新潟貨物ターミナル駅
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新潟貨物ターミナル駅(にいがたかもつ-えき)は、新潟県新潟市中島字八反田401-1にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。日本海側最大の貨物拠点駅である。付近には同社の東新潟機関区と、東日本旅客鉄道の東新潟駅がある。
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[編集] 取扱貨物
- コンテナ貨物
- 車扱貨物
- 営業設定上のもので、実態は無い。
- 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ている。
[編集] 駅構造
2面のコンテナホーム、着発線荷役方式(E&S方式)を採用した2本の着発荷役線、2本の荷役線、その他数本の仕分線、着発線、留置線を有する。化学薬品やセメントを輸送する専用貨物列車の中継駅となっているため、構内に多くの留置線等がある。(但し、セメント輸送は2007年3月15日到着・翌16日の発車を以て廃止。)
また営業窓口であるJR貨物新潟支店や、車両基地である東新潟機関区及びそのコンテナ車検修庫・貨車の検修庫を併設する。
近年はJR貨物の中期経営計画『ニューストリーム2007』の方針で、貨物駅での操車やフロント業務などは一切臨海鉄道やフレートサービスの子会社への委託に依存しているが、前述の通り日本海側最大規模の貨物拠点駅であるだけに取り扱い量も多く、東京貨物ターミナル駅や隅田川駅などと同様、一切の業務をJR貨物直営で行っている(但し、貨車の交番検査業務等は除く。)。
[編集] 歴史
- 1957年(昭和32年)10月1日 - 新潟操車場として開業。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 駅に格上げ、新潟操駅となる。民営化後に貨物取扱駅として整備されることに備えてのもので、当時は貨物列車の設定は無かった。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 沼垂駅より貨物取扱設備を移転し、新潟貨物ターミナル駅に改称。コンテナ貨物及び車扱貨物の取扱を開始し、着発線荷役方式を導入。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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