秩父宮ラグビー場
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秩父宮ラグビー場(ちちぶのみやらぐびーじょう)、は、東京新宿区及び港区に跨る国立霞ヶ丘競技場内にある独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)によって運営されるラグビー専用競技場。当ラグビー場の所在地は港区北青山になる。
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[編集] 施設の概要・歴史
1947年に東京ラグビー場として完成し、1953年、日本ラグビー協会総裁だった秩父宮雍仁親王の薨去にあたって「秩父宮ラグビー場」と改称した。1964年の東京オリンピックではサッカー競技の会場となっている。
最大収容人員は25,194人。2003年シーズンから電光掲示板を一新し、映像も取り込めるようになった。主要な試合では、場内ミニFM放送を行っている。
関東におけるラグビーのメッカであり、1971年に日本代表がイングランドと3-6の大接戦を演じた試合、1989年に日本代表がスコットランドを破った試合など、日本ラグビー史に残る数々の名勝負が行われた。現在、日本代表の試合やトップリーグ、日本選手権・全国大学選手権、関東大学ラグビー(対抗戦・リーグ戦)、全国高校ラグビー東京代表決勝など頻繁に使用される。そのため、シーズン終盤である1月~2月には芝の痛みが激しく、プレーに支障が出ることが多い。そのため、整備強化や競技場増設の議論が巻き起こっている。
[編集] アクセス
[編集] 開催されている主な大会・イベント
- ジャパンラグビートップリーグ(旧・全国社会人ラグビーフットボール大会)
- 関東大学ラグビー大会(対抗戦、リーグ戦)など
- 日本ラグビーフットボール選手権大会決勝