霧の感情飛行
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霧の感情飛行(きりのかんじょうひこう)は、朝日放送(ABCテレビ)が制作し、NETテレビ(現・テレビ朝日)系列で放送されたテレビドラマ。1975年4月7日~8月25日の間、月曜夜9時からの1時間枠で放送された。全21回。
目次 |
[編集] 作品内容
東京郊外にあるC飛行場を拠点とする小さな航空会社「東京冒険ヘリ」は、他社が嫌がる仕事を引き受ける不思議な会社である。たとえば、経費がかさむ長期間の探索飛行、燃え盛る石油タンクの消火作業、さらにはワルツなどのBGMに乗せての曲芸飛行、などである。
そこへ、冒険ヘリが怪しいと睨んだ刑事と、ひとりの女の出現によって、冒険ヘリは窮地に立たされる。
[編集] 制作の背景
本作は、東京・大阪のJNN/ANN系列の変更(腸捻転ネットワークの解消。それまでのTBS - ABC・NETテレビ - 毎日放送(MBS)が、TBS - MBS・NET - ABCとなった)により、新たに設けられたドラマ枠のひとつである。
しかし、複雑な物語の展開が視聴者には理解されず、2クール=26話の放送予定を全21話に短縮。プロデューサーを務めた山内久司(現・朝日放送常任顧問)は、前年の『斬り抜ける』(TBS系時代末期)、ほぼ同時期に放送された『必殺必中仕事屋稼業』(本放送の途中でTBS系からNET系に移行)とともに、3作のドラマを台無しにしてしまう(しかし『仕事屋』の次の「必殺シリーズ」『必殺仕置屋稼業』で名誉を挽回した)。
[編集] キャスト
[編集] スタッフ
- プロデューサー:山内久司
- 演出:西村大介
[編集] 番組の移り変わり
ABCテレビ (本番組開始以降はNETテレビ→テレビ朝日系列) 月曜21時台 | ||
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前番組 | 霧の感情飛行 | 次番組 |
月曜ロードショー(TBS制作) ※21:00~22:55 ここまでTBS系列 (毎日放送(MBS)に番組移行。 ABCでのネットは1975年3月24日まで) |
にっぽんの歌 (NETテレビ制作) |
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NET系 月曜21時台 | ||
にっぽんの歌(第1期) (ここまでNET制作枠) ※MBSは『プレイガールQ』 (12CHから同時ネット・ローカルセールス枠に降格) |
霧の感情飛行 (ABC制作枠) |
にっぽんの歌(第2期) (ここから再びNET制作枠) |