灰岩質の地質の吉備高原を侵食し、深い見事な渓谷を神石高原町から福山市山野町付近まで猿鳴峡を形成している。岡山県井原市の天神峡を経て井原市街地で東流に転じ、小田郡矢掛町を経て倉敷市真備町の総社市との境界付近で高梁川へ注ぐ。
[編集] 歴史
古くは中下流域に沿って旧山陽道が通っており、川辺宿、矢掛宿などの宿場町が並び栄えたが、現在の国道2号が傾動地塊を避けて瀬戸内海沿いに通されたため衰微した。
17世紀までは井原から西流し、福山で芦田川に合流していた。福山の城下を洪水から守るため当時の福山藩主・水野勝成が瀬替え(流路変更)を行ったという説があるが、記録はさほど残っていない。
[編集] 流域の自治体
- 広島県
- 岡山県
[編集] 並行する交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
カテゴリ: 日本の地理関連のスタブ項目 | 広島県の河川 | 岡山県の河川