ワルツ
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ワルツ(Waltz, Valse)または円舞曲(えんぶきょく)とはテンポの良い淡々とした舞曲、及びそれに合わせて踊るダンスのことである。舞曲としてのそれは3拍子であるのが一般的である。ドイツ起源で、ドイツ舞曲、レントラーなどを元に19世紀初頭に成立したといわれる(言葉自体はフランス起源という説もある)。ほかに、3拍子の曲にワルツの名前を付けることもある(例:水色のワルツ、月影のワルツ)。
舞曲としては19世紀前半のヨーゼフ・ランナーやヨハン・シュトラウス1世、さらにそれに続くヨハン・シュトラウス2世ら兄弟のウィンナワルツが人気を博した。シュトラウス一家のワルツは、オーケストラによる演奏会用の作品としても有名である。
またロマン派の作曲家たちによって、どちらかというと舞曲ではない純粋の音楽作品としても多数作曲され、特にピアノによるものが有名である。このジャンルで最初のものは、カール・マリア・フォン・ウェーバーの『舞踏への勧誘』とされている(ワルツでなく形式に基づいて「ロンド」の名が付けられている)。続いてオーケストラ曲であるエクトル・ベルリオーズの『幻想交響曲』第2楽章「舞踏会」も有名であるが、これらは舞踏会の様子を表現した標題音楽的作品である。
演奏会用の作品としては、有名なショパンの一連の作品に続き、リストやブラームスらのピアノ曲が書かれた。
[編集] 主な作曲家と作品
(生年順に並べてある)
- ヨハン・シュトラウス - ウィンナワルツの項を参照
- ショパン - 華麗なる大円舞曲、子犬のワルツなど
- ワルトトイフェル - スケーターズワルツなど
- チャイコフスキー - 交響曲第5番の第3楽章、くるみ割り人形より花のワルツ
- ラヴェル - 高雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルスなど
[編集] 関連項目
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