臼杵陽
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臼杵 陽(うすき あきら、1956年6月 - )は、日本の政治学者。専門は、中東政治。
大分県生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。大学院在学中、在ヨルダン日本大使館専門調査員を務める。佐賀大学講師・助教授、国立民族学博物館教授を経て、現在、日本女子大学文学部教授。
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[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 1984年 - 在ヨルダン日本大使館専門調査員
- 1988年 - 佐賀大学教養部講師
- 1990年 - 佐賀大学教養部助教授
- 1990年 - エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員
- 1995年 - 国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授
- 1996年 - 総合研究大学院大学地域文化研究科助教授(併任)
- 2002年 - 国立民族学博物館地域研究企画交流センター教授
- 2002年 - 総合研究大学院大学地域文化研究科教授(併任)
- 2005年 - 日本女子大学文学部教授
- 2006年 - 東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター客員教授
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『見えざるユダヤ人――イスラエルの「東洋」』(平凡社, 1998年)
- 『中東和平への道』(山川出版社, 1999年)
- 『原理主義』(岩波書店, 1999年)
- 『イスラムの近代を読みなおす』(毎日新聞社, 2001年)
- 『世界化するパレスチナ/イスラエル紛争』(岩波書店, 2004年)
[編集] 共著
- (立山良司・池田明史・北沢義之・小島直・小杉泰・福田安志・松谷浩尚・宮田律)『中東――ニュースを現代史から理解する』(自由国民社, 1994年)
- (西谷修・酒井啓子・NHKイスラム・プロジェクト)『アメリカはなぜ狙われたのか――徹底討論・同時多発テロ事件の底流を探る』(岩波書店, 2002年)