矢崎泰久
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矢崎 泰久(やざき やすひさ、1933年 - )は元「話の特集」の編集長、フリージャーナリスト。
[編集] 来歴・人物
文藝春秋社社員で菊池寛の秘書役だった矢崎寧之の息子として東京府に生まれる。幼名、矢崎祥夫(さちお)。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本経済新聞社記者や内外タイムス記者を経て、1965年に父親の経営する日本社から「話の特集」を創刊。1967年に邱永漢の出資により話の特集社を独立させた。デザイナー和田誠、放送作家永六輔、俳優伊丹十三など、他方面で活躍していた才能をイラストレーター、ライターとして雑誌に起用した(1995年休刊)。
革新自由連合の中山千夏が参院議員時代、公設第一秘書もやっており、1983年6月26日に行われた参議院議員選挙では、無党派市民連合候補として比例区から立候補したが落選している。2006年現在は、『週刊金曜日』に連載を持ち、また"ラジオ版話の特集"としてエフエムさがみにもレギュラー出演中。
2006年11月19日、『週刊金曜日』主催で日比谷公会堂にて行われた「ちょっと待った! 教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪 緊急市民集会」に参加。皇室をテーマにした寸劇「さる高貴なご一家」にて、今上天皇が以前患った前立腺がんに対して「あちらの生活も支障をきたしますね」と応じたことを、『週刊新潮』12月7日号に「『皇室中傷』芝居」と報じられ、多くの批判を受ける(批判は保守の立場からだけでなく、反皇室の立場からも寄せられている)。 この件について、自身のブログのコメント欄にも多くの批判が書き込まれたが、当人からは何の回答もない。このことから、自身のブログタイトルを捩り、「言いたいことを言ってしまう。でも、聞きたくないことは流してしまう。」と皮肉られている。
[編集] 出演番組
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 東京都出身の人物 | 編集者 | 日本のジャーナリスト | 国政選挙立候補経験者 | 1933年生 | 人物関連のスタブ項目