新改駅
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新改駅(しんがいえき)は、高知県香美市土佐山田町東川にある四国旅客鉄道(JR四国)の土讃線にある駅。駅番号はD36。
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[編集] 駅構造
当駅は、スイッチバック駅である。
下り列車は、急な下り勾配が続く本線から、1線が盲腸のように左側に分岐して、水平に行き止まりの引上線に入り、そこで進行方向を変え本線を横切って、ホームに入る。発車時は再び進行方向を変え、本線へ進む。上り列車は逆に、本線から左側に分岐して水平のホームに入り、発車時は後進し本線を横切って引上線に入ったのち、改めて前進する。
ホームおよび引上線の終端側には、後方の信号の中継信号が設けられ、車掌が乗務している場合は最後尾に乗った車掌と連絡をとりつつ後進する。 ワンマン運転の場合は、運転士は進行方向を変えるごとに前方となる運転台へ移動する。よって下り列車のワンマンの場合、列車がホームに進入後、運転士が下り方の運転台に戻るまでドアが開かない。
この写真では、写真奥に本線があり左上から右下へ通っている。左側が多度津方面、右側が高知方面である。
駅舎は開業以来の物をリニューアルして使用している。昭和50年頃無人駅となった。その後しばらくは駅前の商店で乗車券を販売する簡易委託駅だったが、現在は委託廃止、商店も閉店している。
[編集] 利用状況
平山地区の通学生と高齢者が主体。 肝心の新改地区はかなり下流に位置しており、土佐電鉄バスを利用していたが、2005年9月30日をもって新改線の路線バスは廃止された。
[編集] 駅周辺
一見何もないような駅だが、駅前の高知県道253号新改停車場線を道なりに1km下ると、香美市土佐山田町平山の集落へ至る。
2006年4月に休校予定の平山小学校がある。駅前の廃店には、なぜか公衆電話が置いてある。
[編集] 歴史
- 1935年11月28日 - 新改信号場(しんかいしんごうじょう)として設置される
- 1947年6月1日 - 信号場から旅客取扱駅に昇格。新改駅(しんかいえき)として開業
- 1956年12月15日 - 駅名の読み方を「しんかい」から「しんがい」に変更。