山口真吾
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山口 真吾(やまぐち しんご、1979年11月25日 - )は、元ボクシングOPBF東洋太平洋ライトフライ級チャンピオン。東京都武蔵野市出身。渡嘉敷ボクシングジム所属。
[編集] 経歴
- 高校卒業後畑山隆則に憧れてプロに。所属ジムの会長渡嘉敷勝男は世界を取れなければ、ボクシングをやめても良いとまで発言している。トランクスのキムカツ・ゲンカツは自身の職場であり試合の度に会場に幟も立っている。
- 1998年10月28日、プロデビュー。4R判定で敗れる。次の試合も敗れ3連敗したなら引退しようと考えていた。
- 2001年12月19日、3戦目から引分を挟み10勝で、日本Lフライ級チャンピオン横山啓介とのノンタイトルマッチに挑み、戦前の予想を覆し10R判定で勝利。この一戦で世界ランク入りする。
- 2002年2月23日、崔尭三(韓国)の持つWBC世界Lフライ級王者に挑戦。10RTKOで敗れる。
- 2003年5月12日、親交のある林田龍生が返上し空位となったOPBF東洋太平洋Lフライ級王座決定戦をウェンデル・ハニオラ(フィリピン)と争い、12R判定で勝利し初のタイトルを入手。
- 2005年8月8日、畠山昌人とのノンタイトルマッチや増田信晃・嘉陽宗嗣らを退けて3度防衛したタイトルを升田貴久に12R判定負けで手放す。この敗戦で引退を決意する。
- 2006年5月17日、山口伸一と復帰戦。1Rにはダウンを喫するも8Rにはダウンを取り返し8R判定勝利。2007年2月までその後2戦し2勝。再度の世界戦を希望している。
[編集] 関連記事
前王者 林田龍生 |
第24代東洋太平洋Lフライ級王者 2003年5月12日 - 2005年8月8日 |
次王者 升田貴久 |