柴田佳主也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
柴田 佳主也（しばた かずや、1968年3月16日 - ）は兵庫県出身の元プロ野球選手（投手）。現役時代は130キロ台の速球ながら、スライダーを武器に左のサイドスローとしてワンポイントリリ－フで活躍した。
[編集] 経歴
- 明石高 - 阿部企業 - 大阪近鉄バファローズ（1990年ドラフト4位 - 2001年） - 日本ハムファイターズ（2002年） - 阪神タイガース（2003年）- 福岡ダイエーホークス（2004年）
- 176cm/75kg 左投/左打
- 2000年に、プロ入り10年目にようやくプロ初勝利。主な起用は左打者へのワンポイントリリーフだったが、敗戦処理だけではなく重要な場面での登板も多かった。にもかかわらず150試合以上登板してようやく初勝利を挙げた極めて珍しい選手。（同年に戎信行がプロ入り10年目でプロ初勝利を上げ話題となったが、戎の前年までの登板数は27試合であり、いかに柴田が特殊なケースであるかがうかがえる）
- 2001年小坂誠にプロ入り初の満塁ホームランを献上した。
- 2001年の日本シリーズで4試合登板したが、オフに突然の解雇。
- 3年連続テスト入団を果たしている。在籍した4球団すべて自由契約になっているが、同様のケースで廣田浩章がいる。
- 現在は大阪市内のスポーツ用品店でアドバイザーをしている。
[編集] 背番号
- 48（1991-1994） - 62（1995 - 1998） - 13（1999 - 2001） - 33（2002） - 52（2003） - 13（2004）
[編集] 通算成績
- 259試合 4勝1敗1セーブ 投球回数176回 2/3 防御率3.57
