阪神5311形電車
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阪神5311形電車(はんしん5311がたでんしゃ)は、1968年に1両走行できる1500V専用車として登場した阪神電鉄の普通系車両である。
目次 |
[編集] 概要
- 電機子チョッパ制御(三菱電機製)。
- 鋼鉄製車体。
- 最高速度110km/h(各停運転時は最高91km/h)。
[編集] 内外装
- 車内はロングシートである。
- 阪神としては最後の行先表示幕装置未設置車で、前面に方向板を掲出して運転されている。
[編集] 運用
[編集] 在籍数
4両が製造されたが1999年に2両が5500系との置き換えで廃車。2006年10月現在、5131形の2両とで梅田・西九条側から(5143M'c-5144M-)5313M'c-5314Mcで4両編成を組み、行先表示幕を装備する5131形は「普通」のみを表示して、5143M'cの前面にも方向板を掲出しているが、将来5500系が増備された場合は、廃車される可能性はある。
阪神電気鉄道の車両 |
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現用車両 |
赤胴車: 1000系, 9300系, 9000系, 8000系, 2000系, 7890形・7990形, 8701・8801・8901形, 7801・7901形 青胴車: 5500系, 5131・5331形, 5001形(2代), 5311形 |
過去の車両 |
赤胴車: 3000系, 3801・3901形, 3521形, 7601・7701形, 3301・3501形, 3561・3061形 青胴車: 5261形, 5231形, 5151形, 5101・5201形, 5001形(初代) 小型旧性能車(鋼製): 1001形・1101形・1111形・1121形・1141形, 851形・861形・881形, 801形・831形, 601形, 701形 小型旧性能車(木製):301形・311形・321形・331形・291形, 51形, 1形 事業用車・電動貨車: 101形, 111形・112形・121形 (貨車), 67・69形, 151形, 155形 併用軌道線車両:201形, 91形, 71形, 121形,31形,1形, 51形・61形, 501形 |
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