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石垣空港(いしがきくうこう、Ishigaki Airport)は、沖縄県石垣市(石垣島)にある第三種空港である。
[編集] 航空管制
- 管制は、国土交通省大阪航空局石垣空港出張所が担当
[編集] 航空保安無線施設
局名 |
種類 |
周波数 |
識別信号 |
石垣 |
VOR |
117.7MHz |
GKE |
石垣 |
DME |
1211MHz |
GKE |
- 運用時間は、8:00~21:00(日本時間)
- 保守は、国土交通省大阪航空局石垣空港出張所航空管制技術官が担当
[編集] 歴史
- 1943年 地元沖縄県八重山郡が、旧日本軍海軍飛行場を誘致・建設。
- 1956年 民間航空による運航開始。
- 1972年 日本復帰と同時に石垣市管理から沖縄県の管理に移行。
- 1973年 第三種空港に指定。
[編集] 航空会社及び路線
- 日本トランスオーシャン航空
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- 琉球エアーコミューター
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- 波照間空港(2007年11月30日まで運航)
- 宮古空港(7月中旬~9月運休)
- 与那国空港
- 全日本空輸
(エアーニッポン、エアーネクスト何れかの機材・乗務員で運航)
-
中部国際空港、大阪国際空港、広島空港、福岡空港、多良間空港へも就航していたが、現在は休止している。
[編集] 空港へのアクセス
東運輸
- 石垣バスターミナル発着便(西回り(ホテル日航八重山経由)、東回り(全日空ホテル&リゾート経由))
- 20分間隔(西周り40分間隔、東周り40分間隔)で運行
[編集] 新石垣空港
空港は現在様々な問題を抱えており、新石垣空港の建設が検討されてきた。1979年には旅客機が滑走路をオーバーランする事故も起き住宅密集地の空港への危機感が高まった。しかし同年発表された新空港案は石垣島東部の白保集落沖合いのサンゴ礁を埋め立てるもので地元や自然保護団体から強い反対を受け、1989年に撤回された。その後建設予定地は二転三転し、2000年に島東部の海沿いの陸地が新空港予定地として選定された。(詳細は新石垣空港を参照)
[編集] 新空港建設推進論
- 今後、乗降客数が増加すると予想され、現在の空港での対応は困難となる恐れがある。
- 滑走路が1,500mと短く、小型旅客機(現在導入されているジェット機は、ボーイング737-400・500。RACではプロペラ機が運航されている)ですら着陸する際には常に急制動が行われている状態である。
- 離陸時も最大離陸重量との兼ね合いから、(特に本土路線で)搭乗客数、搭載貨物数にも制限が課せられており、一部本土路線では離陸時に燃料を満載できないために、那覇や宮古での給油を余儀なくされている。
- また、貨物のコンテナ輸送が不可能なため、八重山地域の産業振興・発展に支障をきたしている。
- 石垣空港の北には国指定のフルスト原遺跡があり、南には市街地が広がっているため、現空港の拡張は不可能である。
- 現石垣空港の南側には市街地、住宅地、学校等が存在しており、現在でも航空機騒音等により住民生活に強い不安を与えている。特に、空港南側に位置する八重山商工高校、平真小学校では航空機騒音により授業を一時中断するほどの被害があるため、新空港建設は石垣市街地に住む住民から強い要請がある。
[編集] 新空港建設反対論
- 乗降客数が増加する予想は過大。
- 環境が自慢の観光資源の島で、環境を破壊する大きな開発を伴う。
- 現空港の拡張は可能。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク