西上田駅
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西上田駅(にしうえだえき)は、長野県上田市下塩尻屋敷にあるしなの鉄道・日本貨物鉄道(JR貨物)しなの鉄道線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 島式(下り本線と中線)および相対式(上り本線)の2面3線構造の地上駅。ホーム間の移動は、上田駅寄りの跨線橋を利用する。留置線を有する。
- しなの鉄道社員配置駅。
- 中線は当駅を発着する貨物列車が使用する。
[編集] 貨物取扱
- 取扱貨物は、車扱貨物である。
- 駅東側にある日本オイルターミナル上田営業所の石油荷役設備へ構内側線が続いている。川崎地区の末広町駅や浮島町駅よりそこまで石油輸送を行っている。そのため川崎貨物駅~当駅間に1日1往復の専用貨物列車が運行されている。
- かつては、駅西側にある住友大阪セメント西上田サービスステーションにあったセメント荷役設備へ続く専用線があり、セメント輸送を行っていた。
[編集] 駅周辺
- 日本オイルターミナル上田営業所
- 住友大阪セメント西上田サービスステーション
- 上田西高等学校
- 国道18号
[編集] 歴史
- 1920年(大正9年)6月1日 - 国鉄信越本線の北塩尻駅として開業。
- 1956年(昭和31年)4月10日 - 西上田駅に改称。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 駅構内の日本オイルターミナル上田営業所営業開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、JR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1997年(平成9年)10月1日 - 信越本線の一部がしなの鉄道に転換され、当駅は同社とJR貨物の駅となる。
- 2003年(平成15年)3月 - 上田西高等学校生徒の企画で、北口から南口を結ぶ歩道橋が完成。