軍備管理
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軍備管理(ぐんびかんり Arms control)とは、軍事力に関する能力向上を規制することにより、軍事的緊張の拡大を抑えようとする考えのこと。近い概念として軍縮があるが、これは軍備を現状より「縮小すること」を意図するものであり、軍備を現状より「増加させないこと」を意図する軍備管理とは、異なる概念である。
この言葉は、1960年代以降にアメリカ合衆国などで用いられた。冷戦後は、大量破壊兵器の拡散防止、拡散後の対処などに焦点が移っている。
[編集] 軍備管理に関係する会議・条約
注:ウィキペディア英語版より転載
- ワシントン海軍軍縮条約, 1922年
- 毒ガス等禁止議定書
- 宇宙条約, 1967年
- 核拡散防止条約, 1968年
- 弾道弾迎撃ミサイル制限条約, 1972年
- 環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約(環境改変兵器禁止条約), 1976年
- 中距離核戦力条約(IMF条約), 1987年
- ミサイル技術管理レジーム (MTCR), 1987年
- 欧州通常戦力条約, 1992年
- 第一次戦略兵器削減条約 (START I), 1991年
- 第二次戦略兵器削減条約 (START II), 1993年
- ワッセナー・アレンジメント, 1996年
- 包括的核実験禁止条約(CTBT), 1996年
- Open Skies Treaty, 2002年
- モスクワ条約 (SORT), 2003年
[編集] 関連項目
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