予讃線
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予讃線(よさんせん)は、瀬戸内海と宇和海に沿って香川県高松市の高松駅から愛媛県松山市の松山駅を経て、愛媛県宇和島市の宇和島駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)である。このほか向井原~内子間、新谷~伊予大洲(実際は伊予若宮信号場)間の支線を持つ。
国鉄時代は予讃本線と呼ばれていたが、民営化後の1988年に四国旅客鉄道は線路名称を改正し予讃線に改称された。高松~坂出~宇多津間は本四備讃線・宇野線とともに瀬戸大橋線という愛称が付けられている。
なお、『時刻表』や『鉄道要覧』では内子経由の短絡ルートの分岐点を伊予大洲駅としているが、実際の分岐点は五郎~伊予大洲間にある伊予若宮信号場である。ここでは『時刻表』や『鉄道要覧』に倣い伊予大洲駅を分岐点として記述する。
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路線データ
- 管轄・路線距離(営業キロ):
- 軌間:1067mm
- 駅数:
- 旅客駅:94駅(起終点駅・臨時駅含む)
- 貨物駅:1駅(高松貨物ターミナル駅)
- 複線区間:高松~多度津間
- 電化区間:高松~伊予市間(直流1500V)
- 閉塞方式:全線CTC化
- 複線自動閉塞式(高松~多度津間)
- 単線自動閉塞式(多度津~向井原~内子間、新谷~伊予若宮信号場間)
- 特殊自動閉塞式(電子符号照査式)(伊予上灘~伊予白滝間)
- 自動閉塞式(特殊)(上記以外の区間)
- 最高速度:
- 高松~松山間 130km/h
- 松山~内子間、伊予石城~卯之町間 120km/h
- その他 110km/h
- 最急勾配:33‰(八幡浜-伊予石城間、下宇和-立間間、伊予吉田-高光間)
- 最小曲線半径:200m
概要
松山以東は国鉄時代から四国の重要幹線として位置づけられ、早くから一線スルー化やRC(遠隔操作)化でスピードアップに取り組んでいた。さらに1986年、向井原~伊予大洲間について内子経由の新線が完成し、これまで伊予灘に面した伊予長浜経由の従来線で運転されていた特急・急行列車は、内子線を含めた内子経由の短絡ルートに変更され所要時間が短縮された。このことは、従来線でしばしば起こった台風上陸などによる運転見合わせから解放されたという点でも重要である(2005年夏に、相当な豪雨のため、並行する松山自動車道や国道56号、長浜経由の旧線と並行する国道378号がすべて不通になったときもこの路線だけ生きていた)。しかし依然として八幡浜~宇和島間は、総じて旧線と同じくらいかそれ以上に険しい道のりであり、2006年夏に八幡浜~双岩間で倒木に上り特急列車(2000系)の先頭車が接触し損傷してからは、旧線が運転見合わせになった場合、ほぼそれに合わせて徐行または運転見合わせをするようになった。民営化後も高松から伊予市までの電化による電車(8000系・7000系)の投入や重軌条化、未改良だった駅構内の一線スルー化、弾性分岐器化により高速化が図られ、単線区間を運転する列車の表定速度は全国でもトップレベルである。
但し、多度津以西は単線であるのと、各駅の有効長が特急停車駅でも8両であるため、輸送力は限界に来ている(ダイヤを見れば分かる通り、交換駅では殆ど待避列車がある)。また、特急停車駅以外では有効長の短い駅が多いのと運転停車を減らすため、ダイヤ面で特急列車の交換は極力特急停車駅で行うように苦心している。特に松山駅以西では多客期に特急列車を増結して最大8両編成(通常は3~4両、朝の上り「しおかぜ・いしづち10号」のみ通勤通学対応で7両)にするために、交換駅の変更やローカル列車の運転時刻変更を余儀なくされている。余談ながら、かつて特例として、団体輸送のためにキハ185系「しおかぜ」の5両編成を2組併結した10両編成や1990年11月ダイヤ改正前に2000系の松山運転所への車両の送り込みで6両(営業)+4両(回送)の10両編成で高松~松山間を運転したことはある。
なお、近代的な線路と裏腹にローカル然とした駅が多く、通票閉塞時代の面影を残す駅が多く、昔ながらの雰囲気を好む鉄道ファンを喜ばせている。
トンネル断面(建築限界)が小さいまま電化したため(かの身延線よりも小さい)、パンタグラフ折りたたみ高さが3900mm以上の電車(JR四国以外の電車のほぼすべて)は予讃線高松側から最初のトンネルである箕浦駅西側の鳥越トンネルを越えて愛媛県に入ることができない(貨物列車牽引のEF65電気機関車および285系(サンライズエクスプレス)は鳥越トンネル通過対策済み)。また、「マリンライナー」専用車の5000系は、223系がベースとなっていてパンタ折りたたみ高さが3900mmを超えるため、JR四国の電車では唯一鳥越トンネルを越えられない。
路線風景
予讃線の沿線には城が多い。特に日本に12箇所しかない残存天守閣のうち、丸亀・松山・宇和島の3城を沿線に持つ。予讃線始発駅は高松駅。本州四国連絡橋ができるまでは、宇高連絡船が高松城(別名玉藻城)の月見櫓を横に見て入港した。丸亀城は丸亀駅の南側の小高い丘にあり、車窓からも見える。
高松からしばらく住宅地と田園風景の入り混じる中を走り、海岸寺から詫間にかけては海沿いを走る。この両駅の間には、毎年8月4・5日の津島神社大祭期間中しか営業しない臨時駅の津島ノ宮がある。詫間から観音寺までは内陸部を進み、香川・愛媛県境付近で再び海沿いに出る。新居浜・伊予西条付近では石鎚山から続く山並みを望むことができる。なお、伊予西条駅の2・3番ホーム上には石鎚山系の伏流水を引き入れた「うちぬき」のモニュメントがある。
伊予小松からは西進するほうが松山市に近いが、予讃線は愛媛県第2の都市・今治(ちなみに利用者数は愛媛県で2位である)を無視できず、海岸線と並行するように北へと回り込む。その今治には再建ながら今治城の天守閣がそびえるが、市街地の向こうにあり良く見えない。大西から大浦付近にかけては予讃線電化区間で最も長く瀬戸内海に沿い、視界が良好な日には広島県の島々まで見渡せる絶景区間が広がる。人口50万を擁する松山市は明治の俳人正岡子規に「春や昔十五万石の城下かな」と詠われた城下町で、城は標高132mの勝山の上にそびえている。
伊予市で電化区間が終わりを告げ、その次の向井原では旧線と新線が別れる。旧線には下灘や串など海に近い駅として知られる駅があり海岸路線のイメージが強いが、伊予長浜で進路を南東に変えると伊予大洲まで肱川をさかのぼる。一方、内子を経由する新線には四国最長の犬寄トンネル(長さ6,012m)を始め多くのトンネルが介在し、山峡の風景はあまり広がらない。新旧両線が合流する伊予大洲から宇和島寄りに少し進み肱川橋梁(長さ269m)上に出ると、車窓には2004年に再建された大洲城の木造天守閣が現れる。
夜昼トンネル(長さ2,870m)を抜けると港町八幡浜へ向かう下り坂の行路となるが、八幡浜駅を過ぎても海岸には沿わず、最大33‰の急勾配で再び山中に分け入り、やがて穀倉地帯の宇和盆地へと達する。八幡浜以南では、この宇和盆地内の平坦で直線区間が多い伊予石城~卯之町だけ120km/h走行が可能である。下宇和から終点宇和島駅まで一気に下る途中ではリアス式海岸の風景が顔を出し、予讃線のハイライトとなっている。宇和島城は宇和島駅から徒歩15分ほどの丘の上にある。
運行形態
優等列車
以下の区間に特急列車が通る。松山~宇和島間を通る列車は全て内子経由で運転される。
- 高松~伊予西条・松山・内子間、新谷~宇和島間
- 特急「いしづち」:高松~伊予西条・松山・宇和島間
- 高松~伊予西条間
- 特急「ミッドナイトEXP高松」:高松~伊予西条間
- 宇多津~伊予西条・松山・内子間、新谷~宇和島間
- 特急「しおかぜ」:岡山~伊予西条・松山・宇和島間
- 松山~内子間、新谷~宇和島間
- 特急「宇和海」:松山~宇和島間
- 高松~多度津間
- 特急「しまんと」:高松~高知・中村・宿毛間
- 宇多津~多度津間
- 特急「南風」:岡山~高知・中村・宿毛間
- 高松~宇多津間
- 特急「うずしお」:徳島~岡山間
- 高松~坂出~宇多津(通過線)間
- 寝台特急「サンライズ瀬戸」:高松~東京間。なお、夏期・冬季の多客時には高松~松山間を延長運行される。
- 伊予西条~松山間
- 特急「ミッドナイトEXP松山」:松山→新居浜
このほか、多客期に本州直通の臨時快速列車が以下の区間で運転される。
地域輸送
概ね観音寺駅・伊予西条駅・松山駅で運転系統が分かれており、各区間を跨って運転される列車もあるが、全線を通して運転される列車はない。ここ数年、長距離を運行する普通列車が増えてきており、伊予西条~高松間直通の快速「サンポート」や、高松~松山間194kmを5時間以上かけて走る列車も1往復設定されている。
本四連絡列車として高松~坂出間に快速「マリンライナー」、宇多津~観音寺・琴平間には岡山との直通列車が通る。また、高松~多度津間には土讃線琴平・阿波池田との直通列車もあり、高松~琴平・阿波池田・観音寺間には快速「サンポート」が運転されている。「マリンライナー」と「サンポート」は同じ快速という種別でありながら、前者は高松・坂出間は早朝・深夜を除き途中の駅には止まらない。よって、高松から乗り、坂出で降りる時は「マリンライナー」を、そこから先(宇多津方面)へ行く客は「サンポート」を使う傾向がある。このような運転形態のため、高松・坂出間には、データイム時1時間に4本も快速列車が運転されている。さらに、2本の普通列車、特急「いしづち」1本(特急「しまんと」運転時間帯は2本)が走るため、通過列車が多い。
松山~伊予大洲間においては、予土線経由でやってくる高知運転所のキハ54使用の列車を含め、伊予長浜経由・内子経由の気動車列車がほぼ交互に運転されている。これらは多くが松山から八幡浜や宇和島までの運転である。松山~伊予市間は、1990年の電化後数年は昼間は大半が電車での運転だったが、伊予市での乗り換えが嫌われたことと松山~多度津間で7000系電車を重点的に運用する都合から、2005年時点では気動車列車のすき間を埋める形での運転になっている。伊予市始終着で大洲方面とは上下4往復のみ。
八幡浜~宇和島では、33‰勾配の登坂でスリップを頻発して列車ダイヤを乱れさせたキハ32形は、一部の日の1往復を除いて異車種を増結して走行しているのも特徴である。
貨物列車
貨物列車は高松貨物ターミナル駅~松山駅間で運行されている。コンテナ車のみで編成された高速貨物列車が、高松貨物ターミナル駅~伊予三島駅間に1日2往復、高松貨物ターミナル駅~新居浜駅間に1日2往復、高松貨物ターミナル駅~松山駅間に1日1往復、高松貨物ターミナル駅~坂出駅~西岡山駅間に1日4往復設定されている。EF65形電気機関車が全区間で牽引するほか、EF210形電気機関車が西岡山駅~新居浜駅間で運用されている。
予讃線の貨物列車の発着がある駅は高松貨物ターミナル駅、伊予三島駅、新居浜駅、松山駅。
歴史
概略
讃岐鉄道により開業した高松~多度津~琴平間を、山陽鉄道による買収を経て、1906年に国有化し讃岐線とした。その後、多度津駅から川之江駅、伊予西条駅までと順次延伸開業し、壬生川駅まで開業した際に讃予線と改称された。その後、予讃線、予讃本線と名を改め1945年に高松~宇和島間が全通した。
うち伊予長浜~伊予大洲間は軽便鉄道であった愛媛線を1067mm軌間に改軌して編入したもの、宇和島~卯之町間は宇和島線を編入したものである。支線であった多度津~琴平間は後に阿波池田まで延伸され、高知線と繋がった際に土讃線として分離された。
年表
高松~下灘間
- 1889年5月23日 讃岐鉄道により丸亀~多度津(のちの浜多度津)~琴平間が開業。
- 1897年2月21日 高松~丸亀間が開業。
- 1904年12月1日 山陽鉄道が讃岐鉄道を買収。
- 1906年12月1日 山陽鉄道を国有化。
- 1909年10月12日 線路名称制定。高松~多度津~琴平間を讃岐線とする。
- 1910年7月1日 高松駅移転。
- 1913年12月20日 多度津~観音寺間が開業。多度津駅移転。これまでの多度津駅が(貨)浜多度津駅となり、貨物支線多度津~浜多度津間が開業。
- 1915年5月7日 (臨)津島ノ宮駅開業。
- 1916年4月1日 観音寺~川之江間が開業。
- 1917年9月16日 川之江~伊予三島間が開業。
- 1919年9月1日 伊予三島~伊予土居間が開業。
- 1921年6月21日 伊予土居~伊予西条間が開業。
- 1923年5月1日 伊予西条~壬生川間が開業。讃岐線から讃予線に改称。
- 1923年10月1日 壬生川~伊予三芳間が開業。
- 1923年12月21日 伊予三芳~伊予桜井間が開業。
- 1924年2月11日 伊予桜井~今治間が開業。
- 1924年8月10日 高松桟橋~高松間が開業。高松駅構内扱い。
- 1924年12月1日 今治~伊予大井(現在の大西)間が開業。
- 1925年6月21日 伊予大井~菊間間が開業。
- 1926年3月28日 菊間~伊予北条間が開業。
- 1927年4月3日 伊予北条~松山間が開業。
- 1929年7月2日 石鎚山駅開業。
- 1930年2月27日 松山~南郡中(現在の伊予市)間が開業。
- 1930年4月1日 高松~南郡中間、多度津~阿波池田間を予讃線に改称。讃予線では山陽線と紛らわしいことが理由にあったとされる。
- 1932年12月1日 南郡中~伊予上灘間が開業。
- 1933年4月1日 伊予寒川駅開業。
- 1933年8月1日 予讃線から予讃本線に改称。
- 1935年6月9日 伊予上灘~下灘間が開業。
下灘~八幡浜間
- 1918年2月14日 愛媛鉄道の長浜町(現在の伊予長浜)~大洲(現在の伊予大洲)間が開業。軌間762mm。
- 1928年7月16日 加屋駅移転。
- 1933年10月1日 愛媛鉄道を国有化。愛媛線とする。長浜町駅を伊予長浜駅、加屋駅を伊予白滝駅、大洲駅を伊予大洲駅に改称。
- 1935年10月6日 下灘~伊予長浜間が開業。愛媛線の伊予長浜~伊予大洲間を1067mmに改軌して予讃本線に編入する。
- 1935年11月28日 多度津~阿波池田間を土讃線として分離。
- 1936年9月19日 伊予大洲~伊予平野間が開業。
- 1939年2月6日 伊予平野~八幡浜間が開業。
八幡浜~宇和島間
- 1914年10月18日 宇和島鉄道 宇和島~近永間が開業。現在の予土線。
- 1933年8月1日 宇和島鉄道を国有化。宇和島線とする。
- 1941年7月2日 宇和島線の北宇和島~卯之町間が開業。
- 1945年6月20日 八幡浜~卯之町間が開業、宇和島線の宇和島~卯之町間を編入し予讃本線全線開通。
全通後
- 1949年12月27日 貨物支線 坂出~坂出港間開業。
- 1950年4月1日 上老松駅を伊予出石駅に改称。
- 1952年1月27日 香西駅、讃岐府中駅、八十場駅、讃岐塩屋駅、高瀬大坊駅開業。
- 1957年4月1日 南郡中駅を伊予市駅に改称。
- 1957年10月1日 比地大駅開業。
- 1959年9月15日 高松駅移転。高松桟橋駅を高松駅に統合し廃止。0.3km延長。
- 1959年10月1日 上高瀬駅を高瀬駅に、伊予大井駅を大西駅に改称。
- 1960年3月1日 赤星駅、波方駅開業。
- 1961年4月15日 関川駅、伊予横田駅開業。
- 1961年6月1日 柳原駅、伊予氷見駅開業。
- 1961年10月20日 西大洲駅、春賀駅開業。
- 1963年2月1日 高野川駅、玉之江駅開業。
- 1963年2月1日 伊予市~高野川間に三秋信号場開設。
- 1963年10月1日 向井原駅開業。
- 1964年10月1日 串駅開業、椿宮仮乗降場が駅に昇格し市坪駅開業。
- 1965年9月15日 高松~香西間複線化。
- 1966年4月6日 丸亀~多度津間複線化。
- 1966年9月28日 鴨川~坂出間複線化。
- 1967年9月22日 香西~鬼無間複線化。
- 1968年9月29日 国分~鴨川間複線化。
- 1969年3月27日 端岡~国分間複線化。
- 1970年3月27日 鬼無~端岡間複線化。
- 1979年7月1日 貨物支線 多度津~浜多度津間が廃止。
- 1984年2月1日 松山~宇和島間の貨物営業廃止。貨物支線坂出~坂出港間廃止(線路は1986年10月31日まで残り、1986年10月12日にキハ185系気動車で臨時列車「坂出市民号」が運転されている)。
- 1985年3月14日 高松~松山間CTC化。
- 1986年3月3日 向井原~内子間、新谷~伊予大洲間開業。内子線内子~新谷間とあわせて短絡ルートが完成。特急・急行列車が内子経由に変更。
- 向井原~高野川間の三秋信号場廃止、五郎~伊予大洲間に若宮信号場開設。
- 松山~伊予上灘間、伊予白滝~宇和島間、向井原~内子間、伊予大洲~新谷間CTC化。
- 1986年11月1日 光洋台駅、鳥ノ木駅開業。
- 1987年3月23日 高松~坂出間、多度津~観音寺間が電化。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により四国旅客鉄道に承継。日本貨物鉄道が高松~松山間を第二種鉄道事業者として承継、松山~内子間、新谷~伊予大洲間の第二種鉄道事業開業。
- 1987年10月2日 坂出~多度津間が電化、宇多津駅移転、宇多津~丸亀間高架化。
- 1988年4月10日 伊予北条~八幡浜間でワンマン運転開始。
- 1988年6月1日 線路名称改正により予讃線に改称。
- 1989年3月11日 八幡浜~宇和島間でワンマン運転開始。
- 1990年10月30日 今治駅付近高架化。
- 1990年11月21日 伊予北条~伊予市間が電化。浅海~伊予北条間に大浦信号場開設。
- 1991年3月16日 大浦信号場が駅に昇格し大浦駅開業。
- 1991年11月21日 伊予上灘~伊予白滝間CTC化。
- 1992年7月23日 観音寺~新居浜間、今治~伊予北条間が電化・ワンマン運転開始。
- 1993年3月18日 新居浜~今治間が電化・ワンマン運転開始。
- 1993年9月21日 坂出~丸亀間複線化(それまでは坂出駅から瀬戸中央自動車道をくぐる手前までと宇多津~丸亀間が単線のままだった)。
- 1994年12月3日 高瀬大坊駅をみの駅に改称。
- 1997年2月26日 坂出駅高架化完成。
- 2000年8月16日 (貨)高松貨物ターミナル駅開業。
- 2001年5月13日 高松駅移転。新駅ビルが完成。0.3km短縮。
- 2006年4月1日 伊予横田~内子間、新谷~宇和島間の第二種鉄道事業廃止。
駅一覧
高松~宇多津
この間の貨物駅:(貨)高松貨物ターミナル駅(高松駅からの営業キロは4.7km) -
宇多津~伊予長浜~宇和島
駅番号 | 駅名 | 高松からの営業キロ | 接続路線 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
Y09 | 宇多津駅 | 25.9 | 四国旅客鉄道:本四備讃線(瀬戸大橋線)、予讃線(瀬戸大橋線)(高松方面) | 香川県 | 綾歌郡宇多津町 |
Y10 | 丸亀駅 | 28.5 | 丸亀市 | ||
Y11 | 讃岐塩屋駅 | 30.0 | |||
Y12 | 多度津駅 | 32.7 | 四国旅客鉄道:土讃線(D12) | 仲多度郡多度津町 | |
Y13 | 海岸寺駅 | 36.5 | |||
(臨)津島ノ宮駅 | 39.8 | 三豊市 | |||
Y14 | 詫間駅 | 42.0 | |||
Y15 | みの駅 | 44.5 | |||
Y16 | 高瀬駅 | 47.0 | |||
Y17 | 比地大駅 | 50.0 | |||
Y18 | 本山駅 | 52.4 | |||
Y19 | 観音寺駅 | 56.5 | 観音寺市 | ||
Y20 | 豊浜駅 | 62.0 | |||
Y21 | 箕浦駅 | 66.4 | |||
Y22 | 川之江駅 | 72.2 | 愛媛県 | 四国中央市 | |
Y23 | 伊予三島駅 | 77.6 | |||
Y24 | 伊予寒川駅 | 81.7 | |||
Y25 | 赤星駅 | 85.9 | |||
Y26 | 伊予土居駅 | 88.6 | |||
Y27 | 関川駅 | 92.2 | |||
Y28 | 多喜浜駅 | 99.4 | 新居浜市 | ||
Y29 | 新居浜駅 | 103.1 | |||
Y30 | 中萩駅 | 107.9 | |||
Y31 | 伊予西条駅 | 114.3 | 西条市 | ||
Y32 | 石鎚山駅 | 117.8 | |||
Y33 | 伊予氷見駅 | 120.3 | |||
Y34 | 伊予小松駅 | 121.6 | |||
Y35 | 玉之江駅 | 124.5 | |||
Y36 | 壬生川駅 | 126.8 | |||
Y37 | 伊予三芳駅 | 130.2 | |||
Y38 | 伊予桜井駅 | 137.8 | 今治市 | ||
Y39 | 伊予富田駅 | 141.6 | |||
Y40 | 今治駅 | 144.9 | |||
Y41 | 波止浜駅 | 149.6 | |||
Y42 | 波方駅 | 152.3 | |||
Y43 | 大西駅 | 156.4 | |||
Y44 | 伊予亀岡駅 | 161.9 | |||
Y45 | 菊間駅 | 165.9 | |||
Y46 | 浅海駅 | 170.6 | 松山市 | ||
Y47 | 大浦駅 | 173.8 | |||
Y48 | 伊予北条駅 | 176.9 | |||
Y49 | 柳原駅 | 179.1 | |||
Y50 | 粟井駅 | 180.3 | |||
Y51 | 光洋台駅 | 182.3 | |||
Y52 | 堀江駅 | 184.9 | |||
Y53 | 伊予和気駅 | 187.0 | |||
Y54 | 三津浜駅 | 190.7 | |||
Y55 U00 |
松山駅 | 194.4 | 伊予鉄道:大手町線(松山駅前駅) | ||
U01 | 市坪駅 | 197.9 | |||
U02 | 北伊予駅 | 200.3 | 伊予郡松前町 | ||
U03 | 伊予横田駅 | 203.0 | |||
U04 | 鳥ノ木駅 | 204.8 | 伊予市 | ||
U05 | 伊予市駅 | 206.0 | 伊予鉄道:郡中線(郡中港駅) | ||
S06 | 向井原駅 | 208.5 | 四国旅客鉄道:予讃線(内子方面)(U06) | ||
S07 | 高野川駅 | 213.9 | |||
S08 | 伊予上灘駅 | 217.1 | |||
S09 | 下灘駅 | 222.4 | |||
S10 | 串駅 | 225.0 | |||
S11 | 喜多灘駅 | 228.2 | 大洲市 | ||
S12 | 伊予長浜駅 | 233.1 | |||
S13 | 伊予出石駅 | 235.9 | |||
S14 | 伊予白滝駅 | 239.3 | |||
S15 | 八多喜駅 | 241.7 | |||
S16 | 春賀駅 | 243.4 | |||
S17 | 五郎駅 | 245.7 | |||
伊予若宮信号場 | (247.1) | ||||
S18 | 伊予大洲駅 | 249.5 | 四国旅客鉄道:予讃線(新谷方面)(U14) | ||
U15 | 西大洲駅 | 251.6 | |||
U16 | 伊予平野駅 | 253.5 | |||
U17 | 千丈駅 | 260.6 | 八幡浜市 | ||
U18 | 八幡浜駅 | 262.8 | |||
U19 | 双岩駅 | 267.5 | |||
U20 | 伊予石城駅 | 272.4 | 西予市 | ||
U21 | 上宇和駅 | 275.4 | |||
U22 | 卯之町駅 | 277.4 | |||
U23 | 下宇和駅 | 280.0 | |||
U24 | 立間駅 | 286.6 | 宇和島市 | ||
U25 | 伊予吉田駅 | 289.3 | |||
U26 | 高光駅 | 293.9 | |||
U27 | 北宇和島駅 | 296.1 | 四国旅客鉄道:予土線(G46) | ||
U28 | 宇和島駅 | 297.6 | 四国旅客鉄道:予土線(G47) |
向井原~内子、新谷~伊予大洲
駅番号 | 駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
U06 | 向井原駅 | 0.0 | 四国旅客鉄道:予讃線(松山方面)(U06) (伊予長浜方面)(S06) |
愛媛県 | 伊予市 |
U07 | 伊予大平駅 | 2.8 | |||
U08 | 伊予中山駅 | 10.2 | |||
U09 | 伊予立川駅 | 16.9 | 喜多郡内子町 | ||
U10 | 内子駅 | 23.5 | 四国旅客鉄道:内子線(U10) | ||
この間は内子線 | |||||
U13 | 新谷駅 | 0.0 | 四国旅客鉄道:内子線 | 愛媛県 | 大洲市 |
伊予若宮信号場 | (3.5) | ||||
U14 | 伊予大洲駅 | 5.9 | 四国旅客鉄道:予讃線(宇和島方面)(U14) (伊予長浜方面)(S18) |