重装輪回収車

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重装輪回収車（じゅうそうりんかいしゅうしゃ）は、陸上自衛隊で使用されている8輪の装輪式回収車両である。

目次 1 概要 2 諸元・性能等 3 関連項目 4 外部リンク

[編集] 概要

陸上自衛隊が装備する装輪式装甲車両の回収及び整備支援をする為に開発された。車体の基本部分は03式中距離地対空誘導弾の射撃用レーダー装置・発射装置・運搬装てん装置の搭載車両にも使用されている。

車体後方にクレーン装置と吊り上げ牽引装置を各1器、車体の前方と後方にウインチを計2器を装備。操縦室の後方に予備のタイヤ1つを搭載している。これにより、装輪装甲車両のエンジン交換や砲塔交換、転落した装輪装甲車両の回収や、走行不能となった装輪装甲車両の吊り上げ牽引走行などが可能となっている。

[編集] 諸元・性能等

• 全長：約11m
• 全幅：約3.8m
• 全高：約2.5m
• 車両重量：24.8t
• 牽引能力：約15t
• クレーン能力：約12t
• 最高速度：約100km/h
• 乗員：3名
• 製作：三菱重工業

[編集] 関連項目

• 装甲回収車
• 陸上自衛隊の装備品一覧

[編集] 外部リンク

• 陸上自衛隊 - 重装輪回収車