残酷な天使のテーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
残酷な天使のテーゼ | ||
---|---|---|
高橋洋子 の シングル | ||
リリース | 1995年10月25日 (通常盤) 2003年3月26日 (10周年リニューアル盤) |
|
ジャンル | アニメソング | |
時間 | 19分38秒 (通常盤) 21分23秒 (10周年リニューアル盤) |
|
レーベル | キングレコード | |
プロデュース | - | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
最高順位27位(オリコン) |
||
高橋洋子 年表 | ||
ムーンライト・エピキュリアン (1994年) |
残酷な天使のテーゼ (1995年) |
めぐり逢い (1996年) |
『残酷な天使のテーゼ』(ざんこくなてんしのてーぜ)は、1995年10月25日に発売された高橋洋子のシングルである。2003年3月26日には、『新世紀エヴァンゲリオン』10周年として、「リニューアル盤」が発売された。作詞:及川眠子、作曲:佐藤英敏、編曲:大森俊之。
目次 |
[編集] 概要
『新世紀エヴァンゲリオン』のOPとして起用され、オリコン調べで60万枚以上、出荷枚数で100万枚の大ヒットを記録した。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の大ヒットの一因として、この曲を主題歌としたオープニング・アニメの完成度の高さがある。曲に同期したフラッシュカットを多用した展開は、テンポの良さと斬新さから、多くのユーザーの支持を得て、他のアニメ・ドラマ作品に大きな影響を与えた。
歌詞も哲学用語を含んでいたり、聖書や母親のイメージを表現しており、作品の内容に合致した作品となっている。劇場版主題歌『魂のルフラン』や、カップリング曲であり劇場版主題歌候補であった『心よ原始に戻れ』も同様のイメージで作られている。番組の宣伝CMでは葛城ミサト役の三石琴乃がナレーションで歌詞の一部を引用していた。出演声優である緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃らもそれぞれカバー曲を歌っており、サウンドトラックや自身のアルバムなどに収録されている。また、林原と宮村と三石の3人で歌ったバージョンもある。その他、下川みくに、ミリアム・ヨンなどもカバーしている。
ちなみに「テーゼ(These)」とはドイツ語で命題・定立(物事を肯定的に主張すること)を意味する。
この曲を手がけた大月俊倫は、作詞家と作曲家をあえて一度も会わせずに制作させており、作詞を担当した及川眠子は本編内容をほぼ全く知らない状態で作詞している。
[編集] 収録曲
[編集] 初回限定盤
- 残酷な天使のテーゼ (高橋洋子)
- Fly Me To The Moon (CLAIRE)
[編集] 通常盤
- 残酷な天使のテーゼ
- 月の迷宮
- 残酷な天使のテーゼ (オリジナルカラオケ)
- 月の迷宮 (オリジナルカラオケ)
[編集] 10周年リニューアル盤
- 残酷な天使のテーゼ
- Fly Me To The Moon
- 残酷な天使のテーゼ (オフボーカルバージョン)
- Fly Me To The Moon (オフボーカルバージョン)
- 残酷な天使のテーゼ (Director's Edit. Version)
[編集] NEON GENESIS EVANGELION ADDITION
- 残酷な天使のテーゼ(三石琴乃・宮村優子・林原めぐみが合唱している)
- ドラマ「終局の続き」(仮題)
- てんとう虫のサンバ(アニメ中結婚式で歌われた歌)
- 劇場用予告(ミサト版・レイ版・アスカ版の3種)
- ハレルヤコーラス
- ベートーヴェン交響曲9番4楽章
- 他
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
|
|
---|---|
概要ページ | 新劇場版 - 主題歌 |
登場人物 | 碇シンジ - 綾波レイ - 惣流・アスカ・ラングレー - ・・・ |
用語 | エヴァンゲリオン - 使徒 - セカンドインパクト - 第3新東京市 |
ゲーム作品 | 鋼鉄のガールフレンド - 造られしセカイ -another cases- |
その他 | EVANGELION CHRONICLE - CR1 - CR2 - CR3 - パチスロ |
主要スタッフ | 庵野秀明 - 貞本義行 - ガイナックス |
カテゴリ: 新世紀エヴァンゲリオン | 1995年のシングル | アニメソング