山形しあわせ銀行
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山形しあわせ銀行のデータ | |
統一金融機関コード | 0507 |
SWIFTコード | SHIAJPJT |
頭取 | 澤井誠介(さわい せいすけ) |
店舗数 | 62店 (2006年12月15日現在) (ブランチインブランチ6店舗を除く) |
設立日 | 1941年1月 (両羽無尽) |
本店 | |
所在地 | 〒990-8611 |
山形市旅篭町3丁目2番3号 | |
電話番号 | 023-631-0001(代表) |
外部リンク | 公式サイト |
株式会社山形しあわせ銀行(やまがたしあわせぎんこう、Yamagata Shiawase Bank, Ltd.)は、山形県山形市に本店を置く第二地方銀行。きらやかフィナンシャルグループの中核銀行のひとつ。
目次 |
[編集] 勘定系システム
荘内銀行と共同で富士通の勘定系システムを使っていたが、荘内銀行は2006年のゴールデンウィーク明けより勘定系システムをNTTデータ地銀共同センターに移行したため、単独利用に移行した。当面現在のシステムを使い続ける予定だが、2007年5月7日のきらやか銀行発足にともなって、殖産銀行、福島銀行、大光銀行が現在稼働している日本ユニシス共同システムACROSS21に移行予定(それに伴い、山形しあわせ銀行名の通帳と振込カードが強制切替となる)。ただし、国際系、情報系のシステムは山形しあわせ銀行のシステムを利用する予定。
[編集] ATM
[編集] 利用機種
すべての店舗で富士通製を利用している。最近になって古いタイプのATMを次々と更新していることから、きらやか銀行に移行後も富士通利用の方向が考えられる。
[編集] 他行との提携
山形県内の山形銀行、殖産銀行とATM相互無料提携した「ふるさと山形ネットサービス」(こちらは相互入金可能)や、南東北地方(東北地方南部)の第二地方銀行(殖産銀行・仙台銀行・福島銀行・大東銀行)とATM相互無料提携した「東北おむすび隊」(出金のみ)を行っている。(詳細は当該項目を参照のこと)
[編集] 異色の設置
かつては、同大学には岩手銀行、山形銀行も設置していたが、現在は郵貯と山形しあわせ銀行のみである。従前から地元地銀(七十七・仙台)のATMは設置されていない。
[編集] 預金通帳
[編集] 総合口座通帳での利用科目
総合口座通帳は、基本的にはキャラクターもの(ブルーミーとしあわせ森の仲間たち)を採用・発行している(一応、キャラクターではないものもある)。
普通預金・定期預金のみが総合口座通帳1冊で利用出来、普通預金が7ページ、定期預金が2ページとなっており、ATM利用時には定期預金は反対側から挿入する。かつてのみずほ銀行の一部通帳同様、普通預金の最終ページの数行は、「この部分は、現金自動預金機では記帳出来ません」となっている(ただし、定期はそうはなっていない)。
貯蓄預金や積立預金等は各々別通帳となる。
[編集] 通帳の表示
基本的に、2006年4月以前の荘内銀行と同様の表示となっており(通帳のフォーマットもシステムを共同利用してきた荘内銀行とほぼ共通)、摘要欄にATM(自店利用時)ないしは利用支店コードと利用時間が表示される。セブン銀行利用時は、支店コードの代わりにIYBの文字が入る。
ただし、山形駅前支店管轄(とATMコーナーに表示されている)の一部店舗外ATMを利用した場合における通帳に表示される支店コードは、「099」となっている。
他行ATM利用時は、第二地方銀行のATMでは「SCS512-204」(仙台銀行中央通支店の管轄ATMを利用した場合)、それ以外の業態の金融機関のATMでは「MICS119-111」(秋田銀行本店営業部の管轄ATMを利用した場合)のように表示される。なお、振込の場合は「SCF512-204」(前述に同じ)のように、SがFに変わる。
[編集] 利息付与時期
普通預金は3月・9月の第2土曜日に付与される。貯蓄預金は、毎月17日付(休日の場合は翌営業日付)で付与される。
ただし、合併に伴ってこれらは変更されることになっている。詳細はきらやか銀行を参照。
[編集] 経営統合に伴う合理化施策
現在、由利本荘市(本荘支店・石脇出張所→2004年7月20日より)、遊佐町(遊佐支店・吹浦出張所→2004年10月4日より)、新庄市(新庄支店(合併後は新庄北支店)・新庄南出張所→2004年10月4日より)、米沢市(米沢支店(合併後は米沢中央支店)・米沢東出張所→2005年11月21日より)、山形市(産業通支店・南原出張所→2005年12月5日より、城西支店・下条出張所→2006年12月11日より城西支店の新築移転と同時に実行)の6店舗(この場合は、新たに入居する側が店舗種類が出張所に変更される)でブランチインブランチを実施しており、完全統合後(殖産銀行との合併後)にさらに踏み込んだ合理化を行う予定だとしている。
いずれも、一方の支店の跡地(石脇出張所のみ、後に旧石脇支店の近隣にある、MV石脇店敷地内に移転)に店舗外ATMが設置されている。
[編集] 沿革
- 1941年(昭和16年)両羽無尽株式会社設立
- 1951年(昭和26年)株式会社山形相互銀行に商号を変更
- 1989年(平成元年)普通銀行へ転換、株式会社山形しあわせ銀行に商号を変更
- 2001年(平成13年)ISO14001認証取得
- 2005年(平成17年)きらやかホールディングスの完全子会社化
- 2007年(平成19年)殖産銀行と合併し、きらやか銀行となり、法人解散
[編集] 振込手数料
殖産銀行宛の振込は、本支店宛扱いの料金が適用されるが、同一店扱いの振込については、ATMでキャッシュカードを利用した場合でも本支店扱いと同一料金となる(従って、無料ではない)。
[編集] その他
かつて、山形しあわせ銀行の行員が横領事件を起こした際に、一部報道で「しあわせ銀、顧客はふしあわせ」と揶揄されたことがある。