西谷昇二
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西谷 昇二(にしたに しょうじ 1956年-)は、大手予備校代々木ゼミナールの英語科講師。
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経歴
- 高知県土佐高校出身
- 国際基督教大学卒業 (慶應・早稲田にも合格している) 東大はダメだったらしい。
- 研数学館講師を経て、現職
- 多摩大学や杏林大学のオープンキャンパスで入試英語対策講座も行ったこともある。
- 2005年6月29日には早稲田大学大隈講堂にて早大サークル主催のもと「予備校講師はユメオヤジ」と題した講演会を行い、1400人を集めた。
人物像
- 1980年代後半から代ゼミのトップ講師として君臨し続け、その圧倒的なカリスマ性はいまだに衰えを見せない。担当するサテライン講座の数は、代ゼミ有数。
- 1990年代には旺文社主催のラ講スクーリングで札幌に出講していたこともある。
- 現在は、主に代々木校、横浜校、名古屋校に出講。名古屋校にも出講し、その際はホテルを利用するため、東京の自宅には年100日近く家を空ける。講習会では各地の校舎に数多く出講し、特に2005年度以降は夏期講習の「SUMMER DREAM」という 1 日 3 コマ完結の講座で、ほとんどすべての地方校舎でライブで授業を行う多忙ぶりである。
- カラフルなチョークを駆使した英文の図解(ダイアグラム化)や同形反復理論、英語の上下構造論に基づく教授法は多くの受験生の支持を集めている。語彙リスト・リーディングバイブルなどを収録した独自編纂のテキストは数百ページにも及ぶことがある。授業はほぼ満席状態。
- 教授法の特徴としてイディオムなどの文法事項、単語の意味をただ暗記させるのではなくコアから解説するというスタンスを取る。
- 基礎を大切にしており、単語、文法、論理の三位一体となる授業を展開。冬期直前講習会の「CANDY ROCK」は、長文以外(長文は「BOOTLEG」)の単語・熟語・英文法を徹底してマスターする講座でありかなりの人気を得ておりすぐに締め切られる。
- 長文読解の問題では、読解のカギとなる英文を黒板に写し、いろいろな色のチョークを上手く使って文法・構文等の要所をわかりやすく説明する。授業後の復習を重視しており、復習の際に生徒が要点をきちんとつかめるようにという配慮がされている。
- 熱いトークをし、受験生のやる気を引き起こしている。講習会の最後に受験生への激励として、THE YELLOW MONKEYの歌や「アンパンマンのマーチ」などを熱唱することもある。
- 東京都渋谷区在住。サッカーが大好きで大学受験をサッカーによくたとえる。ちなみに家の近くのクリーニング店に前サッカー日本代表監督ジーコも来ていたらしい。故に、早朝代々木公園を走っているらしい。
- 「夢をもたなければ何事も始まらない」という持論を展開する。
- 大学3年の5月に将来への不安から学校へ行く気が失せ、50ccのバイクと現金2万円だけをもって北を目指した。(本人曰く、「風の声がした」)数週間かけて青森県に到達したがそのとき既に所持金は1000円となっていて、寂しさからパチンコをして失敗し現金35円となった。その後海を見に行くと、奇遇にも高円寺の人(西谷は吉祥寺に住んでいた)にあって、その人によって助けられたらしい。その後北の大地、北海道まで到達し、9月まで様々な出会いと経験をしたようだ。この経験が今に本当に役立っているとのこと。本人によれば、上記の「風の声」は一生の間に3回は聞けるそうだ。
- 高校時代に親への反抗心から家出し、パチンコ屋で「遠藤」と名乗り年齢をごまかして働いていたこともある。年齢と家出していることがバレ、結局は実家にもどることになったのだが、そのときの雇用者にちゃんと実家に戻って親と向かい合えと言ってもらえて良かったとのことである。なおパチンコ屋では他の従業員とはうまくいってなかったようである。
- 最近はアロマがマイブームらしい。
激励のパフォーマンス
- 講習会の最後に受験生への激励として、THE YELLOW MONKEYの歌や「アンパンマンのマーチ」などを熱唱する。
- 代々木校での2005/2006年冬期講習会では珍しく「SUPER ENGLISH」、[FLASHBACK ENGLISH」共に激励の歌はなかった。その理由は下記にある花火点火事件が原因と思われる。
- 同じく同校舎の2006年夏期講習会「ENGLISH CORE」も激励の歌はなかった。ただし、2006夏期の「FLASHBACK ENGLISH」、「SUPER ENGLISH」では最終日、イエローモンキーを歌った。
度重なる花火点火/破壊事件
- 2005年度夏期講習会での単科講座「ENGLISH CORE」第5講で、講義終了後に受験生を激励するために熱唱している最中に、教壇に置いてあった生徒からの差し入れの花火に点火して、天井が焦げてしまい、教務から大目玉を食らったというお茶目なエピソードがある。このため、2005/2006年冬期講習会「SUPER ENGLISH」、翌2006年の「ENGLISH CORE」では、花火を教壇に置かないように生徒に頼んだ。
- しかし、2006年度の横浜校での夏期講習会の単科講座「SUPER ENGLISH」第5講の講義終了後に、「アンパンマンのマーチ」を熱唱している最中にまたしても教壇に置いてあった花火に点火。なお前年とは違い、このことを体験したのは、この日横浜校で授業を受けていた人のみであった。また同日、同校の夏期講習の単科講座「ENGLISH CORE」の第5講終了後も教壇に置いてあった花火に点火。
- 2006年度の高崎校での夏期講習会、単科講座「SUMMER DREAMS」にて授業を1時間延長という異例の事態の後、上記と同じく教壇に置いてあった花火を点火。
- 2006年度の札幌校での夏期講習会、単科講座「SUMMER DREAMS」にて受験生を激励するために熱唱している最中に手持ち花火に点火。
- 2006年度夏期のの九州地方の出張授業において、「ENGLISH CORE」のイメージをペットボトルやモノを使って表現する際、ペットボトルを力過って講義台にぶつけ、ヒビが入った。その後この講義台がどうなったかは不明(ちなみにこの会場は代ゼミの校舎ではなかった)。このように、「ENGLISH CORE」の際にはモノが飛び交うことがしばしばある。
- また2005年、夏期講習中に神戸校へ出講した際「アンパーんち」と叫びながら天井を破してしまい、現在も修理されずにそのまま残っている。
- さらに2006年名古屋校の「ENGLISH CORE」の最中に上記のように天井にパンチをかまして突き指をし、「チョークが持てねぇ」と発言。
主な担当講座
本科
- 国公立大英語<A>
- 早慶上智英語
- 英文法A
- 私大英語A
- センター試験英語テスト演習
- 英語語彙・語法
単科
- SUPER ENGLISH《読解・文法・単語⇒三位一体編》
- FLASHBACK ENGLISH 《原点回帰⇒発展応用》
- 早慶英語
春期講習会
- 早慶英語
- SUPER ENGLISH《読解・文法・単語⇒三位一体編》
- FLASHBACK ENGLISH《原点回帰⇒発展応用》
夏期講習会
- 早慶英語
- SUPER ENGLISH《読解・文法・単語⇒三位一体編》[読解中心]
- FLASHBACK ENGLISH《原点回帰⇒発展応用》[読解中心]
- 英文法解法バイブル《整序・正誤・会話・4択・全語法》[文法中心]
- ENGLISH CORE《100コのりんご》[単語中心]
- センター英語SPECIAL《究極の実用英語》
- SUMMER DREAMS《英語要点網羅集》
冬期講習会Ⅰ期
- センター試験英語テスト<Over180!>
- 早慶英語
- SUPER ENGLISH《読解・文法・単語⇒三位一体編》[読解&英作]
- FLASHBACK ENGLISH《原点回帰⇒発展応用》[読解&英作]
- 英文法ファイナル[文法・語法・会話・整序・発音]
冬期講習会Ⅱ期
- CANDY ROCK《読解以外総集編》
- BOOTLEG《英文解釈総集編》
- XS《最新最頻最強英語》
著作
学習参考書
- 『西谷昇二の英文解釈』(旺文社、1996年)
- 『西谷昇二の英語 入試頻出語法100』(旺文社インタラクティブ、1997年)
- 『西谷昇二の入試英語読解最強アイテム100』(旺文社インタラクティブ、1998年)
- 『西谷の英語重要語法96 Yozemi TV-net』((代々木ライブラリー、1998年)
関連項目
外部リンク
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