鈴鹿
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その示す地域としては、旧鈴鹿郡(現在の鈴鹿市および四日市市の一部、ならびに亀山市)とするのが一般的だが、鈴鹿国定公園を形成している鈴鹿山脈は、いなべ市、菰野町にまで及んでいる。
語源については、定説はない。壬申の乱のとき吉野から美濃へ向かっていた大海人皇子(後の天武天皇)が、増水した川を渡る折に鹿に鈴をつけて渡ったという伝説がある。現在では、篶竹(すずたけ)の生育地からきているというのが有力視されている。
旧東海道の坂下宿(現亀山市関町=土山宿間にある鈴鹿峠の鈴鹿関は、三関という重要な関所の一つであった。
現代においては、F1レースや8耐の開催される、鈴鹿サーキットが有名である。自動車・2輪ファンには聖地ともいえるところで、そのネームバリューを活用するため、鈴鹿市と亀山市は「鈴鹿」をご当地ナンバーに申請し、2006年(平成18年)10月10日から実施された。これに先立つ9月25日から27日の間Yahoo!において、同時に実施される17のご当地ナンバーについて人気投票を行ったところ、総得票の38%を集め圧倒的な一位であった。[1]