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徳島飛行場(とくしまひこうじょう)は、徳島県板野郡松茂町(徳島市と鳴門市の中間)にある共用飛行場。通称は徳島空港(とくしまくうこう)。地元では松茂空港とも呼ばれる。海上自衛隊徳島航空基地(とくしまこうくうきち)を併設する他、2009年までに徳島航空基地に付設する形で陸上自衛隊第14飛行隊が駐留する徳島分屯地(とくしまぶんとんち)が置かれる予定。
[編集] 概要
- 空港ターミナルの反対側に位置している海上自衛隊徳島教育航空群では、TC-90練習機による海上自衛隊パイロットの教育が行われている。そのため徳島飛行場の年間着陸回数は、民間航空機の発着が四国で一番少ないにもかかわらず、約1万5000回と四国一を誇る。
- 現在2500mへの滑走路延長及び新ターミナルビル建設等周辺整備事業が進められており2010年度の供用開始を目指している。
[編集] 歴史
2007年 4月1日 日本航空(JAL)が東京国際空港線(JAL1435/1436)に最新鋭機B737-800型機を導入
[編集] 航空管制
TWR |
118MHz,123.1MHz(RE),126.2MHz,233.8MHz,236.8MHz |
DEP |
120.1MHz,124MHz,261.2MHz,284.6MHz,362.3MHz |
APP |
120.1MHz,122.45MHz,124MHz,261.2MHz,284.6MHz |
ATIS |
246.8MHz |
- 航空管制及びATISは、海上自衛隊徳島教育航空群徳島航空基地運航隊が担当
- DEPとATISの運用時間は、8:00~20:00.TWR,APPは24時間
- REは、救難救助専用波
[編集] 航空灯台
局名 |
種別 |
識別信号 |
周波数 |
運用時間 |
徳島 |
NDB |
TS |
332.5KHz |
24時間 |
徳島 |
VOR |
TSC |
114.9MHz |
7:00~21:00 |
徳島 |
TACAN |
TSC |
1183MHz |
7:00~21:00 |
- 保守は、海上自衛隊 徳島教育航空群 徳島航空基地運航隊が担当
[編集] 就航路線
- 日本航空
-
- 日本エアコミューター
-
- 全日本空輸
(エアーセントラルの機材・乗務員で運航)
-
[編集] 空港へのアクセス
徳島バス
- 徳島駅発着便
- 徳島駅 - 小鳴門橋便(徳島空港、鳴門駅経由)
徳島自動車道 徳島ICより車で約20分。
神戸淡路鳴門自動車道 鳴門ICより車で約20分。
[編集] 海上自衛隊徳島航空基地
以下の部隊が駐留する。
[編集] 陸上自衛隊徳島分屯地
以下の部隊が駐留する予定。
- 第14旅団第14飛行隊:多用途ヘリ、観測ヘリの2機種7機 人員約80名
[編集] その他
- 2004年4月3日にはアメリカ空軍のF-15戦闘機2機が計器故障のため緊急着陸した。
- 2006年に全機退役した唯一の国産旅客機YS-11は、1965年4月1日の初就航(東京 - 徳島 - 高知線開設)以来、全国で唯一のYSの初就航から最終までを見届けた空港になった。引退前には空港の業務員による手作りのYSブースが展示され、地元テレビ局も何度かYS特集のニュースを設けていた。
- 2006年4月14日から同年10月13日まで、南あわじ市、洲本市及び淡路市からの利用者を対象とした「駐車場料金無料キャンペーン」が実施されていた。ただし、総合案内所にてアンケートに答える必要があった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク