Wikipedia:常に要約欄に記入する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ウィキペディアのページを編集する時、記事を記入する大きなテキストボックスの下に「編集内容の要約」と書かれた1行のテキストボックスがあります。
編集内容の要約: |
ここに書き込んだテキストは、特別:Recentchangesとページの履歴に時間とともにイタリック体(最近更新したページは普通の文字)で表示されます。要約欄に常に記入することは、ウィキペディアのガイドラインのひとつでもあります。これまでの流れから、ウィキペディアン達はどんなに短い説明であっても説明がないよりはいい、と考えています。
目次 |
[編集] 要約欄に書く内容
この欄は、記事に加えた変更の要約を書くためのものです。ここに記述したことはずっと残り、誤字などがあっても変更や消したりすることはできません。
ほんの1文加えただけの変更であれば、加えた内容をそのままコピーするのも良いでしょう。それ以上の大きな変更を加えたのであれば、最小限の記述で変更内容が分かるよう努めてください。
要約には250バイト(全角で80文字程度)までの記述ができますが、それとは別に(全角半角の区別無く)200文字以上の内容は書き込めません。これらのどちらかを超えた分は切り捨てられてしまい履歴にも残らないので、要約覧に長い内容を書き込む際には注意してください。
既存の記事に変更を加える時、とくに変更箇所がぱっと見て分かりにくい時や、記事の一部分でも削除するときには、要約にその理由を書き込んでください。場合によっては変更理由が不明確であることを理由に変更が差し戻されることもあります。長い説明が必要ならばノートページを利用してください。
大きな、あるいは小さな変更であることを示し、正確な要約を付け加えることで、他の編集者たちがその変更をチェックすべきかどうかの重要な判断材料になります。時には要約が編集者たちの興味をそそり、その分野の専門家が記事の編集に加わってくる事もあります。そのため、例えば「少し変更」よりも「誤字を修正」など具体的なものとした方が良い要約と言えます。
また、記事の内容の一部を他の記事からコピーしたり、移動したりするときには、要約欄にはコピー元の記事へのリンクをつけないといけません。これは、#要約欄にリンクが必要な場合をご覧ください。
要約欄は記事同様にWikipedia:削除の方針に基づき、削除対象となります。
[編集] 新規記事を執筆したとき
新しい記事につけた要約は新しいページに掲載されます。毎日多くの記事が作られますが、なかには次の加筆者に巡りあうこともなく埋もれてしまう記事もあります。要約欄に適切な説明を書くことで新しい記事をチェックしているほかの執筆者の注意を引き、加筆や修正をうながすことができます。
一段落ほどの短い記事ならば記事の内容をそのままコピーすることもできます。それ以上の場合は、その事柄について詳しくない人にもわかるようなキーワードをいくつか書いておくとよいでしょう。
- どんな分野の記事であるか
- 編集内容は? (新規、リダイレクト、あるいはスタブ)
人名であれば、
- どこの国の、
- 職業、何をした人か
[編集] 要約欄でよく使われる略語
能率的に作業をしているウィキペディアン達は、要約に書き込むいくつもの略語を考え出し、使用しています。以下にその一例を示します。
略語 | 意味 |
---|---|
誤字、typo、sp |
誤字脱字の修正。 |
lk、links |
リンクの追加。新しく作成した項目へのリンクを挿入する際などに使用。略号の後にWikifyしてシングルクウォートで囲んだリンク名を記入する。例:link: '[[電車]]' |
xl, ext lk |
外部リンクの編集。 |
wikify、wikified |
語句のリンク化(ウィキペディア内)、見出しの作成などのマークアップ。 |
フォーマット、スタイル |
スタイルマニュアル(Manual of Style)に沿ったものへの変更。 |
#REDIRECT [[他のページ]]、redi |
[[○○○|他のページ]]へのリダイレクト。 |
copyedit |
推敲。 |
cl、cleanup |
整理。節分け変更や誤字、文法の修正など、細かな修正の場合。 |
[[他の記事の名前]] |
他の記事の名前にリンクを張る(ちょっとした文も付け加えるかも)。これは、特に新しい記事へのリンクの場合、その記事に注意を引くので、体系的に全ての新しい記事をチェックしているのではなくウォッチリストを見ている人にとって有用です。 |
+eoなど |
他言語版への言語間リンク追加。最初の例はエスペラント語版へのリンク。 |
+commonsなど |
他プロジェクトへのリンク追加。最初の例はウィキメディア・コモンズへのリンク。 |
revert、rev、rv |
以前の状態に差戻し。
|
rvv、rv/v |
荒らし行為があったので、以前の状態に差戻し。
|
see Talk、ノート参照 |
この編集に関する説明・議論は、記事のノートページにあります。 |
+ (add) |
追記・除去は"+"や"-"と略すこともあります(例:「+公式サイト」公式サイトにリンク)。 |
dab、disambig |
曖昧さ回避のページ (disambiguation page) へのリンクを除去(例:[[PDF]]から[[Portable Document Format|PDF]]へ)。 |
記事名 |
記事中に'''記事名'''('''よみがな''')を追加。 |
yo、読み |
記事名のよみがなを振る。記事名に漢字が使われていない場合は不要。 |
cite、ack |
参考資料の出典の記載。 |
統合、merge |
項目の統合。 |
移動、mv |
記述の一部移動。 |
tmp |
テンプレートの追加 / 変更。 |
{{即時削除}}、SD |
{{即時削除}}を追加。SDは即時削除の英語名「speedy deletion」から。 |
/* 見出し */ |
一部のセクションを編集するときに要約欄に自動的に入れられている見出しです(あなたが使っているブラウザによっては、自動的に入らないかもしれません)。これは書き直したり新たに書き入れたりもできるので、新しいセクションを起こした場合などにも使えます(「→セクション名」のように表示されます)。 |
hf、半全 |
半角カタカナで書かれた内容を全角に直す。hfは、半角から全角への英語「halfwidth to fullwidth」から。 |
cat、category、カテゴリ |
カテゴリの貼り付け。 |
[編集] 記述した要約が表示される場所
[編集] 要約欄にリンクが必要な場合
日本語版では、他の記事の翻訳や複製(コピーペースト)などを行った場合には、そのことを要約欄に適当なリンクとともに、明確に示すことが推奨されています。これは、記事の履歴情報を補なう意味で重要なことです。この操作が必要な理由は、Wikipedia:著作権をご覧ください。
[編集] 記事の翻訳
- 他言語版の翻訳を含む記事や、翻訳をもとに改変して作成した記事を日本語版に投稿するとき
(Wikipedia:翻訳FAQ、Wikipedia:著作権 も参照)
- 原語の記事へのリンクを記入してください。例えば、英語版の "Japan" という記事の翻訳をもとにした記事を投稿するときには、要約欄には、「 [[w:en:Japan]] を翻訳 」(または翻訳・改変)などと入力します。
- もし参考にしたのが、その時点での最新版ではない場合には、過去のいつの版からの翻訳なのかがわかるようにしてください。例:「 [[w:en:Japan]] (01:56, 6 Jun 2004) を翻訳 」
- なお、本文の中に、該当する翻訳元の記事へのリンクがある場合(通常の言語間リンクを含む)には、要約欄にはリンクがなくとも、該当する他言語版の何という記事のどの版からの翻訳なのかがわかれば問題ありません。
[編集] 記事の複製(コピー&ペースト)
- 日本語版のある記事の一部を、別の記事の一部として、あるいは新しい記事として投稿するとき。内容を一部改変したときも含む。
(Wikipedia:著作権も参照)
- (注意1)コピー&ぺーストは記事を分割するときに必要な操作です。しかし、記事の分割は、多くのことを気にかけないといけないので、慣れない方は自分では行わない方がいいでしょう。コピー&ペーストの際の要件が整わないと該当記事を一旦削除する必要が生じる場合もあります。記事のノートなどで分割について提案して、作業に慣れたユーザにやってもらうのはよい方法です。
- (注意2)記事の一部でなく、1つの記事全体を別の名前にしたいときに、この操作をしてはいけません。そのときは、wikipedia:ページ名の変更の方法に従ってください。
- 記事をコピーしたものを投稿する際には、要約欄には、コピー元の記事へのリンクを記入してください。翻訳のときと同様、コピー元が最新版ではない場合には、過去のいつの版からのコピーなのかを記す必要もあります。例えば、「 [[日本]](2004年8月2日 (月) 09:18)を複製 」などと入力します。
- 記事の分割などの際には、記事の一部をコピーしただけでなく、もとの記事から該当部分(の一部)を削除することになるでしょう。この際には、削除するときの要約欄に、その内容のコピー先へのリンクが必要です。「 「日本の地域」の節を[[日本の地域]]へ複製の上、削除 」などとします。