木造駅
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木造駅(きづくりえき)は青森県つがる市木造房松にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である。
つがる市の代表駅であるが、青森県内の市代表駅で唯一直営駅ではない。
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[編集] 駅構造
- 単式1面1線のホームを持つ地上駅。元々は相対式2面2線であった。横取線が旧上り線の跡である。
- 五所川原駅管理の簡易委託駅。POS端末が設置され、乗車券・定期券・自由席特急券を発売しているほか、指定券の発行も料金補充券で対応している。営業時間は7時30分から18時00分までで、営業時間内に限り改札業務も行う。
- 駅舎は「木造ふれ愛センター」内にあり、外壁に遮光器土偶を貼り付けてある。列車の発着に合わせて土偶の目を点滅させていた(「いらっしゃいビーム」)が、子供が怖がるため最近は自粛している。
[編集] バス
- 木造駅通り(徒歩2分)
- 弘南バス
- 南広森線※
- 出来島線※
- 再賀経由稲垣線
- 尚、※印の路線は、旧駅舎時代には駅前に乗り入れていた。
- つがる警察署前(徒歩5分)
- 弘南バス
- 十三線
- 五所川原~鰺ヶ沢線
[編集] 駅周辺
駅正面の道路は木造地区中心部へ続く道路、駅裏は水田などが広がる。
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均293人である。
[編集] 歴史
- 1924年(大正13年)10月21日 - 開業。
- 1983年(昭和58年)4月1日 - 簡易委託化。
- 1992年(平成4年)8月3日 - 現駅舎完成・供用開始、同時に旧駅舎取り壊し。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
[編集] その他
- 「巨大な土偶が出迎える迫力ある駅舎」として、東北の駅百選に選定された。
- 駅舎の外壁に設置されている巨大土偶は、亀ヶ丘遺跡から発掘された土偶がモチーフ。
- なお、駅舎外壁に設置の巨大土偶の名前は、「シャコちゃん」。