湯郷温泉
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湯郷温泉(ゆのごうおんせん)は、岡山県美作市湯郷、(旧国美作国)にある温泉。
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[編集] アクセス
- JR姫新線林野駅下車約100mの林野駅前バス停より宇野バス・神姫バスで6~8分(140円)、タクシーで8分。
- JR岡山駅より宇野バスで1時間40分
- 車の場合、中国自動車道美作インターチェンジより10分。
[編集] 泉質
ナトリウム、カルシウム、塩化物泉(低張性弱アルカリ泉)
[編集] 温泉街
吉野川にかかる鷺湯橋が入り口。湯郷を発見した円仁法師像がシンボル。20軒たらずの旅館、ホテルが軒を並べ、温泉街としてはそこそこの規模。ボウリング場などがあり、湯治、保養より歓楽傾向が大。また、周辺の著名な温泉地に比べ、価格設定が安く、団体旅行等の観光拠点としても重宝される。
近年はスポーツ施設が集中的に造られており、スポーツのメッカとしても注目を浴びている。料理は地元の山の幸に加え、瀬戸内海、日本海両方の海の幸が届けられる。
公衆浴場は湯郷鷺温泉館が存在する。
[編集] 歴史
1200年の歴史があるという古い温泉。延暦寺の円仁法師が西国巡礼の途中、白鷺が足の傷を癒しているのを見て、いで湯の発見を見たと伝えられる。よってこの湯郷は鷺ノ湯とも呼ばれており、今も共同浴場にその名が残る。薬湯としても知られ、古より長時間温い湯に浸かって湯治する習慣があったという。
奥津温泉、湯原温泉とともに美作三湯と呼ばれる。中国自動車道の開通によって京阪神からのアクセスが飛躍的に向上した。ホテル、旅館の進出が相次ぎ、拡大戦略を採ったために遊興色が強くなり、従来の湯治場、保養温泉のスタイルは失われた。湯原、奥津が国民保養温泉地に選ばれる中、この湯郷が洩れたのも強ち無関係とは言えない。
代わりに近年では水上温泉のように、レジャー、スポーツ拠点としての特徴を見出しており、ジョギングロードの整備に始まり、スポーツプラザやラグビー場、テニスコート、野球場、プールが設けられ、温泉とスポーツを組み合わせた「健康リゾート」という位置づけを行っており、従来の歓楽温泉のスタイルも変わりつつある。
[編集] アクセス詳細
- 宇野自動車(宇野バス)
- 表町バスセンター~岡山駅前~岡山駅(林野行のみ)~駅前町(表町行のみ)~法界院駅前~三野~牟佐下~新道穂崎~新道河本~下市~正崎~町苅田(まちかんだ)~赤坂中学校前~坂辺~仁堀~吉井中学校前~周匝(すさい)~周匝上(すさいかみ)~高下(こうげ)~福本~鷺湯橋~湯郷温泉下~湯郷温泉上~美作第一小学校前~林野バスセンター~本町~栄町~林野駅
- 表町バスセンター~岡山駅前~岡山駅(林野行のみ)~駅前町(表町行のみ)~法界院駅前~三野~牟佐下~新道穂崎~山陽団地中1番~山陽団地中3番~下市上~正崎~町苅田(まちかんだ)~赤坂中学校前~坂辺~仁堀~吉井中学校前~周匝(すさい)~周匝上(すさいかみ)~高下(こうげ)~福本~鷺湯橋~湯郷温泉下~湯郷温泉上~美作第一小学校前~林野バスセンター~本町~栄町~林野駅
最寄バス停:鷺湯橋、湯郷温泉下、湯郷温泉上(岡山駅より1100円、バスカード使用により往復2000円)。
- 津山駅前(津山広域バスセンター)~伏見町~東津山駅前~勝間田駅前~林野駅前~林野(旧湯郷営業所)~湯郷温泉・湯郷東・湯郷北~林野(旧湯郷営業所)~江見駅前~作東バスストップ前~藤生~下町~学校前~大原
- 湯郷温泉→湯郷東→湯郷北の順に運行。
- 津山駅前(津山広域バスセンター)~伏見町~東津山駅前~勝間田駅前~林野駅前~林野(旧湯郷営業所)~湯郷温泉・湯郷東・湯郷北~林野(旧湯郷営業所)~江見駅前~作東バスストップ前~バレンタイン作東~下町~学校前~大原
- 湯郷温泉→湯郷東→湯郷北の順に運行。
最寄バス停:湯郷温泉