日本エアコミューター
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日本エアコミューター(Japan Air Commuter Co.,Ltd. JAC)は、JALグループの航空会社。
目次 |
[編集] 概要
社名 | 日本エアコミューター株式会社 Japan Air Commuter Co.,Ltd. |
設立 | 1983年1月 |
本社住所 | 鹿児島県霧島市溝辺町麓787-4 鹿児島空港内 |
従業員数 | 466名 |
資本金 | 300,000,000円 (JALインターナショナル60%、鹿児島県内自治体他40%) |
航空会社コード | JAC / 3X |
無線呼出名称 (コールサイン) |
COMMUTER(コミューター) |
拠点空港 | 鹿児島空港 |
[編集] 略歴
鹿児島県の離島アクセス改善のため、当時の日本エアシステムと鹿児島県が出資して発足したコミューター路線である。当初は奄美諸島をはじめとした路線が中心であったが、次第に日本エアシステムから西日本のローカル路線の移管を受け、路線を拡充していった。
日本航空と日本エアシステムとの経営統合後は東日本の地方空港へも乗り入れ始めている。同じくローカル路線を担当するJALエクスプレスとは機種(JACはターボプロップ、JEXはジェット機)の違いがある。
機体マーキングは原則的にJALグループのものに倣っている。自治体等が出資している関係上、JALグループがワンワールドのメンバーとなった後も、メンバーにはならない。
[編集] 機内サービス
飲物・オーディオプログラム等ジェット機並みの機内サービスは無いが、毛布や新聞などのサービスはある。その代わりにキャンディや屋久島・与論島、同社の主力機であるSAAB340B・Q400がデザインされたポストカードを配布している。
[編集] 就航路線
- 大阪国際空港 - 福島空港(2007年6月1日より運航)、新潟空港(12月~3月運休)、信州まつもと空港、コウノトリ但馬空港、出雲空港、隠岐空港、松山空港、福岡空港、大分空港(2007年6月1日より運航)、宮崎空港、鹿児島空港、種子島空港
- 岡山空港 - 鹿児島空港
- 広島西飛行場 - 宮崎空港、鹿児島空港
- 出雲空港 - 隠岐空港
- 高松空港 - 鹿児島空港
- 松山空港 - 鹿児島空港
- 福岡空港 - 信州まつもと空港、出雲空港、徳島空港、松山空港、鹿児島空港
- 鹿児島空港 - 種子島空港、屋久島空港、奄美大島空港、喜界空港、徳之島空港(12月運航)、沖永良部空港、与論空港
- 奄美大島空港 - 喜界空港、徳之島空港、沖永良部空港
- 沖永良部空港 - 与論空港
[編集] 機材
[編集] 過去に使用していた機材
[編集] JALグループ企業 (グループ企業のうち、航空事業者)
◎JALグループは国際航空連合(アライアンス)「ワンワールド」に加盟しているが、※のある航空会社は経営施策上ワンワールドには加盟していない。
- 日本航空(持株会社)
- 日本航空インターナショナル(JAL)
- 日本トランスオーシャン航空(JTA)
- JALエクスプレス(JEX)
- 日本アジア航空(JAA)
- JALウェイズ(JAZ)
- ジェイエア(J-AIR)
- (「運送の共同引受」により全便をJAL便として運航。法人名として表記する以外は対外的には「ジェイ・エア」を使用)
- 日本エアコミューター(JAC)※
- 北海道エアシステム(HAC)※
- 琉球エアーコミューター(RAC) ※