慶應義塾體育會蹴球部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
慶應義塾體育會蹴球部(けいおうぎじゅくたいいくかいしゅうきゅうぶ)は慶應義塾大学のラグビー部である。関東大学ラグビー対抗戦グループに所属している。日本ラグビーのルーツ校であり、日吉のグランドにはラグビー発祥の地として記念碑が建てられている。早慶戦(公式戦通算成績は慶應20勝、早稲田65勝、引き分け6分。2006年度現在。大学選手権も含む。)は毎年、勤労感謝の日に行われ、秩父宮ラグビー場を満員にし、NHKの中継もある。ジャージが黒黄の縞のことから、タイガー軍団とも呼ばれる。「魂のタックル」といわれる泥臭いスタイルが特徴。2007年現在、監督は林雅人である。
1985年度には対抗戦4位ながら、大学選手権で決勝に進出。明治大学と対戦。12-12の引き分けで両校優勝となる。抽選の結果、日本ラグビーフットボール選手権大会に進出し、トヨタ自動車と対戦。18-13で勝利し、初の日本一に輝いた(このときの監督は上田昭夫)。
1985年度以降はしばらく低迷したが、1998年度には13年振りに大学選手権に出場。準決勝に進出し、明治大学と対戦したが、18-24で敗退した。
翌1999年度にはラグビー部創設100周年を迎え、監督(上田昭夫)、キャプテン(高田晋作)等の活躍により、対抗戦を全勝優勝。大学選手権では決勝で関東学院大学を27-7で破り、通産3度目(単独では初。過去2回は同点両校優勝)の大学日本一を経験している。
目次 |
[編集] タイトル
- 関東大学ラグビー対抗戦 : ?回
- 1980、1984、1999、2000
- 全国大学ラグビーフットボール選手権大会 : 3回
- 日本ラグビーフットボール選手権大会 : 1回
- 1985
- ※年は全て年度。
[編集] 主な選手
- 山田章仁(2006年アジア競技大会7人制ラグビー日本代表。金メダルを獲得。/ 小倉高出身)
[編集] 在籍した選手
- 田中銀之助
- 持田昌典(ゴールドマン・サックス日本法人代表取締役社長 / 慶應高出身)
- 武見敬三(参議院議員 / 慶應高出身)
- 上田昭夫(元監督 / 慶應高出身)
- 松永敏宏(前監督/CTB/1984年度卒・主将/元日本代表/天王寺高出身)
- 中山剛(LO/1984年度卒/東京電力/慶應志木出身)
- 田代博(FL/1984年度卒/三井物産)
- 浅田武男(SO/1984年度卒/三井信託銀行/慶應高出身)
- 市瀬豊和(WTB/1984年度卒/第一勧業銀行)
- 村井大次郎(FB/1984年度卒/丸紅/元日本代表/ 慶應高出身)
- 中野忠幸(右PR/日本一の時の主将/慶應高出身)
- 橋本達矢(左PR又はHO/第一勧業銀行/慶應高出身)
- 五所紳一(HO/キリンビール/慶應高出身)
- 玉塚元一(現ロッテリアCEO / 慶應高出身)
- 生田久貴(SH/三菱商事/元日本代表/ 慶應高出身)
- 清水周英(SO CTB/慶應高出身)
- 林千春(CTB)
- 青井博也(CTB 桐朋高)
- 渡瀬裕司(FB WTB 慶應高)
- 林雅人(元ヘッドコーチ / )
- 若林俊康(WTB/元日本代表 / 小石川高出身)
- 石森久嗣(PR)
- 油山哲也(FL/ 慶應高出身)
- 上島治
- 柴田志通(慶應高出身)
- 野沢武史(神戸製鋼コベルコスティーラーズ / 慶應高出身)
- 栗原徹(サントリーサンゴリアス、元日本代表 / 清真学園高出身)
- 瓜生靖治(神戸製鋼コベルコスティーラーズ / 小倉高出身)
- 牧野健児(電通 / 久我山高出身)
- 猪口拓(東芝ブレイブルーパス/ 慶應高出身)
- 廣瀬俊朗(東芝ブレイブルーパス/北野高出身)
- 竹本隼太郎(サントリーサンゴリアス/長崎北高出身)
- 山越克雄(慶應高出身)
- 荒井哲也(慶應志木出身)
- 渡部政和(慶應志木出身)
- 野澤武史(慶應高出身)
- 阿部匡(慶應志木出身)
- 宮田浩二(慶應高出身)
- 銅冶大輔(慶應高出身)
- 立石郁雄(慶應高出身)
- 鈴木勝二郎(慶應高出身)
- 小田切宏太(慶應高出身)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: サブスタブ | ラグビー関連のスタブ項目 | 日本の大学ラグビーチーム | 神奈川県のスポーツ | 学校法人慶應義塾