藤子不二雄ワイド
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藤子不二雄ワイド(ふじこふじおわいど)は、1985年から1987年までテレビ朝日系で放送されたアニメ専門番組。
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[編集] 概要
それまで独立30分枠だった「パーマン」と「忍者ハットリくん」を統合し、そこに新シリーズとして「プロゴルファー猿」を加えた、1時間に3本の藤子不二雄アニメ編成で、まさに藤子アニメ・コンプレックスゾーンだった。当時提供スポンサーでもあった中央公論社が週1回発行していた週刊単行本藤子不二雄ランドのアニメCMが放送されていたのもこの番組。なお、放送枠を延長したスペシャルの際は「藤子不二雄ワイドワイド」と銘打っていた。
1980年代中盤のテレビ朝日を代表する人気番組の一つであり、この番組の放映期間中に共に10年以上続く長寿番組だった裏の「それは秘密です」(日本テレビ)と「ぴったし カン・カン」(TBS)を打ち切りに追いやっている。また、同時期に他時間帯で放送されていたテレ朝藤子アニメでも、「ドラえもん」の裏の「歌まね振りまねスターに挑戦!!」(日テレ、打ち切り)や「オバケのQ太郎」の裏の「ミユキ野球教室」(日テレ、時間帯変更。おまけに御幸毛織以外のスポンサーがついた複数社提供になったため、オープニングの「ミユキの歌」も流れなくなった)など、あらゆる裏の長寿番組をことごとく打ち切りか時間帯変更に追いやる“長寿番組キラー”ぶりを見せるなど、この時期の藤子アニメはまさに絶頂期といえた。しかし1987年秋の改編における「ニュースシャトルANN」の開始に伴い、惜しまれつつ終了した。
[編集] 放送時間
[編集] 放送作品
- 1987年3月31日まで
- 1987年4月7日以降
- パーマン (第1部)
- プロゴルファー猿 (第2部) - 本枠消滅後は月曜日の「藤子不二雄A ワールド」に編入
- エスパー魔美 (第3部) - 本枠消滅後は同じ火曜日の枠で独立番組化。事実上の後番組となる
[編集] 番組OP/ED
[編集] ネット局
- 同時ネット:北海道テレビ、東日本放送、福島放送、テレビ朝日、新潟テレビ21、テレビ信州、静岡けんみんテレビ(現:静岡朝日テレビ)、名古屋テレビ、朝日放送、瀬戸内海放送、広島ホームテレビ、九州朝日放送、鹿児島放送
- 時差ネット:青森放送、秋田テレビ、山形放送、山梨放送、北日本放送、石川テレビ、福井放送、山陰放送、山口放送、テレビ愛媛、高知放送、長崎放送、テレビ大分、テレビ宮崎、琉球放送