日興コーディアル証券
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日興コーディアル証券株式会社(にっこうコーディアルしょうけん、英文名 Nikko Cordial Securities Inc.)は、日本の大手証券会社の一つである。
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[編集] 概要
2001年10月1日に日興證券株式会社(同日付けで株式会社日興コーディアルグループと商号変更)から証券業を承継した。以降、「しょうけん」の字が変更された事に注意(大和証券も同じ)。
- 本店は、東京都千代田区丸の内の新東京ビル。代表取締役社長はIT・システム畑出身の桑島正治(会長は当面は空席。)、子会社の日興コーディアル証券の代表取締役社長は北林幹生、同じく子会社の日興シティグループ証券の代表取締役社長安倍秀雄。なお、一番大きな店舗は本店ではなく、名古屋支店である。
- コーディアルとは「誠心誠意の」という意味の英語で、顧客との誠実な対話を通して信頼関係を築く、という決意を社名に込めている。
[編集] 沿革
- 2001年(平成13年)3月29日 - 日興證券分割準備株式会社設立。
- 2001年(平成13年)10月1日 - 日興コーディアル証券株式会社と商号変更。
- 2006年(平成18年)12月18日 - 親会社日興コーディアルグループの粉飾決算が発覚。詳細は日興コーディアルグループ#粉飾決算。
[編集] 商品
同社の取り扱い商品の中には、個人向けの投資サービスであるピーカブー(Peekaboo)がある。これは、同社が「イージー(EZ)トレード」と呼んでいるインターネット端末や携帯電話によるサービス提供に加え、コンビニエンスストアのローソン店舗内にある情報端末「Loppi」(ロッピー)でも株式売買や日本国債購入が可能という特徴がある。
また、単元株の10分の1単位で株式購入が可能なミニ株の取り扱いもあり、小口の個人投資家に向けたサービスを展開している。なお、外貨MMFはインターネット端末と携帯電話、1ヶ月先の日経平均株価を予想するワラントはインターネット端末のみで取り扱っている。
また、同社は日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)1部の川崎フロンターレのスポンサーとなっており、同チームの選手ユニフォームの背中にはこのピーカブーのマスコットであるカブ(蕪)のイラストとロゴが入っている。等々力陸上競技場でのフロンターレのホームゲームや、川崎市内などでの各種イベントにはこの蕪の着ぐるみが頻繁に登場し、同チームのサポーターに広く認知されている。
[編集] 提携クレジットカード
以下の提携クレジットカードが、発行されている。
- 日興プラチナデビットカード
[編集] 外部リンク
- 日興コーディアル証券
- 日興コーディアルグループCM紹介 イチローがCM出演している。
- ピーカブー