若者言葉一覧
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若者言葉一覧
10代前半~20代前半の若い世代が日常的に用いる「若者言葉」の一覧である。
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[編集] 一覧
- 凡例
- 【~~】 - 品詞名
- 品詞名は若者言葉として用いられる際の用法であり、本来(標準語)の品詞名とは異なるのでくれぐれも間違いなきよう留意されたい。
- (類) - 類義語
- (対) - 対義語
- 太字 - 2000年代現在、若者の間で使われている言葉。
- 斜体 - 2000年代現在は若者の間で使われていない言葉(死語)。
[編集] 英数字・その他
【名詞】いわゆるヒップホップテイストのファッションスタイルを指すのは誤り。→別項「B系」
- But!!
【接続助詞】ニュアンスとしては「しかぁ~し」の意。
By The Way...
【連語】英語で「ところで」の意。ふざけ半分で使う。
- IT
【動詞・疑問形または未来形】「アイス食べる?」(Ice Taberu?)や「アイス食べよう」(Ice Tabeyou)の略語。
- Out Of 眼中
【連語】眼中にない。
So Sweet!
【形容詞】(考えが)甘すぎる。→指を手に当てて「チッチッチ」という仕種をしながら馬鹿にして言う。
- ー・~(長音記号)
【記号】本来、長音記号は外来語(欧米語など)にしか用いないが、和語・漢語を仮名書きする際にも用いるのが若者流。幼児語・児童語にも同様な表現が用いられる。
- →
【記号】長音記号の代用。主に女子中高生がメールで用いる。「すご→く」「やった→」
[編集] あ
- 明らか
「明らかに」の略。「明らかあの人が悪いよね」など。
- アがる
【動詞】 「アゲアゲ」の動詞形で、盛り上がる(「あの日のダンスフロアはかなりアがっていた」等と使用)。
- アゲアゲ
【形容詞・感動詞】気分が盛り上がる様。また、盛り上げたい時に使う。書き文字では「↑↑」のように上矢印によって同様の意味を表す。上位語に「ブチアゲ」がある。「アゲていこう」などと、動詞として用いることもある。
- 危ない
【形容詞】要注意であるさま。また、侮蔑的にアブノーマルなさま。
- ある意味
【接頭辞】「つまり・すなわち」などに変わって使用されることが多い。
- アリ(有り・在り)
【名詞・形容動詞】許容できるという状態を指す。1980年代ごろから合コンやナンパの席で男性が女の子の品定めの際に使われていた「アリナシで言ったら、アリだな」が転じたもの。下記「あり得る」が縮まったとする説も。「それは-かも」
- あり得ない
【形容詞】「あり得ない」とは、起こる可能性がある、充分考えられるの意の「あり得る」の否定形だが、お笑い芸人の間から広まった表現は次のような意で使われる。
- そんなことがあるはずはない。信じられない。
- 嘘だろう(でしょう)。
- 信じたくない。
また、「あってはならない」という言い回しの言外の意を表す様に否定的な表現でもあり、婉曲的に嫌悪感を含みながら使用し、
- 嫌だ(「明日はデートだけど雨らしいよ」「えー、あり得ない。」等と使用)。
- 駄目だ(「公共の場所で唾を吐くなんて、あり得ない。」等と使用)。
- 歩(ある)った・歩って
【動詞】「歩く」はカ行五段活用で、本来の音便は「歩いた」「歩いて」とならなければならないが、これが「行く」と混用されたものか。ただし宮城県など東北地方、福岡県・長崎県など九州地方の方言にもあり、地方出身者が持ち込んだものと考えることもできよう。
[編集] い
- いかつい
【形容詞・感動詞】 とても。凄いの意(「あいつは1億円の宝くじ当たったんだって!」「え! それはいかついな!」等と使用)。
- イキ!
【形容詞?】「お前の息が臭い」の略語。
いくない(良くない/善くない/好くない)
【形容詞】「いい」はもともと「よい」がくだけた表現であり、活用の概念は無いのだが、1980年代から「いくない」「いかった」という言い方がどこからともなく広まっていった。
いきなし
【副詞】いきなり。
- イケてる
【動詞、連体】「いかす」「ナウい」に代わって1990年代から広く使われている言葉。英俗語の【cool】と同義語。本来の意味に近いのは2.である。
- タイムリーなこと。
- 美味しい、使いでがあるなどの意。
- 自分の好みに合っていることの意。
【名詞・接頭辞】→別項を参照。
- イズい
【形容詞】「居づらい」の短縮形。
- いたメール
いたずらメールの略。
- 痛い
【形容詞】惨め。また、見苦しいこと。
- 一応(いちおう、いちお)
【副詞】
- (本来の意味に近い)念のため。
- とりあえず。
- イミ!
【形容詞?】意味不明。
- 意味ない
【形容詞】
- 意味がない
- どうでもいい
- 話題を変えるときに、それまでの事柄との関連性がないことを表わす
-
- 意味なく
- 【副詞】
- これといった理由もなく
- 無闇やたらに。みだりに
- イミフ
【形容詞?】意味不明。
- いやいやいやいやいや
【感動詞】「何言って(やって)いるの!?」「それは違うでしょ」のかわりに使われる。
[編集] う
- ウケる
【動詞】元の意味は落語や漫才、コントで客の笑いを取れることの業界用語。言うなれば「面白い」「おかしい」または「滑稽」と同義語である。
- 物事が受け入れられること。
- ギャグやコント、話題などで笑えること。
- (対)シケる
- 馬鹿馬鹿しくて呆れる様。嘲笑の対象である様。面白くもないのに「超-」といって軽蔑の意を含む例などが挙げられる。
- うち(内・ウチ)ら
【名詞】自分たち。私たち。僕たち。
- ウツ
【名詞】何かをするのが億劫になること。嫌だと思うこと。「次の授業体育!?えー超ウツなんですけど」など。
- ウザい
【形容詞】「うざったい」が縮まった語。「ウンザリ」の変化とも捉えることができる。
[編集] え
[編集] お
- 大人(オトナ)
【形容動詞】
- 大人びていること。アダルトな雰囲気の意。「-じゃん」
- 分別のある様。また、「-な意見」「-な都合」「-な事情」など、理性を優先するあまり妥協や周囲への迎合、あるいは事なかれ主義を皮肉って言うことも。
- 同中(オナチュウ)
【名詞】同じ中学校という意味。
- 鬼
【接頭辞】とても、すごく。「鬼かわいい」など。
- オフレコ
【動詞】ここだけの話。
- おもいっきし/おもっきし/おもっクソ
【副詞】思いっきり。
- 終わってる
【形容詞】今どき流行らない。「ダサい」の代用語。
- オール
オールナイトの略。夜まで一日中遊びまわる事。 「カラオケでオールしちゃったー。」など
[編集] か
- かいー
【形容詞】「痒い」の変化した語。むず痒くなるように小っ恥ずかしいこと。転じて、キザである事。
- がいじ
【名詞】おもに関西方面でよく使われ、
- 身体障害者の蔑称
- 転じて、キチガイじみた人のこと。
カジ
【接尾語】「~カジュアル」。「渋カジ」「アメカジ」
- 過疎る
【動詞】「過疎化する」の略。
【形容動詞】もと相撲用語で、「真っ向勝負」の意。転じて、大真面目、または実力が互角なもの同士がバッティングしていること。
- かっけー
【形容詞】「格好いい」の意。
- カブる
【動詞】いずれも「ダブる」と同義語。
- 予定が重なってしまう。ダブルブッキングの状態である。
- 似通っている。「キャラカブってる」
- 神
【名詞】何かを超越している人。ものすごい人。「あの男、やベー。マジ神だ」など。
- 噛む
【動詞】とちる(言い間違える)。とちりっ放しは「噛み噛み」、とちったことをうまい具合にごまかす事を「甘噛み」という。
- -かも
【終助詞】「-かもしれない」の短縮形。「それ、面白い-」
- 感
【接尾辞】若者流の表現は、
- 動詞の後につけて、「~したという実感」を表わす。
- 勘繰る
【動詞】
- 勘を働かして物事を読み解こうとする。「あいつは俺の考えを勘繰っていた」
- 本来の(悪いように)推量するという意味とは別に、悪いことが起こらない様に心配する。用心する(ドラッグ常習者が酩酊状態を悟られないように用心する、という意味で使い出した)。
- ガン
【接頭辞】「非常に」の意。
- ガングロ
【名詞・形容動詞】コギャルや陸サーファー(サーファーのファッションやスタイルだけを真似した男女)の間で流行した、意図的に、かなり色黒に日焼けさせた肌。
- -関係
【接尾語】「○○との関連がある」の意。また、その関連のネタ。
- ガン見
【名詞・サ変】「チラ見」の対義語。繁々と見入ること。注視すること。
- ガン無視
【名詞・サ変】「ガン見」の対義語。完全無視すること。
- ガンバ(がんば)
【感動詞】主に女性が用いる。意味は「頑張れ/頑張って」。サッカーのJリーグ・ガンバ大阪のチーム名の由来と見られる。
[編集] き
- キショい
【形容詞】「気色悪い」の短縮形。
- 来てる(キてる)
【動詞】良い意味でも、悪い意味でも特別な状態になっている、の意。ある水準に達しているという意味合いがあり、客観的にその状態にある事柄を指して使用(「あの子かわいいな」「確かにキてるね」や「あいつの足の臭さはキている」等)。
- 気分
【名詞・接尾辞】「~したい気分」の意。食べ物の後につけて「~が食べたい気分」。
- 基本
【副詞】「基本的に」の変化した語。「-そうだね」
- 「私的には…」と逆のパターンは珍しい。
- キモい
【形容詞】「気持ち悪い」の短縮形。
- (類)キモス
- 「キモい」と同義だが、なぜ最後が「ス」なのかは分からない。「キモすぎる」の略とも考えられる。
- (類)きぃ~
- 「キモい」を更に短縮したもの。
- (類)キモキモい
- 特に「キモい」と思ったものに対して使われる。
- 逆に
【副詞】むしろ。
- キャラ
【名詞】 客観的に他者に映っているその物事(特に人を指す場合が殆ど)の状態。~役に近い意味合いも持つ。「盛り上げキャラ」、「自分のキャラを理解する」等と使用。
- きょどる
【動詞】 挙動不審な状態になる。
- 嫌いじゃない
【形容詞】「嫌いなわけじゃない」の変化か。「そこそこ(まあまあ)好きだ」の意。
- 切り替える
【動詞】(「切り替えていこう」の形で)気分転換する。嫌なことを忘れる。
- キレる
【動詞】他人の挑発に対して怒ること。また、自分が悪いのに怒ることを「逆ギレ」という。
[編集] く
- クソゲー
【名詞】(主に家庭用ゲーム機、ゲームセンターで)クソのようなつまらないゲームの意。
- グダる
【動詞】物事が上手く行かなくなる(物事が上手く行っていない状態を指す「グダグダ」という形容詞から派生)。
- 来る
【動詞】
- ブームになること。「次に-もの」
- 心を打たれること。印象的なさま
-
- グッとくる
- 【連語】上記「来る」の2.に相当する。「グッと」は胸に込み上げてくるの意か。
[編集] け
- -系
【接尾辞】「-系統」の意から、
- 「-の部類に属する人」の意。
- 「-発祥の文化」の意。例「体育会系」「渋谷系」
- 「-の傾向」の意。
- 「-っぽい」。「ヤバ-」
- 「-タイプ」。
- -げ(気)
【接尾辞】「~そう」の意。「よさ-じゃん」なら「良さそうじゃない」など。
- ゲー
- 【名詞・サ変】嘔吐。反芻。「飲みすぎて-しちゃったよ」
- 【接尾辞】「ゲーム」の略。
- 【感動詞】「やだー」「何それー」の意。
- 激
【接頭辞】「超-」と同じ用法で、「激しく」「激烈に」の意。「-萌え」
- ゲット
【名詞・サ変】欲しかった物を手に入れること。
- ゲロ
【接頭辞・副詞】非常に。→「嘔吐」の意と間違えられやすいので、どちらかというと否定的、または侮蔑的な表現につけることが多い。したがって「ゲロマブ」などというのは誤用。
[編集] こ
- 個
【助数詞】現代の若者は、「ゆとり教育」だけのせいにするのも如何なものかとは思うが、物の数え方を正しく言えないことが多い。
- 学年の単位。「あいつ、オレより1個下なんだよ」
- レジのお勘定で、パック・袋入り商品、豆腐など数え方が決まっている物でも、十把ひとからげに「○○が1個」と数えてしまう。→バイト敬語か?
- コクる
【動詞】告白するの短縮形。
- コケる
【動詞】失敗する。強調形として後述の「ブタゴケ」がある。
- ゴツい
【形容詞】外観が武骨なさま。「ゴツい顔」「ゴツい車」
- コピる
【動詞】英語の「copy」を動詞的にアレンジし、
- 模造する
- 真似る
完璧にコピる、略して「完コピ」等と使用することもある。
[編集] さ
- サクッと
【副詞】
- さばさばしている。あっさりしたさま。
- 単刀直入に言えば。「ざっくり」と同義語。
- 簡単に。
- さりげ(気)に
【副詞】「さり気なく」が短縮・変形した語。「実は」というような意外性がこめられている場合も多い。
[編集] し
- し(ぃ)・だし
【接続助詞】 いずれも語尾を揚げたり伸ばしたりするのが特徴的。
- 本来の意味に近い用法
- 物事を強調しながら列挙する際に用いる。
- 判断の原因・理由を示す。
- 若者言葉的な用法
- (動詞の後に付けて)~から。「今度誘う-、メル番教えて」
- (形容詞・形容動詞に付けて)~(だ)から。「いや、そういう意味じゃない-」
- (命令形につけて)意味が加算されるわけではない。「ふざけろ-」「死ね-」
- シケる
【動詞】「つまらない言動をしたせいでシーンとする」という意味の「しらける」の略語。
- (対)ウケる
- (類)シケPLAY
- 【名詞】「シケる」言動。
- (類)シケ具合
- 【名詞】「シケる」具合。
- 【形容詞】「シケる具合がハンパじゃない」の略語。
- (類)・・・ハイッ!
- 【感動詞】「シケた」際にその場に居た誰かがこのようにごまかすこともある。
- した
【感動詞】「ありがとうございました」の縮まったもの。体育会系(敬)語。→「とんねるずのみなさんのおかげでした」の略称。
- ジダオ
時代遅れの略。
- したら
【接続助詞】そうしたら→そしたらがさらに縮まった語。
- 知ったか
【名詞】知ったかぶり。→児童語から。
- ジモ着
【名詞】地元で着る普段着。
- ジモティー
【名詞】地元の人。また、地元で行動することを好む人。
- ジモる
【動詞】地元で何かをする。
- 正直
【副詞】「正直言って」の略。→バラエティ番組『堂本剛の正直しんどい』
- (類)ぶっちゃけ
- 身障
- 【名詞】言動等が異常な人物に対しての侮蔑語。「身ちゃん」とも言う。
[編集] す
- すぃ
- 滑る
【動詞】失敗すること。特に、ギャグがウケないこと。
- -する人
【名詞・格助詞】自分を第三者に見立てた、ぼかし表現。
[編集] せ
- 世代
【接頭語】いずれも一般的に定着した感がある。
- 同級生。また、年代的に近いこと。「松井(秀喜、読売巨人軍→ニューヨークヤンキース)世代」
- リアルタイムで楽しんだ年代。「ファミコン世代」「ドラゴンボール世代」
[編集] そ
- ソウルメイト
【名詞】心の友。また、親友。
- 和製英語的な用例。本来の意味は相性がいい人、特に異性のことをいうが、ここでの解釈は漫画『ドラえもん』でジャイアンがいつもいじめているのび太を都合のいい時だけ「心の友よ!」といっているような感覚に近い用法もある。
- 速攻
【名詞】「そっこ」とも。いずれも副詞的な用法。
- すぐに。大至急。
- 素早く。
[編集] た
- だから!
【感動詞】そうだよね、という意味の相づち。
- ダチ
【名詞】友達。「ダチ公(「公」は、近代では侮蔑の意を込めることが多いが、ここでは親しみの意しかない)」「マブダチ(親友、気の置けない友達)」とも。
- ダメダメ
- たりぃ
【感動詞】「かったるい」が訛った「かったりぃ」が縮まって、「面倒くさい」を意味する。
[編集] ち
- チガくて
【形容詞】そうじゃなくて。
- チクる
【動詞】告げ口する。
- ちげぇ
【形容詞】1990年代から使われ始めた言葉。「違かった」「違くない?」という表現についておかしいんじゃないかと言われる前から素行不良者の間で使われていたが、語源は同じである。
- チラ見
【名詞・サ変】少しだけ見ること。または、悟られないように目をそらす素振りをしてチラチラと見ること。
- 中
【接尾辞】「~の最中」「~中毒(~にハマっている状態)」の意。
- 中坊
【名詞】中学生を侮蔑または親しみの意を込めて呼ぶ。
- 超(チョー)
- (超)【接頭辞】本来の意味に近い表現。名詞の後に付けることで「かなり」「本当に」 の意を表わすが、従来と異なるのは「普通をはるかに超えた、尋常でなく」の意味を持たない使い方。
- (超・チョー)【副詞】(名詞・動詞・形容動詞の後に付けて)「とても」の意を強調するが、場合によってはこの限りではない。
- 直アド
【名詞】携帯電話またはPCプロバイダのアドレスのこと。本アドともいう。もともとは出会い系用語。 →サブアド、フリーアドレス(反対語)
- 直で-(する)
【接頭辞】直接~(する)が変化した言葉だが、「(途中何かを経由しないで)いきなり~(する)」などの意味で使用される。
- 直電・直メ
【名詞】直電話・直メールの略。直接電話やメールをすること。これも、もともとは出会い系用語。
[編集] つ
- つえー
【形容詞】「強い」がなまったものだが、「凄い」の意味でも使われる。
- -っす
【助動詞】体育会系(敬)語。「-です」の短縮形。「いい-よ」
- っちゃあ
【助詞】「~といえば」の縮まった語。
- -って感じ
【接尾語】
- ~の様である、の意。修飾される物事や状態を強調、再確認するようなニュアンスが含まれる。「その振舞いおやじって感じ。」
- ○○らしい。○○ならでは。○○特有の。
- -って話
【接尾語】「~といいたい」「~ということ」の意。
- -つながり
【名詞・接尾語】
- 話や物事の流れ。「そのギャグとさっきの話、どういうつながり?」
- 人的な交際関係。「彼は暴力団と秘密裏につながりをもっている」
- 何らかの共通事項を表す際にも使用される。 「○○つながり」
- つながる
- -っぱ
【接尾辞】(動詞の後に付けて)「~っぱな(放)し」の意。「やり-だな」「蛍光灯、付け-だった」
[編集] て
- で
【接続語】それで。「でさぁ」とも。
- でえーい
【感動詞】人をからかうときに使われるが、意味はない。
- ていうか
- 【接続語、副詞】「つーか」「てか」とも。
- 相手の意見を暗に否定する際に用いる。
- 今までの展開を無視し、自分の主張をしたい時に用いる。
- 【感動詞】意味のない接続語。
類義語「ところで」「話は変わるが」
- テクる
【動詞】「テクニカルプレイをする」という意味。「ロナウジーニョがゴール前でテクる」等と使用。「テクっている」と使用すると、今現在技術を行使しているという動詞的意味よりむしろ、「技術がある」という意味の形容詞的な状態を指す表現になることが多い(「全国大会に出場するほど、格闘ゲームをテクっている」)。
【接尾辞】
- 「~は」をぼかした表現。「気持ち-には」「長さ-には」
- 「~としては」の意。「私(わたし)-には」「○○さん-には」
- 「~みたいな」の意。「-した的な」
- テンパる
【動詞】
- 「テンションが張る」の略。緊張すること。
- 天然パーマ。または、寝癖がついてしまうこと。
- 慌てる
[編集] と
- どうよ?
- とか
【格助詞】はっきりしない事柄を示す意。→ぼかし表現。
- ドカティ
【名詞】「土方風ファッション」の意。だぼだぼのニッカボッカなどを着用する。なぜか暴走族(いわゆるヤンキー)やチーマーに多い。
- 特筆(モノ)
【名詞・サ変、形容動詞】「強調して評価する」の意であるが、針小棒大な表現が若者流。
- 鳥肌(が立つ)
【連語・タ行五段】「身震いして産毛が立つこと」から、非常に感動すること。→上記「特筆」と同じ用法も。
- とりま
【接続】「とりあえず、まあ」の略語。
[編集] な
- ~ない?
【形容詞】動詞・形容詞の後につけて、同意を求める言葉。「凄くない?」は、「凄いんじゃない?」→「凄いでしょう」。
-
- ~なくない?
- 流れ
【名詞】いずれも芸人の間で使われ始めた表現。「成り行き」の意。
- なし(無し、ナシ)
【名詞、接尾辞、形容動詞】「無い」とも。話者の価値観に合わないものや、常識外れのものを指していう。「ありえない」がさらに短くなったものか。「あれは-」「-わ~」
- ナゾい
【形容詞】「変」「おかしい」という意味で使われる。「この人ナゾい」など。
- 何気(なにげ)に
【副詞】なんだか、割に、意外に(ほめ言葉として)。
- -な
【格助詞】形容動詞とは異なる言葉につける、若者流の用法。
-
- -な人
- 【連語】上記「-する人」と同様、自分を客観視した言葉。
- 生(ナマ)
- 【接頭辞】憧れの著名人(芸能人・スポーツ選手など)に、テレビや写真でなく実際に会えることの意。
「-松坂(ボストン・レッドソックス)」「-KAT-TUN」
- 【名詞】「生意気」の略。「ナマ言ってんじゃねえ!」
- なるへそ
【感動詞】なるほど。
- なんか
- 【副詞】何だか。
- 【接続詞】特に意味は無いが、次の言葉が思い出せないときなどにつなぎに使う。
- なんちゃって
【接頭辞】偽~。「-シャネル」など。
- -なんで
【接続助詞】-なので。→ぼかし表現の一種。
[編集] に
- 似ない
【形容詞】「似ていない」の略。
[編集] ぬ
- ヌーボー
【形容動詞】フランス語で「初物、新作」の意を表す「ヌーボー」と「ヌボーッとした」を掛けた語。
[編集] ね
- ~ね?
【形容詞】「~ない?」と同義。「凄く-」
- ネタ
【接尾語】「ネタ」は、現在では若者言葉でも俗語でもなく、幅広く用いられているが、「またその話か、もう聞きたくないよ」または「その筋の話ないかな?」という意味もある。
[編集] の
- ノリ
【名詞】
- 赴き。
- 上記「流れ」の2.と同義語。
[編集] は
- パー
【助数詞】パーセント(%)。「(果汁)100-系のジュース」「100-間違いない」
- -入ってる
【動詞・助動詞】
- -な気分だ。
- -に似ている。
- 爆睡
【動詞】眠りこけること。
- パクる
【動詞】
- 真似をする。
- 盗む。万引きや置き引きをする。
- (多く受身の形で)警察に逮捕されたり、検挙されたり、任意同行を求められたりする。
- 激しく
【副詞】
- (動詞の前に付いて)尋常ではない様。程度を超えて。めちゃめちゃに。「-壊れる」
- とても。心から(?)。「-欲しい」「-お気に入りだ」
- ハズ(はず)い・恥ずい
【形容詞】「恥ずかしい」の短縮形。「むずい」(難しい)、「なつい」(懐かしい)などの部類。
- ぱちもの
【名詞】にせ(偽・贋)物。転じて、一流とは言えないこと。「ぱちもん」ともいう。
- ばっくれる
【動詞・ラ行下一段】→「しらば(っ)くれる」(とぼける)が縮まった語。
- 白を切る。とぼける。
- 途中で(嫌になって)こっそり逃げ出す。
- はっちゃける
【動詞】
- 閃く。または、吹っ切れる。
- 羽目を外して騒ぐ。
- ハブる
【動詞・ラ行】1人だけ仲間はずれにすること。村八分が縮まったとする説と、「省く」の変形とする説がある。
- ハンパない/ハンパねぇ
【形容詞】半端じゃない。「こいつのキモさハンパない」のような使い方をする。
-
- ぱない/ぱねぇ
- 【形容詞】「ハンパない」の略語。
- ハリー!
【動詞】早くして。「Hurry up(ハリーアップ/早く)」からきている。
- バリ/バリバリ
【形容詞】「とても、もの凄く」などの意味で使われる。「めっちゃ」などと同義語。
[編集] ひ
- 引く
【動詞】興ざめすること。思わず距離を置きたくなってしまうような、容姿や行動に対して用いられる。上位語に「ドン引き」があるが、「引く」とは違い、常に活用しない。「ああいう男には-」「私もドン引き」「-わぁ~」
- ピピッと
- 微妙
[編集] ふ
- ブタゴケ
【名詞・サ変】大失敗すること。上記「コケる」の強調形で、「ドン引き」に近い用法。
- 普通
- 好きでも嫌いでもないこと。例:「私のこと好き?」「普通」
- 関心を惹かれない。食指が動かない。
-
- 普通に
- まあまあ。特に秀でてはいないが、及第点・平均点はあげられる。
- 遠慮せず。気兼ねせず。あれこれ案じずに。
- ブッチ
【名詞・サ行変格】 (「ブッちぎる」から)
- 約束などをすっぽかす。
- 電話に出ずにいる。また、居留守を決め込む。
- ぶっちゃけ
【副詞】単刀直入に、包み隠さず。→「ぶっちゃける」に由来。「ぶっちゃけた話」の短縮形。
[編集] へ
[編集] ほ
- ボコる
【動詞】殴打して重症を負わす。
- -本
【名詞】額の広さが指-本分の広さであること。若者曰く「4本」以上だと「ハゲてる」らしい。
[編集] ま
- マイ
【接頭辞】英語の"my"(私の、僕の)。本来は英語にのみ用いられるが、それ以外の外来語や純然たる日本語に用いるのが若者流。「-ケータイ」→マイブーム
- 真逆
【名詞・形容動詞】まったく逆、正反対の意。
- マジ
- 「真面目に」の短縮形。いずれも「本当に」の意。
- 【副詞】本当に。冗談抜きで。「-感動したよ」「-すげぇ」
- 【感動詞】時として半信半疑の意を込める場合も。
- 【接頭辞】本当の。お世辞抜きの。
- 【形容動詞】真剣な。真面目な。
- マスった
【動詞・過去形】「ミスった」(失敗をした)と同義。中学生が「ミスッた」を「マスった」と言い間違えたことをもとに流行した言葉。
- マッハ
- マブ
【副詞・形容動詞】上記「マジ」と同義語であるが、こちらはそれほど使い道はない。
- マブい
【形容詞】眩いほどの威光が射して見えるという意味で、
- かわいい。→男子が異性の風貌(特に顔)に対してのみ用いる。
- かっこいい。「マブい車」
[編集] み
- ミスった
【動詞・過去形】「失敗(ミス)をした」という意味。
- みたい
- 「~みたいだ」とは、「~(を)みたような」の転であり、語尾に付けて「~のようだ」の意を示す。したがって、「~みたい」では不完全なのであるが、近年は次のような誤活用が見られる。
【形容詞】(「~みたく」の形で)~のように。
-
- みたいな
【副詞】
[編集] む
- ムズい
【形容詞】むずかしい。
- 無理
【名詞】 嫌だ。嫌いだ。苦手だ。「あの人の態度、私は無理だ」「アレルギーのため、特に猫が無理だ」
[編集] め
- メルアド/メアド
【名詞】「メールアドレス」の略。
- メガ
【接頭語】「程度を超えた、非常に」を表す。
- 目からウロコ(鱗)
【連語】感銘を受けること。→「目から鱗が落ちる」の短縮形。
- メル番
【名詞】(携帯端末・PCの電子)メールアドレス。
- メンゴ
【感動詞】「御免(なさい)」を入れ替えた語。
- 反省または謝罪の意はまったく無いに等しいため、軽く「失礼」くらいの表現。
- メンドい
【形容詞】「面倒くさい」の略語。
[編集] も
- もの・モノ・もん・モン
【接尾辞】形容詞などの後につけて、「~に値する」「~したくなる」など感動の意味を作る。「感動モノ」「涙モノ(泣きたくなるほど素晴らしい)」
- 基本的に10~30代が対象の雑誌や番組のテロップで使われる表現であるが、中高年層も好んで使う。なにか事実をぼかしているようで好ましくないとする人もいる。
- ものっそい
【形容詞】ものすごい。
[編集] や
- やっぱ(し)
【副詞】やはり。やっぱり。「やぱ」とも。→中高年層の間でも一般的に使われているが、正しくは「やはり」。「やっぱり」は口語的、「やっぱし」は俗な表現であるので、後者は改まった場面では使うべきではない。
- ヤバい
【形容詞】 元は盗人の隠語。
- 本来の意味に近いのは、
- 切迫した事態の意。
- 後ろに手が回りそうだ。
- 若者流の用法としては、
- 如何わしい。
- 気まずい。
- 「予想外に」の意。
- やめ(ヤメ)
【名詞・動詞・形容動詞】やめること。
- 雑誌や携帯・パソコンのメールでは、通常は漢字で「止める・辞める」、あるいは平仮名書きするのが普通だが、「ヤメる」「ヤめる」といった表記も使う。さらに嫌悪感・憎悪感をあらわにする場合は「ヤメロ」とも。
- やりぃ
【動詞・過去形】「よくやった」という意味。
[編集] ゆ
- ユー
【二人称】あなた。君。→軽蔑または親しみの意を込める。
- ゆ(言・云)う
【動詞】「言う」は、もともと「い-ふ」が現代仮名遣いの施行によって「い-う」に書き換えられたものである。口語では「ゆう」と聞こえるのだが、「ゆう」は小中学生にありがちな書き違い。これがいつの間にか(髪などを)「結う」と同じ活用の仕方に変わったもの。「そんなこと-・ってない!」「じゃ、今から携帯番号-・いますよ」
[編集] よ
- 用
【接尾辞】ここでは規範的でない用法を挙げておく。
- 「~するときに使う」の意。
- よっしゃ
[編集] ら
- ラチる
【動詞】「拉致する」の略語。本人の意思に関わらず強制的につれてくる、といった意味に使われる。
[編集] り
- リアクション
- 【名詞】英語の「reaction」。「反応」といった意味で、相槌や驚きも含め、他人の言動に対して気持ちを表す行為全般を表す。無反応またはそれに近い状態は「リアクションが薄い」と言う。
- リアル
短縮形として「リア」とも。
- 【形容動詞】「本気」「掛け値なく」の意。
- 【接頭辞】前記「マジ」「ナマ」と同義語。
[編集] る
[編集] れ
[編集] ろ
[編集] わ
- 鷲づか(摑)み
【名詞・サ行変格】「鷲のようにがっちり摑む」の意から。
- 独り占めすること。まとめてかっさらうこと。
- 虜(とりこ)にすること。
- 悪くない
【形容詞】
- まあまあ良いと思う。
- まんざらではない。
[編集] ん
- ンじゃま
【接続詞】「それじゃまあ」→「そんじゃまあ」が短縮されて出来た語。「ンじゃま、そういうことで」